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2004年作業メモ

*ご注意 (赤字)一般みかん農家の病害虫防除歴
2004年
1月
 1月7日にやっと収穫が終わりました。近隣の果樹園は裏年で3割から4割の減収のようですが、
私の園は平年より3割の増収でした。(二つの倉庫に収まらないほど)
 ミカン山の二つの倉庫で追熟をさせています、温度と湿度の管理が大変で、寒い日には練炭暖房、
天気の良い日には解放して乾燥させる、この繰り返しが1月末まで続きました。
 14日から選果を始めた。昨年の12月20日に寒波が来て寒害を受けたミカンが多く約3割の腐りがあり廃棄しました。結局沢山実をつけましたが9月の猛暑と12月の寒波で平年作となりました。
 31日から発送を開始。本当に気長に待っていただきましたがやっとお届けできます。
  (下旬から2月上旬にかけてマシン油が散布されます)
2月  7日〜8日 専業農家の人に依頼しての剪定。
 21日 1月末より始めた発送作業が追加分を除きやっと終わる。
 24日〜25日 マシン油散布、今年は天気が良く2日間で終わる。
 29日 雨の少ない冬だと思っていたら50ミリほどのまとまった雨が降った、山の木々が喜んでいる。
3月  昨年末から乾燥が続いたので3月は草刈り作業が無い。
 27〜28 好天に恵まれ施肥。
 (下旬に、かいよう病予防のボルドー液が散布されみかんはオリーブの葉のように灰色です)
4月  11日 草刈りを始める。今年は雨が少なく乾燥気味だったので草の生長が遅い。
 17日 ミカンの花が開花した、今年は花の付きが少ないようである。
 (3月下旬から4月上旬にかけて春草除草剤の散布)
5月  草刈りの毎日です。5月は雨がよく降り雑草の育ちが良く刈るのが大変です。あまり雨が多いと思っていると、29日に四国地方も梅雨入りしたもようとか今年も異常気象に悩まされそうです。
 30日、新しく植えたみかんに油かす施肥。
 (5月下旬〜6月上旬にかけて黒点病殺菌とダニにジマンダイセン水和剤、カイガラムシにアプロードエースの殺虫剤散布。 
  ダイセン水和剤は人によっては皮膚かぶれが激しいので予防薬としてエリノミン混入)
6月  草刈り、摘果作業と天牛(ゴマダラカミキリ)退治。
天牛は朝晩の涼しいときと、草刈りなどで近づき危険を感じると木のてっぺんに現れ、飛んで行くか自ら落下して地面の草の下や穴にもぐり込む。
 (6月下旬 ジマンダイセン水和剤にゴマダラカミキリが多いのでアドマイヤーフロアブルを混合) 
7月  肥料施肥。摘果作業、今年は裏年で着果量が少なく楽で早く終わりました。
作柄の裏表は前年のみかんの木の疲労度によって決まるようです。従って毎年同じように実らせる為には摘果や施肥、農薬の散布であり、それ以外の要因としては天候であり特に夏から秋にかけての果実の成長期に降雨量が少ないと翌年に影響するようです。
 20日潅水開始。今年は5月29日に梅雨入りしましたが、雨らしい雨が無く乾燥しています。
 31日台風20号の迷走で30ミリほどの雨が降りみかんは一息ついています。
8月  台風10号が四国の一部で大きな被害をもたらしましたが、私たちのみかん園にとっては降り始めからの雨量が150ミリを越え恵みの雨となりました。これで今年はお盆までは雨が無くても大丈夫と思っていたが、おまけが付いて15号16号と台風が来ました。しかし、たっぷりの雨と夏の強い日射しにみかんよく成長し、雑草も喜んで繁るので草刈りと最終摘果作業の毎日です。
(上旬に黒点病の予防にジマンダイセン水和剤散布) 
9月  今年は台風が多い。上陸7個目の18号は長崎市付近に上陸し日本海に抜けた。この台風はみかん園にとって最悪のコースで、接近するにつれて南東の強い風が吹き、吹き返しに北西の風が吹いたので瀬戸内沿岸や島のみかん園は塩害を受けた。私たちの園は海から離れているので風害を受け沢山の風害果を出し、それ以外に杉の防風林が2本と、みかんの木が3本倒れた。
 中旬から草刈りをしながら風害果を落としていたが、29日に21号でまた北よりの強い風を受けてしまった、1〜2週間もすれば風で揺すられ傷ついたみかんが白く傷跡を見せ出す。
10月  まだ台風が22,23号と上陸した、雨の多い月となりミカンの糖度に影響しそうだ。新芽つみと草刈りの毎日です。台風による強い風雨のせいか害虫のイセリアガイガラムシの発生が少ない。
 (上旬 ミカンハデニ防除)
11月  昨年の豊作にたいし今年は裏作で実が少ない、そのため秋芽が沢山でて摘み取りが大変だ。しかし、この芽をきれいに摘んでおかないと、この枝先に花が沢山咲いて実が団子のようになる。
 昨年の、11月は雨がよく降ったが今年は晴天の日がよく続いたみかんにとっては糖度を上げるチャンスである。糖度計を購入しました早速11月30日に計測してみましたが10.0%〜10.5%で今年も美味しいミカンができそうです。
12月

2003年
1月
 昨年末までに収穫が終わり、選果に早く取りかかれた、寒い日が多くストーブを持ち込んでの作業。
26日出荷を控えて最終選果、昨年の夏から秋にかけての少雨による干害の被害が多い。
 水が不足したため
  1.玉太りが悪かったのと、菊果果実が多く収穫量が3割減少。
  2.水分の抜けが悪いため、酸が残り酸っぱいものがある。
  (下旬から2月上旬にかけてマシン油が散布されました)
2月  12日 整枝・剪定専業農家の人が4人役、すぐ後かたづけに取りかかる、終わるのはいつになるやら。
 20日 マシン油散布開始、雨の日があり23日までかかった。
     本当は寒波が続くので早く油の外套を着せてやりたかったが遅くなってしまった。
 29日 昨日から降り出した雪がミカン山に2pほど積もる、きれいな雪景色の中で小屋の整理。
3月  10日 ゴマダラカミキリと干ばつ被害のため、枯れた木を切り倒し新しくミカンを植える為の穴掘り
      (20本)
 12日〜13日 蛎殻粉施肥
 14日〜18日 なたね粕、魚粉他有機混合肥料施肥
 22日 宮内伊予柑の2年生苗が来たので植え込み、これからの水やりが大変だ
 30日〜   草刈開始
 (下旬に、かいよう病予防のボルドー液が散布されみかんはオリーブの葉のように灰色です)
4月  4月は草刈の毎日ですが、20日頃にミカンの花が開花し甘い薫りの中で作業をします。
 今年は雨が多く草の育ちが良いので苦労します。
 (3月下旬から4月上旬にかけて春草除草剤の散布)
5月  5月も草刈の毎日です。
 (5月下旬〜6月上旬にかけて黒点病殺菌とダニにジマンダイセン水和剤、カイガラムシにアプロードエースの殺虫剤散布。 
  ダイセン水和剤は人によっては皮膚かぶれが激しいので予防薬としてエリノミン混入)
6月  6月も草刈が主作業。
 今年は、ゴマダラアカミキリが多い、廃園が多くなったのが原因ではと、農家の人は言う。
 11日に梅雨入した、晴れ間に朝晩二人がかりでカミキリ虫の捕殺作業をする、ひとりが木を揺すっても う一人が落ちたのを追いかけて捕る6月は約350匹捕殺した。農家は農薬を散布して殺している。
 20日から摘果作業を開始。
  (6月下旬 ジマンダイセン水和剤にゴマダラカミキリが多いのでアドマイヤーフロアブルを混合) 
7月  7月も草刈と摘果の毎日。
 松山地方は、平年より遅く7月22日に梅雨明けしたが、雨の多い涼しい日が続き作業は楽だった。
 28日に1回目の摘果が終わり2回目の摘果に入る。今年は蜂の巣が5個と少ないが23日に刺された。
8月  7月末まで雨が降り、8月に入っても台風が来て適当に雨が降り潅水をする必要が無く助かった。
 いつもは暑さに耐えながら摘果をするのだが曇りが多く作業がはかどり、18日から最終摘果に入る。
 (中下旬から9月上旬にかけカイガラムシ類、ミカンハダニ黒点病の発生状況を見て数回布) 
9月  9月に入って夏らしく暑くなり雨が多かったせいか、草が良く伸び草刈をしては摘果をする毎日。
 今年は、天牛(ゴマダラカミキリ虫)による被害で沢山のミカンの木が枯れた。
 (除草剤散布)(潅水をするから良く草が伸びる)
10月  今年は裏年だと言うので摘果を控えめにしたのですが、どうも、摘果度が弱かったようで沢山なっています、新芽つみと小果の切り落とし作業をしています。
9月が暑く乾燥したので、草の伸びが悪く草刈り作業はなし、天候が不順のためかイセリアカイガラが発生している。(上旬 ミカンハデニ防除)
11月  11月は昨年と違い雨が多く気温も高いので着色が少し遅れているようです。
収穫準備の草刈りをするが、その前にセンダンクサを抜き取り広いところに集めて焼却する。
センダンクサに種がついているのを刈り払うと、種を拡散してしまいそこら一面に生えてくるからである。
 モノレールの点検とレールの修理をする、索道会社に設備が古くなったので点検保守に責任が持てないと宣告された。
 (下旬から上旬 へた落ち防止剤、腐敗防止剤散布、収穫14日前)
12月  5日) コンテナを整理していつでも収穫が出来る体制整う。
  例年なら15日頃に寒波が来て被害を受けるのだが、暖冬で寒さは来そうもな。そのうえ着色が遅れているので出来るだけ遅く収穫する事にした。(実は19日〜20日に寒波が来て被害を受けた)
 21日)収穫開始。まだ着色が悪い。寒波の被害を受けたミカンもあるが、出来るだけ遅い収穫を考え、次の寒波が来るまでと、色づきの良いものから収穫をする。(手間のかかる仕事だ)
 天気の良い暖かい日が続くのでゆっくり作業をしたので年内に終われなかった。
 2002年作業メモ
2002年 1月  2日) 2日から収穫一日中寒い、珍しく雪が降り低温と寒風で寒害が心配だった。
 3日) 午前中は雪が少し残り、山小屋の水槽には1日中氷が張っていた。
 5日) 時折時雨れる、雨や雪に邪魔されながら5日で収穫が終了。
     予想以上にイセリアカイガラムシが発生し,果実が汚れ手間がかかる。
     昨年ほどではないが少し寒害を受けたようだ。
13日) マシン油乳剤の撒布を始める。
14日) 午後が雨模様なので昼までにした、2日間の予定が3日かかることになった。
     雨が2日降り、配管のトラブルなどがあって結局19日に散布が終わった。
21日 選果をはじめる
25日 昨年の12月19日に収穫した勝山伊予柑から順次発送を開始、これから選果と発送で忙しくなる
 (下旬から2月上旬にかけてマシン油が散布されました)
                                        2002.1.31記 H.K
2月 15日 前もって注文を頂いた分発送終了、まだ少し残っています、注文頂ければお送りします。
     倉庫整理腐敗廃棄みかん約13%、不良品約12%
     かき殻肥料800Kg購入
21日 2日間でかき殻肥料施肥しました。(一般農家の苦土生石灰のかわり)
     最近コジュケイが来てチョットコイ チョットコイとうるさく鳴いています。
                                             2.28記 H.K
3月  4日 整枝、剪定(専業みかん農家の人に依頼 6人役)
     切り落とした枝の片づけが大変です。
 8日 剪定午前で終了、枝の片づけ開始、キジのつがいがみかん山の草をついばんでいました。
15日 最終出荷ごくろうさま。
31日 片づけが遅れたので切り落とした枝が雑草に覆われてしまい引きださなければならないのと、
    枝にテントウ虫のさなぎが沢山ついているので傷めないようにするのに時間がかかりやっと終わりました。
 (中旬に、かいよう病予防のボルドー液が散布されみかんはオリーブの葉のように灰色です)
                                             3.31記 H.K
4月 14日 日当たりの良い所にちらほらとみかんの花が開花し顔を近づけると甘い香りがします。。
    天気の良い日は、2羽のカラスと時折数羽のツグミをつれて毎日草刈りをします。
29日 少し早いようですが、花がほぼ満開になりみかん園に入ると甘い香りが充満しています。
 (3月下旬から4月上旬にかけて春草除草剤の散布)    
5月      草刈りと施肥。昨年までの肥料は蒸製骨粉を含む有機配合肥料のため狂牛病の問題があるの
    骨粉を含まない魚粉と、なたね油粕粉末を施肥することにしました。
31日 ゴマダラカミキリムシの成虫を見つけた。
 (5月下旬〜6月上旬にかけて黒点病殺菌とダニにジマンダイセン水和剤、カイガラムシにアプロードエースの殺虫剤散布。 
  ダイセン水和剤は人によっては皮膚かぶれが激しいので予防薬としてエリノミン混入)

                                              5.31記 
6月      肥料がよく効いたのか、雨が降ると草はよく伸びる、摘果時期をひかえ草刈の毎日です。
    今年は天牛(ゴマダラカミキリムシ)を多く見かける、根本に産卵しているの見つけては退治する。
20日 摘果を始める、これから8月のお盆頃まで続けます。
    開花結実期に雨が多かったせいか着果が少し悪いようである。
 (6月下旬 ジマンダイセン水和剤にゴマダラカミキリが多いのでアドマイヤーフロアブルを混合)   
7月      毎日草刈と摘果、今年の松山地方は梅雨に雨が少なくダムは取水制限をしている。
     好天に恵まれて1回目の摘果が月末までに終わった、15日の台風7号の降雨量は7mmその後     一滴も降らないのでミカン山はカラカラに乾燥しています。
     今年は美味しいみかんを作るため専業農家は潅水を控えるそうです。
 (下旬 黒点病防除は降雨200ミリ又は1ケ月で次の散布を行う)
8月      8月は草を刈っては摘果の毎日と、月半ばからは潅水が加わりました。
    6月20日に梅雨が明けてから8月末までの42日間雨らしい雨はありません。
    何度か台風が来ましたが松山地方には雨をもたらしませんでした。
    ミカンは潅水をしていますが、水の届かないところの木は弱っています。
 (中下旬から9月上旬にかけカイガラムシ類、ミカンハダニ黒点病の発生状況を見て数回布)
9月     潅水は池の水が無くなり中止。
 (除草剤散布)(潅水をするから良く草が伸びる)
10月     例年だと、草刈りをしていますが、乾燥のため草も伸びません。
    ミカン園の作業道作り、若枝の剪定。
 (上旬 ミカンハデニ防除)
11月     草刈無し、乾燥に強いセンダン草(俗名、盗人草)が結実期を迎えたので手で抜く。
    雨が降らない、ミカンへの潅水しすぎは糖度がのらない原因と指導され耐えていた農家も、
    この乾燥にはたまらず、27日より潅水をはじめた。(遅い感じがする)
  (下旬から上旬 へた落ち防止剤、腐敗防止剤散布、収穫14日前)
12月     収穫の準備。(モノレールの点検・整備とコンテナの整理)
14日 勝山伊予柑の収穫。(3日)
22日 宮内伊予柑の収穫開始、途中雨や雪が降り30日までかかりました。