資料 8

【一遍会】宝厳寺落慶法要(第5報)

5月15日開催の宝厳寺落慶法要の「主役」は、再建された「本堂」であり「一遍上人堂」であろうが、参列者の脳裏に深く刻まれた記憶は、時宗法主・遊行七四代・他阿真円上人であったのかもしれない。

一遍会会員やマスコミの社長はじめ来賓の方々から数多く寄せられたメールには、宝厳寺前住の長岡隆祥師の次女陽子さん(今春から宝厳寺の僧侶となった)を抱き寄せる遊行上人の暖かいまなざしと九七才とは思えない迫力と南無阿弥陀仏への強い信仰にうたれたとのコメントが記されていた。

キリスト教徒がローマ法王を仰ぐ厚い信仰心のように、阿弥陀三尊を背にして説教される遊行上人に「聖なる人格」を感じた参列者が多くいたのでないだろうか。

第5報は言葉による説明は割愛して、遊行上人の写真をたっぷりご覧頂くことにした。ご関心をお持ちの方には他阿真円著『捨ててこそ人生は開ける』(東洋経済新報社 2013刊)をお奨めいたします。

事務局 三好恭治