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本当にどうでもいいことを、だらだらと書いて行こうかなと、思っています。
第2回 『アイ ラブ パンダ』

 日本人はカワイイものが大好きです。例えば牛娘の加護ちゃんとか加護ちゃんとか加護ちゃんとか加護ちゃん萌え〜。しかしこの世には加護ちゃんをも凌駕するカワイイものが存在します。それはパンダです。私はパンダが大好きです。どのくらい大好きかと言うと、小さいときパンダに育てられた記憶をねつ造するくらいへっちゃらなレベルです。ってゆうか本当の事だし。さらに、パンダのひざ枕でお昼寝する夢、パンダと一緒にドライブする夢、パンダにあやされてにっこにっこする夢など他人が聞けばうらやましがらる夢を見れるようになってきました。

 で、そんな思いが通じたのかパンダの聖地、中国へ行くことが決まりました。ガイドブックを見ると中国にはたくさんの動物園があり、そのほとんどがパンダを飼育しています。これはいやおなしに期待は高まります。しかし旅行中動物園だけ回るのもなんだし、一緒に行った友人は愚かな事にパンダに興味がありません。けっきょく空港の近くの上海動物園に帰国間際に行くことが決定しました。在園時間はわずか1時間ほどです。その短い時間の間に私は、本物のパンダを見ながら一緒に草原を駆け抜ける妄想やパンダと記念写真などすることは山のようにありました。

 そして10日間の中国旅行も終わりに近づいてきました。その間には犬肉を食べ、日本語操る中国人は『アルヨ』って言わない事に落胆し、タクシーの運ちゃんにガイドブックに載ってもいないどこか遠い村に連行されたり、素敵な思い出はつきません。しかしそれらの思い出は序章でしかなく、いよいよ真の思い出を作る時がやってきました。そうパンダとのご対面です。

  上海動物園に入園した私は、ドキドキしながら早足にパンダ檻の所に行きました。しかしパンダに私の熱い思いが通じなかったのか、そこにはガラスで仕切られた部屋で白いカーテンが掛かっていました。その横の看板に英語で「open am11:00〜pm2:00」と書いていました。今は3時、『がびょ〜ん』パンダがみれないじゃいか! 人生最大の屈辱です。なんの為に中国に来たのか分かりません。ちょうどそこに飼育員らしき人民がいたので「日本からパンダを見る為だけに中国に来た(嘘)、お願いだから一目でもいいからみせておくれ。プリ〜ズ」と日本語で言ってみるもダメでした。あこがれのパンダは私の目の前に姿を現しませんでした。落胆する私を尻目に友人はケタケタ笑っていました。結局パンダは見れずじまいで帰国の途につきました。

 だが、中国がだめなら上野動物園がある。早速行きました。なんと本場中国でも見れなかったの憧れのパンダがいました。しかし1時間ほど見ていても汚い小屋の屋根の上で寝ているだけでいっこうに動きません。さらに1時間ほど見ても動く気配がありません。 悟りました、あれは偽物です、絶対偽物です。中に怠け者の人間が入ったぬいぐるみです。本物だったら備え付けのタイヤで遊んでみたり竹をむしゃむしゃ食べたり、愛くるしい仕草を見せてくれるはずです。本物のパンダはたぶん新人でどこかの地下牢に幽閉されて愛くるしい仕草の訓練を受けているはずです。絶対そうに違いない。誰か本物のパンダを助けてあげてください。プリ〜ズ。

 なかなか本物のパンダに出会うことの出来ない私とパンダとの関係は『母を訪ねて3千里』のマルコとお母さんの関係に似てたり似ていなかったり。



後日談
 この話を聞くと我が美少女つくり隊の誇る絵師尾崎は
パンダのイラストを描いてくれました。
ご存知の通り彼は絵が上手く萌え系だけではなくヤマノが注文する無茶なイラストもさらりと描いてくれます。
そんな彼が描くのだからかわいくて当然、胸はドキドキです。パンダでハァハァって事も夢ではありません。

さぁ みなさん見てください。

『ばびょ〜ん』ぜんぜんかわいくありません、むしろ何かの怨念を感じます。
これは呪いです。尾崎君は呪われている違いありません。しかも描いてもらった1年前と先日描いてもらったものを比べると成長のあとが見られません。っていうか目が怖い。これではパンダでハァハァできません。だれかかわいいパンダを描いてください。

呪いパンダのイラストが引き金となり、私はパンダグッズを集めるようになりました。この話はまた後日

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