今更何なんですが、私が使ってるPCは自作です。
そんな訳で、今回はちょこっと解説なんぞを入れながら自作PCへ手を出してしまった事の愚かさを再確認したいと思います(汗)。
だってねぇ・・・ぶっちゃけた話、今のご時世だとPCは自作よりメーカー品買った方が安いですし。
それに動作も安定してるし、付属ソフトも多いし、何より筐体が専用設計になっていてデザイン的にも良いし省スペースですっきりしてるし。
なら、何故に自作道に走ったかといいますと、どうせメーカー品買ったってすぐに増設増設で元のスペックの面影は無くなっちゃう訳だし、基よりデザイン云々よりも「機能美」の方が好きなので、こってこての装備が組める自作道にはまるのは運命だった訳ですね(笑)。
はっきり言ってしまえば、自作というのは「無理、無茶、無謀」の3拍子揃った・・・トラブル大好き人間がやるモノって気がします(^^;)。
それがイヤなら、最初から素直にメーカー品選びますよねぇ。
自作やってると段々こうやってパーツが溜まっていきます
これ全部、今は使われてない隠居中のパーツ達。時にはこいつみたいに志し半ばで
ご臨終するパーツなんかも居る訳で・・・(>_<)
こいつの場合は回路は生きてるらしく
認識はするモノのディスクが駆動しないため
永遠に「待ち」に入ります。
かく言う私も、最初は流石にメーカー品でしたよ(^^;)。
一番最初は富士通のFMーTOWNSシリーズ(中古)でした。
標準ではCPUは486DX、メモリ2MB(笑)HDD無し(大笑)。
人から物々交換で入手したんですが、その段階ですでにメモリ10MB、HDD250MBは積まれておりました。
・・・それでも今から考えたらなんにもできねぇ~(^^;)。
これでも当時はHDDが全然埋まらなかったのを記憶してます。
OSはTOWNSーOSとwin3.1のデュアルで使ってました。
次に、それから1年後に私が初めて自分で購入したのが東芝のノートPC「サテライトプロ100」ってヤツです。
スペックはCPUペンティアム100MHz、メモリ8MB、HDD810MB、FDDのみでCDは別売りという、これまた今考えるととんでもない低スペック(笑)
OSは当時win3,1と95の好きな方を選ぶと言う形式だったのですが、元々3,1環境でやってたので3,1の方を買ってしまったのが運の尽き。
買ったとたんに3,1用のソフトが見事に消滅してしまい、これまた使い物にならなくなってしまった訳で。
後から95買ったモノの、グラフィック関係のドライバが専用な為、16色表示しか出来ず、あえなく買い損(>_<)。
ちなみに、ノートは当時高級品だったため、本体を40万円で購入し、増設メモリ8MBを6万円で付けました。
後から外付けCDドライブとか、32MBの増設メモリとか買い足してしまい、結局凄まじい出費に・・・。
この辺りから、「メーカー品のPCを買ってから自分好みにカスタマイズ」という傾向が現れ始めた訳です(笑)。
3台目は、デスクトップでNECのPC98NXーVS23Dを購入。
CPUがペンティアム2の233MHz、メモリが32MB、HDDが3,2GB、CRTが15インチでした。
買った時にすでに型古で、かなり安かったんですが、「これにメモリ増設すればまだまだ最新型に負けない動き出来ますよ」という
電気屋の店員の言葉通りに、最初から64MBの増設メモリと2MBの増設VRAMをセットで購入。
こいつから本格的にPCにお金かけ出します。
暫くして、まずCRTが19インチに変わりました。
メモリが224MBに増設されました。
グラフィックボード&SCSIボード増設しました。
外付けSCSIのCD-Rドライブ購入・・・当時8倍速が65000円しましたよ(汗)。
今だったら3000円で買えますね、IDEなら(-_-;)。
一時は収まったモノの、その後プリンタ(インクジェット&レーザー)やらスキャナやらタブレットやらデジカメやら8,4GBのHDD購入。
その後、SCSI接続の40GBHDDを購入し、事もあろうにwin98&2000(こちらをSCSIから起動)のデュアルインストール化。
メモリも384MBまで増設され、最後にトチ狂って21インチCRT等という、とんでもないモノまで購入~。
う~ん、本体(モニタ付き)13万円のPCに対して、50万円以上かけて補強しちゃった訳です(ハード関係のみ)。
4台目はIBMのノートPC、Thinkpad i1400を購入
CPUはセレロン500MHz、メモリは64MB、FDD&DVDドライブ内蔵と言う、ノートらしくないフルスペック(^^;)。
マルチモニタ環境だったので、DVDはテレビ等の別モニタに出力できたのが嬉しい。
こいつは、メモリを増設して192MBにした・・・位ですね。
ウチのNXにLANボードをさす余裕が無かったので、ブロードバンド環境になってからはこいつがネットメイン機として活躍してました。
今は出張時にしか使わないと言う、年に10ヶ月は眠りについてるんですが(^^;)。
AirH”入れてますから、出張中も一応ブロードバンド環境を実現してます・・・128kですが。
4,5台目として、PDAを購入したんですが・・・これは全く使われることなく封印。
未だに生きてますが、性能低すぎて使いモンにならん(-_-;)
5台目になって、初めて自作に挑戦したんです。
もう、メーカー品では満足できない身体になってしまってましたし(笑)。
ンな訳で、(自分用の)自作初号機のスペックはAthlon1333MHz、メモリはDDR266の768MB。
グラフィックがエヌビディアのじ~ふぉ~す2MX400でVRAMは64MB。
HDDは60GBで、CD-R8倍速って所でした、最初は。
暫くしてからDVDドライブを購入。
その後グラフィックボードがご臨終してしまい、ATIのRADEON9000PROを購入する事に。
ご臨終したグラフィックボードです。
別に動かない訳ではないのですが、色温度がふらつくというか・・・
接触不良か?と思ってしまうようなちらつきが出始めました。
最初はモニタが臨終カウントダウンが始まったのかと思いましたよ。
モニタだったら数十万円の出費になるので・・・
グラフィックボードですんだのは、まだ不幸中の幸いでしたよ。
このATIのボード、マルチモニタ対応と言う事で、出力2系統付いてます。
・・・
・・・このとき、PC用として最大のお買い物である「プラズマテレビ」を購入したんですよ(大苦笑)
流石にローンさ(>_<)。
でも、PC出力が普通に繋がるため、セカンダリモニタとして活躍してます。
MPEG再生時等に迫力の大画面で見れますし(^^;)、音声出力もそのテレビに依存してるので、まさに大活躍
テレビ本体にウーハーも付いてるので音も良いんですよ、これ。
そんな訳でしっかりとクリエイティブのサウンドブラスターまで購入・・・もうバカまっしぐらです(-_-;)。
2画面を1つのデスクトップとして使うとこんな感じになります
バカでかいのでかなり縮小掛けてますが
3520X1200と言う、普通に使ってるとまず見かけない
表示解像度となります。
おかげでCPUもグラフィックボードもしんどそう(汗)
ちなみにこのページの作成中の画面です、これ。5台目のPCの中身です・・・今はもうありませんが(>_<)。
ケースまでも誰かに貰われていきました~
で、5台目が突如故障し、起動できなくなったので次の日に6台目の買い出しに行きました。
この頃になると、もう買い換えに躊躇する事もなく、即買い換えを決意。
・・・1年半でご臨終した事も気にすまい(-_-;)。
多分マザーボードかメモリが不良起こしてたのは判ったんですが、もうひと思いに買い換えちゃえ~って事で。
CPUはAthlon2500+、メモリはDDR400の1GB、HDD180GB買い足し、後のドライブ関係&ボード類はそのまま移行。
前の機材も使えるのが自作の唯一の利点ですよね。
おかげで安く上がった様な気がしたのもつかの間、モデムボード買ったり、LANボード買ったり。
LANに関しては買い直した時に、100BASEーTXで380円(新品)という怪しいモノを買ったら、見事に不安定になり、即もう一枚買うハメに。
結局3枚あったりします(-_-;)。
こいつになって、初めてPC静音化にも挑戦・・・と言っても買って半年も経ってからですが(^^;)。
HDDをケースに詰めたり、CPUクーラー変えたり、電源ユニット載せ替えたりしました。
買い換えるたびにPC自体がやかましくなっていってたのですが、久々に静かになりました。
と言っても3台目のNXの標準状態くらいですが、それでもすげぇ~~とおもったりします。
6台目PCの改造中の写真です
・・・あまりスッキリしてません(汗)。
配線とかもっと丁寧に取り回せば、かなり見やすいんでしょうけど・・・
・・・
私のPC環境その1です。
まぁ深くは語りますまい。
この写真が全てを物語ってると思います(^^;)
やっぱし配線の取り回しがヘタです。
気にはなってるんですが、ヘタにまとめるとばらす時に面倒だし
と思って、なかなか綺麗にまとめられないで居ます。PC環境その2・・・って言うか、違う角度からの撮影。
某人に「事務所みたい」と言われてしまいましたが。
上の写真も見て貰ったら判ると思いますが、PC関係が
部屋の中央を向いて配置されてるという・・・。
否応なく部屋が半分ずつに区切れてしまってる状態です。
半分が事務所で半分が寝室って感じでしょうか(^^;)。
ちなみに椅子に座ってモニタに向かった状態で斜め左向くと
セカンダリモニタのプラズマテレビが配置されてます。
キーボードの下にタブレットがあって、その下にライトトレーサー
が配置されてます。
・・・置き場がない上に単なる台と化してます(-_-;)
・・・あんましまとめようもないですが・・・
ま、こんなになっちゃいけないよという見本として(^^;)
私自身はこんな具合ですんで、PCは家電の一部として日常生活にとけ込んでます。
その為、PC持ってない人から「PCで何するの?」と聞かれたりしますが・・・意識してないのでどう答えたらいいモノかいつも困ってしまいます。
HP運営したり、ネットで色々調べたり、ネット回線のラジオ聞いたり、ゲームの主題歌集めたり、絵描いたり、音楽の編集やったり、
自分の持ってるCDをHDDに詰め込んで曲管理したり、CD-Rで焼いたりって感じでしょうか・・・ざっと考えたら。
その他諸々、細かい事もありますが・・・後は「PCを組み立てる」と言う行為そのものを楽しんでたりする今日この頃です(^^;)。
PCが無いと生きていけないと迄は言いませんが・・・無い生活は考えられないなぁ~(^-^)
備考(^^;)
言わずと知れた「CPUってヤツですね、これは。
・・・と言っても、メーカー品使ってるとCPUを見る事すら
無いかも知れませんが・・・(汗)。
ちなみにこれはAMD社製のAthlonXP2500+と言う種類です。
真ん中の部分がCPUコアです。
熱融着テープが溶けてまとわりついてるので、
何だかぐちゃっとした感じになってますが
別に壊れてる訳ではないですよ。滅多にお目にかかる事はないであろう、CPUの裏です。
ちなみにこれはAthlon1333と言うCPUです。
上のとは違うヤツですよ。これがCPUクーラーです。
これつけないと、モノの数秒でCPUが熱暴走起こしたり、焼き付いたりします(汗)。
自作PCやってる者にとって「熱対策」というのは永遠のテーマでもあります。
左がAthlon2500+純正のクーラーです。
で、右が社外品のAthlon用クーラーです。
別に使うだけなら左のでも持つんですが、
五月蠅いのとあまり放熱性がよろしくないので
こうやってサードパーティ製のを買って「補強」してやる訳ですね。
右の方がCPUの動作温度が10℃近くは下がりますし、第一静かです(^^;)。HDDケースです。
このケース自体がHDDとほぼ同価格という高級品。
値段がどうこうではなく、無くても動作にはなんの関係もないという
財布と相談してどうするか決めるべき代物です(^^;)
本来HDDは3.5インチベイに付けるモノですが
このケースに入れると5インチベイに付けるようになるため、
5インチベイにHDDの数だけ空きがあるかどうかも問題になってきます。