エロです
ある意味変り種です
時系列としては、「車内暴走」の前の話になります
「車内暴走」でだめだと思った方はやめときましょう
あと、最初数十行が耐えられない方も止めた方がいいです
改めて言う必要などないかもしれないが、俺はいたって普通の男子高校生である。 どれくらい普通かというとあらゆる面において平均から平均のやや下あたりの位置をキープしてしまうくらいには普通だ。 身長も体重も顔も成績も、およそ思い付く限りのことはそうだと思う。 つまりは普通の男子高校生がそうであるように、俺も一応思春期真っ只中であり、思春期っていうよりむしろ発情期って言った方がいいんじゃないかってくらいには、そういうことに興味もあれば体を持て余しもするわけだ。 さて、俺もまた平均的な男子高校生である以上、気になったらネットで検索、むしろネットで発見な感じで夜のお供のあれやそれなんかを探しちまうわけだ。 画像やなんかを漁るのは勿論のこと、工作系にも手を出してみたりもした。 定番といえば定番の温めた切目入り温めこんにゃくも試したし、片栗粉Xもなかなかよかったが、こんにゃくは捨てる時に罪悪感があるくらいには食材として当たり前なものだったし、片栗粉Xにいたっては片栗粉の減りが早いと不審に思われそうになったので諦めた。 それでも、青い春というよりむしろ性春な若造らしく、ついついもっとキモチイイ方法なんかを探しちまっているうちに、俺はとんでもない深みにはまっちまった。 前立腺なんて言葉をググることから始ったそれは、いつの間にやら俺を怪しげなまとめサイトに誘い込み、気がつけばアヌスに濡らした綿棒を突っ込んでいた。 最初のうちは違和感しか覚えなかったというのに、その違和感がなにやら妙に後ろ髪引かれるような感覚をもたらし、風呂に入った時なんかにそこに指を入れてみたりするようになっていた。 意識を集中させると、むず痒いようなもどかしさが募り、もっとはっきりと感じたくなった。 そうこうするうちに、それがはっきりとした快感になっていったことは言うまでもない。 今となってはそこで感じるどころか、乳首への刺激だけで射精に至れるし、ドライでいくことも出来る有様だ。 恐ろしい進化を遂げたと言うほかない。 そうでなければ、こんなことなど考えもしなかっただろう。 そこに、指や太マジックなんかじゃなく、本物を入れたらどうなるんだろうか、なんて。 恐るべきはこの年頃の性欲か、はたまた俺が持ち合わせていたらしい素質なのか。 ともあれ、ヒマさえあれば後ろに意識をやってしまうほどそれに取り付かれた俺は、出来る限り安全かつ秘密裏に、その願望を実現させたいと具体策さえ練りはじめた。 白羽の矢を立てた相手は、口の固さと気立てのよさのみならず、ルックス的にも問題なさそうな部活仲間、我らが副団長であった。 幸い、仕込みだけは前からしてあるし、妥当なところだろう。 仕込み、というか、嫌がらせじみた猥談だな。 きっかけはただ、いまひとつ弾まない会話に耐え兼ねて、俺がまるで谷口のあほかなにかのごとく、 「古泉、お前みたいな爽やか面したイケメンでも、オナニーなんてすんの?」 というすこぶるつきで頭の悪い発言をしたことだったのだが、一瞬ぎょっとした顔をしつつも恥ずかしそうに頬を染めた古泉が、 「…そりゃあ、僕だってしますよ」 と小さな声で答えたのが、妙にツボで、それ以来、古泉に羞恥プレイを仕掛けるのが癖になった。 羞恥プレイというか、俺のオナニー報告――より正確を期するならアナルオナニー(略してアナニー)報告と言うべきか――という方がいいのか? いつもならどんな無茶振りでも笑顔を崩さない古泉が、顔を真っ赤に染め、居心地悪そうにし、そのくせ興味はあるらしい素振りを隠せないでいる様を見ていると、言っちゃ悪いが興奮した。 そんなわけで、古泉には何をおかずにアナニーなんてやらかしているかということさえ知られている俺なのだが、それでも古泉を誘うというのは勇気がいることだ。 「やらないか」なんて発言で済みゃ楽だが、そうはいかんだろう。 というわけで、少しばかり絡め手でいくと決めていたある放課後のこと。 ハルヒがまたもや朝比奈さんに新しい衣装を持ってきて無体な真似をしているのを聞きながら、これは長くなりそうだと踏んだ俺は、小さな声で古泉に尋ねた。 「なあ、お前、無駄に色々と詳しいよな? イベントの情報だとか、新しい店がどうとか」 「それほどでもありませんけど……」 と苦笑するイケメンは、まだ俺の企みに気付いていないらしい。 いい加減、学習していい頃だと思うのだが。 「……この辺にハッテン場とかあったら知らねぇ?」 「…は?」 古泉はいっそ青ざめてないのが不思議なくらいの顔で俺を見た。 「お前も知ってるだろ。俺がやってること」 「え、ええ、それは…聞いてますから……」 恥ずかしそうにしながらも律義に頷く古泉に、俺は小さくため息を吐き、 「…もう、物足りないんだ」 かすかに古泉が息を飲んだ気がした。 その目は驚きに見開かれ、俺を凝視している。 「昨日も、指を三本くらい突っ込んで、中ぐちゅぐちゅに掻き回して、あんあん言いながら、すっげぇ気持ちいいのに足りないって思っちまった。もっと奥まで、もっと強く、熱いのがほしいと思ったら、もう他に考えられないくらいで……」 俺のいやらしい言葉の羅列に、古泉の顔がどんどん赤くなる。 何かを堪えるように、その手が固くにぎりしめられる。 「だからもういっそ、と思ったんだが、流石にお前も知らないか? やっぱりネットで探した方がいいのかね」 「本気なんですか?」 古泉は躊躇うようにそう聞いてきた。 否定してほしいと言われているのは分かったが、止められない。 「ああ。…もう、誰のだっていいって思えるくらいだ」 今だって、想像しただけで中が疼き始めている。 「誰のでも、いいんですか…?」 「そりゃ、俺だってむさくるしいおっさんとかは勘弁してもらいたいけどな。あと病気とかうつされるのは怖いし…。だが、選択肢が他にないなら、と思いもするんだよ」 「……だったら、」 古泉はじっと俺を見つめて言った。 「…僕じゃだめですか」 その言葉を、俺は期待していたはずだった。 だから、喜んで即答したっていいはずだってのに、そうするには古泉があまりにも真剣だった。 「古泉……?」 「僕ではいけませんか? こんなことを自慢するのはおかしいですけど、あなたから色々と聞かせていただいてますから、あなたがどこをどうするのが好きかなんてことも知ってますし、口の固さも折り紙つきと言っていいでしょう。今だって、他の誰にもばらしたりしていませんし、しませんよ。…あなたのその欲求を叶えるには最適の相手ではありませんか?」 「……いいのか?」 「分かっているはずでしょう? ……あなたに聞かされるたび、僕が興奮していたことくらい」 そう低く囁かれて、ぞくんと体が震えた。 「や、ば……っ」 瞬間、その場にへたり込みそうになって、俺は思わず古泉の腕を掴んだ。 「どうしました?」 慌てる古泉を見上げた俺の顔はきっと、こいつの顔よりもずっと赤かったに違いない。 「今のだけでイくかと思った……」 というか、軽くイった気がする。 「あなたって人は……」 「なんだよ。今更呆れたのか?」 「呆れてませんよ。……ただ、あなたって案外いやらしいですよね」 「案外ってのはなんだよ。俺は普通だ」 「そういうことにしておきましょうか」 くすくす笑いながら、古泉は俺を支え起こし、 「そろそろ中も静かになってきたようですよ」 と言う古泉に、俺は小さく、 「…今日、お前の家に行っていいか? 一度、家に帰って、必要なものを持ってくから」 「……お迎えにあがりますよ」 と古泉はどこかくすぐったそうに笑った。 そんなわけで、俺の目論見は見事にうまくいったわけなのだ。 上がり込んだ古泉の部屋は、前に聞いて羨ましがった通り、防音がしっかりしたマンションの一室である。 当然のように一人暮らし。 「羨ましい」 と唸る俺に、古泉は律義にもコーヒーなんぞ用意しながら、 「前にも言っておられましたね」 と笑う。 「羨ましいに決まってるだろ。…俺がいつもどれだけ苦労してると思ってるんだ」 「やはり大変ですか」 大変ですとも。 家族が寝静まってから、音をごまかすためにテレビをつけ、しかも布団の中に隠れてあれこれするんだぞ。 声を上げそうになるから口にタオルを噛んで必死に堪えるのも辛い。 出来れば思い切り声を上げた方が気持ちいいだろうに、緊張した状態では快感さえいくらか抑え付けられて思う様貪れない。 「では今日は、好きなだけ声を出していいですよ」 と言った古泉が俺を抱き寄せ、触れるだけのキスをした。 「んっ……!」 なんでそんなことすんだ、と驚く俺に、古泉はどこか不安げに、 「嫌でしたか?」 と聞く。 「別に、嫌ってわけじゃ…」 「じゃあ、いいですよね?」 そう言って、もう一度キスされた。 今度はすぐには離れず、唇を舌で舐められた。 むず痒さに身をよじっても気持ちいい。 そのまま深みを増したキスに呑まれる。 「は…っ、ぁ、ふ……。…ん、あっ……」 いつもアヌスをいじってると出るような声が、キスだけなのに溢れてくる。 「…気持ちいいですか?」 「ん…、て、言うかお前、慣れてねぇ…?」 「そんなこともないと思うんですけどね」 苦笑した古泉を抱きしめて、 「もっと」 とねだる。 どうやら、また新しい快感に目覚めちまったようだ。 自分から舌を求め、唾液を蜜のように貪る俺の背中に古泉の手が触れ、羽のように軽く触れていく。 「んぁっ、あ、それ……、くすぐったいだろ…」 「気持ちよさそうに見えますけど?」 からかうような言葉に首を振る。 「いいっ、けど、嫌だ…! そ、んな……」 「知らなかったんですか? 背中でこんなに感じること」 背中なんて自分じゃそんな風に触れんからな。 逃れようとしても抱きしめられた状態ではままならないどころか、かえって古泉の体に自分から抱き着くような格好になっちまう。 「もっとしてほしいんですか?」 「違っ…! わ、かってる、くせに……」 「可愛いですね」 「からかっ…! ひっ、ぅん……!」 途中で文句が途切れたのは、古泉が俺の震える腰を撫で付けたせいだ。 くずおれそうになるところを、そのままソファに座らされ、深く口づけられる。 それだけで体から力が抜け、ぼんやりしてしまう俺を、古泉は面白がるように人の悪い笑みで見つめていた。 部室なんかじゃ見ないようなそれを見つめる俺の服を脱がせにかかる。 脱ぎ易さで選んだシャツのボタンをすっかり外されても、俺は身動きひとつ出来ない。 とろんとしたままの俺にニヤリと笑って見せたかと思うと、古泉はいきなり、俺の両の乳首をいっぺんに引っ張った。 「ひぁあ…っ!?」 びくんと体が跳ねた。 目の前がチカチカする。 なんだ今のは。 ただ引っ張られただけ、それもただ乱暴にされただけに等しいってのに、自分で慎重にする以上に感じた。 「快感に弱くて、自分でこんなに開発してしまってるくらいなのに、そんなにうぶで無防備でいいんですか?」 などと笑う古泉は、話しながらもそれを弄ぶ指を止めない。 「ひぁ、だ、って、…っふぁ! あ! やあぁ…!」 「だって?」 「んなっ、こと、言われ…っひぁ!! …て、も……」 激しく痙攣する体の中が痺れるように疼く。 反射的に後ろに力を入れると、それだけでも気持ちいい。 「ズボン、しみになっちゃいそうですから、脱がせてしまいますね」 親切めかして言いながら、古泉は俺のズボンを脱がせた。 あらわになった下着は、先走りで既に汚れ、濡れ光っている。 「やっ…! そ、っち、は、触んなよ……」 「どうしてです?」 「触、った、ら、出ちゃ……」 「出したくないんですか? ……ああ、ドライでイきたいんでしたっけ」 うんうんと頷けば、古泉は引きもせず、むしろ面白がるように笑った。 「そう言えば、乳首だけでもイけるって、言っておられましたよね? イってみせてくださいよ」 と囁きながら、古泉は俺の胸に顔を近づけ、右の乳首に音を立てて吸い付いた。 「ふあぁ…っ! っ、それ、気持ち、いぃ……」 気持ちよくて、アヌスがきゅんと締まる感じがした。 「光栄ですね」 古泉は左にも舌を絡め、甘噛みしながら、濡れた右を指先で弄ぶ。 「ぁっ、あっ、…ひはっ…! あぁん…」 気持ち悪いほど声が出て、止まらなくなる。 気持ちいいことしか考えられない。 「っ、ぃっ、ぁ、ああぁぁぁ――…!」 尾を引く悲鳴のような声を上げて、俺は大きく体をのけ反らせ、イった。 はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しながら、快感の余波に震える俺に、 「本当にイけましたね」 と古泉は俺の髪をくしゃりと撫でる。 そんなことさえ気持ち良くて、そのくせ、これだけじゃ我慢出来ないと中が疼く。 「古泉…、後ろ……」 「してほしいです? 休憩もいりません?」 「んっ…らな……」 「呂律が回ってませんよ」 優しく俺をかき抱いて、 「寝室に行きましょう」 口説かれるまま、俺は古泉に半ば抱き抱えられつつ、一応は自分の足で寝室に向かった。 そこそこ綺麗に整えられた寝室を見回す余裕もなく、俺は古泉の唇を求め、縺れるようにしてベッドに倒れ込んだ。 「ローション…、持って来た、から……」 「僕も一応用意しておきましたよ」 と言って古泉はサイドボードの引き出しからボトルを取り出した。 「体勢はどんなのが楽です? 俯せですか? それとも、仰向け?」 「お前は…?」 「僕は、……そうですね、あなたの反応がよく見たいので、仰向けの方が」 「ん……、萎えるなよ…?」 俺は天井を向くと、自分から足を広げ、広げた足を自分で持って更に大きく開いた。 「萎えませんよ」 そう請け負って、古泉は手の平にローションを広げ、見せ付けるようにしてから、俺のぱくぱくと口を震わせるアヌスに触れた。 「あっ…、はぁ……」 「本当にほしくて仕方ないみたいですね」 と古泉が言ったのは、俺のどこを見ての発言なんだろうか。 いや、どこでもいい。 「ほしっ…、から……!」 早く、とねだる俺に応えて、古泉は指をゆっくりと埋めてきた。 自分のとは違う入れ方も角度も、それからこんな姿勢も、一緒くたになって俺を煽る。 「っは、ぁっあ、っ、んん…!」 「柔らかくて熱いですね…。痛くもなさそうですし」 「痛い、わけ、なぃ…! もっと…」 「どうしてほしいんです?」 「あ…っ、ゆ、び、二本、入れて…、入口、開くの、好きだから……っ」 「分かりました」 二本目の指も難無く飲み込んで、俺の中は浅ましく収縮する。 そこをぐいと力を込めて開かれると、 「ひゃ、ぁ、っ、あぁぁ…!」 声なんて、抑えようとしても抑えられないに決まってる。 倫理も道徳も嫌悪感さえ快楽に塗り潰される。 「どうします?」 なんて問い掛けに答える言葉も失った俺に、古泉は殊更に優しく、 「嫌だったら抵抗してくださいね?」 と囁くと、三本目の指を押し入れてきた。 少し引っ掛かりながらも入ってきたそれに、中を開かれ、体がのけ反る。 いよいよもう少しだと思うと、それだけでも先走りがだらだらと溢れて腹を濡らした。 ア行から成る間の抜けた嬌声しか上げられなくなった俺の内側を、古泉は探るように擦る。 前立腺を押されて、もう一度イった。 軽くなら、数え切れないほどイってる。 でも俺はほしくてほしくて堪らない。 「古泉っ、ほし、ぃ…!」 いやらしく腰を振ってねだる俺に、古泉は優しくキスを落とした。 「いいですよ」 と微笑んだ端正な面に似合わず立派なものを見ても、嫉妬なんてしやしねぇ。 むしろ、期待に全身が震えた。 あんな大きくて、凹凸のはっきりしたのに貫かれたら、自分じゃ届かないような奥まで突き上げられたら、笠の部分でごりごりと前立腺を擦られたら。 どんなに気持ちいいだろうか。 譫言のように呟いてしまっていたのか、古泉はくすぐったそうに笑って、 「ご期待に添えるといいんですけどねぇ? 期待外れだった時が怖いので、そう期待しないでくださいよ」 「無理、だ…」 と俺は生唾を飲み込む。 「すっげ…早くほしい……。お前ので、俺ん中ぐちゅぐちゅに掻き回してくれよ…」 返事はなく、ただ実行された。 結論から言おう。 やはり古泉は期待を裏切らない男だった。 「ひぁ、ぁ、…っは、いって、くる…! 俺ん中に、古泉の、ちんこ入ってる……!」 「っ、あまり、煽らないでくださいよ」 「やっ、ぁ、らって、ひぁあっ! こ、んな、気持ちいい、とか……」 「想像以上でした?」 馬鹿みたいに頷く俺にキスをして、 「僕もですよ。…あなたの中、凄く気持ちいいです……」 「じゃ、あ、いくらでもしろよ…っ!」 「ええ、全部搾り取ってください」 そうして俺たちはセフレになったというわけである。 以来、ヒマさえ見つけては古泉の部屋に上がり込み、騒音問題ではなく振動問題になるんじゃないかというくらいベッドを酷使しているのだが、とはいえ流石にこのままってのも問題だよな。 やっぱり、エネマグラの購入を真剣に検討するべきか…? 「くそ、エネマグラってなんでこう高いんだ。もうちょっと安けりゃ買うのに」 などと俺が素っ裸のままで古泉のパソコンをいじって、価格の比較なんぞしていると、 「そうなったら僕はおはらい箱ですか?」 という妙に怨みがましい声とともに、背後から抱きしめられた。 俺と違って、シャワーの後でもきっちり着込んでいるせいで、体温よりもまず布の感触が伝わってくるのをくすぐったく思いつつ、 「いや、少なくともまだ当分買えねーから、離してやれんな」 「買ったらおはらい箱なんでしょう?」 「そりゃ…、だって、お前こそ、俺に付き合わされていい迷惑だろ?」 「迷惑だなんて、そんなことは……」 「…そうか?」 「ええ」 「…だったら、お前が飽きるまででも頼む」 と笑うと、優しくキスされた。 なんだ、もう一回か? 「いえ、流石に……」 と心なしか視線をさ迷わせる古泉に、俺は今度こそ声を上げて笑い、 「だよなぁ。俺はドライでイけるから、何回だっていいんだが」 俺は椅子から下りると古泉の前に膝をつき、 「また俺のために蓄えてくれよ?」 とお疲れのそれに、布地越しのキスをした。 |