原発さよならえひめネットワーク
 原発さよならえひめネットワークは、1988年に伊方原子力発電所が出力調整実験を行った時に活動を開始した、脱原発を願う愛媛の住民のネットワークです。
  原発を止めよう!
   伊方へ行こう!
    主催 原発さよなら四国ネットワーク
   第17回 伊方集会
   2004年 9月 5日(日)

       日  程
   09:00          JR八幡浜駅集合
   09:30〜11:30    湊浦・街宣と署名集め
   12:00〜13:00    きらら館にて昼食
   13:30〜15:00    九町・街宣と署名集め
                   (11基の風車がある公園です)
   15:30〜         伊方原発ゲート前・抗議行動
  許しません、プルサーマル!止めます、原発!
0 松山駅からは、8時6分発JR「いしづち1号」に乗ると、8時56分に八幡浜駅に着きます。
0 現地では全員、車で移動します。
  車以外の手段で現地へ集合される方は手配が必要ですので出来るだけ早くご連絡下さい。
0 昼食の弁当(茶付・税込み 500円)を注文される方は前日19時までに申し込んで下さい。
0 車・弁当の連絡先は大野(TEL・FAX 089−933−4237)です。
0 当日の連絡先は古茂田(090−5916−0199)です。
   みんなの声で 原発を止めよう!(当日配布したチラシ)
 大地震が来る前に 
 日本列島は地震の活動期に入っています。
 南海地震はマグニチュード8.4〜8.5と推定され、阪神淡路地震の50倍のエネルギーになります。
また東海・東南海地震が同時に起こる可能性も大きいのです。
 その上伊方原発沖にはいつ動いてもおかしくないA級活断層があり、四国電力は大丈夫と言い続けていますが、伊方裁判では国の安全審査の誤りが明らかになりました。
 すぐに原発を止めないと間に合いません。

 ひび割れ原発の運転を認める「維持基準」
 国と電力会社は原発に少々ひび割れができても修理せずに運転を続けることができる「維持基準」を導入しようとしています。このねらいは、原発の老朽化が進む中で、いちいち修理をしていたら原発の発電コストが高くなるからにほかありません。
 次から次へと事故を起こしている伊方原発に「維持基準」が使われると、私たちはますます原発事故に怯えなければなりません。
 一番心配なのは地震です。ひび割れのある原発を地震が襲うとひとたまりもありません。
 これは現行の法令である耐震設計審査指針に対する法令違反です。
  私たちや子孫の未来の なによりの安全は 原発を止めることです!    
 世界が次々と廃炉を決定する中、日本のエネルギー政策は今も原子力エネルギーを中心にしようとしています。
 稼働から26年経た伊方原発はあらゆる部分が老朽化し、事故が続発しています。行き場のない放射性廃棄物も溜まり続け、原発労働者の被曝も深刻です。
 自然エネルギーの開発は進み、瀬戸町の風車群による三崎半島の新しい景色の中には希望があります。
  プルサーマルに反対
 伊方原発は2010年にプルサーマルを実施しようとしています。
 プルサーマルとは、ウランを燃やすようにして作られている原発で、ウランとはかなり性質の違うプルトニウムを混ぜて燃やす危険なやり方です。原子炉の核反応が激しくなって制御が難しくなり、事故が起こりやすくなります。 
 また、万一事故が起こった時、今のウランを燃やす時より被害の広さが約4倍、避難を必要とする人は約5〜10倍にもなるのです。
  だから私たちはプルサーマルに反対です。
  高燃焼度燃料に反対
 来年秋から伊方原発1号炉で、日本で初めて高燃焼度燃料が使われることになりました。燃えるウランの量を増やした高燃焼度燃料は一年長く使え、燃料費が安くなる上に、定期点検の間隔も長くなり、点検費用も安くなると四電は主張しています。つまり発電コストを下げるために考えられたもので、
「安全性」より「経済性」を優先しているのです。
 四電はこのために200億円をかけて原子炉内の構造物をそっくり取り替えようとしています。
 が、この燃料を使うと処理不可能な放射性廃棄物が増えるだけでなく、運転中は高熱により燃料棒被覆管の痛みが加速し、原発から漏れだす放射能はさらに増えます。
 また空炊き事故の時は、炉心溶融が起こりやすくなります。
  だから私たちは高燃焼度燃料に反対です。  私たちは実験台になりたくない!