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河原木氏実践『ゆめのリズムカレンダー』を“Seven Steps”で構想追試した。「日・月・火・…」をなかなか覚えることができなかった、特別学級の子どもも、英語の「1(ワン)・2(トゥ)……」は覚えることができ、歌いながらリズム打ちをすることができた。特別支援学級に合わせて指示は細かくしています。実態に合わせて実施可能です。
1.四分音符・四分休符・八分音符を導入する
指示1 (四分音符のカードを見せながら)四分音符。
「四分音符」
指示2 (八分音符のカードを見せながら)八分音符。
「八分音符」
指示3 (四分休符のカードを見せながら)四分休符。
「四分休符」
発問1 (四分音符のカードを見せながら)これなあに?
「四分音符」
発問2 (八分音符のカードを見せながら)これなあに?
「八分音符」
発問3 (四分休符のカードを見せながら)じゃあ、これは?
「四分休符」
慣れると、「○○さん、これなあに?」と個別にも指名して言わせる。
2.“Seven Steps”を手拍子を入れながら歌う
(1 2 3 4 5 6 7と板書して、数字の下に四分音符のカードを貼る)
指示4 1(ワン)・2(トゥ)・3(スリー)・……・7(セブン)(と言いながら、1拍ずつ手をたたく)。みんなで、さん、はい。
1拍ずつ、手をたたきながら歌わせる
「1(ワン)・2(トゥ)・3(スリー)・……・7(セブン)」
手拍子【タン・タン・タン・タン・タン・タンタン】
指示5 手拍子をしながら、“Seven Steps”を歌いましょう。
教師も手拍子をしながら一緒に歌う。
3.四分休符・八分音符を導入する
発問4 ずっと手をたたいていたら疲れるよね。どこか休みにしない?どこがいい?
挙手で指名。「2」と言われたら、数字の「2」の下のカードを四分休符のカードに代える。
指示6 「2」のときは、手はお休みにして歌いましょう。
手拍子【タン・ウン・タン・タン・タン・タン・タン】(注:ウン=休符の意)
指示7 あら〜っ!お休みなのに、手をたたいていた人がいたね。もう1度。
発問5 とっても上手になったから、もう1つお休みを増やそうか。どこがいい?
同じように、3カ所、四分休符に代える。
指示8 手拍子をしながら、“Seven Steps”を歌いましょう。
発問6 休みすぎても、体がなまっちゃうね。ちょっと頑張るところをつくろうか?どこがいい?
挙手で指名。子どもが答えた数字を、八分音符のカードに代える。
言いながら「タタ」で手拍子させる。
教師が見本でやってみせてからさせる。
指示9 できるかな?さん、はい。
八分音符の場所を2カ所取る。
4.リズムの速さを変える
四分休符や八分音符の場所を入れかえて、何度かリズム打ちをさせる。
少しずつ速くする。リズムボックスなどを使って、同じ速さがキープできるように工夫する。
次は遅くする。
元の速さに戻す。
5.“Seven Steps”を手拍子を入れながら歌う
最後に作ったリズムで、手をたたきながら“Seven Steps”を歌う。
《先行実践》 河原木孝浩氏: 『ゆめのリズムカレンダー』 TOSSランド1236036
《参 考》 柴田泰士氏:『ゆめのリズムカレンダー(基本型)』 TOSSランドNo.1231092