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以後、昭和14年暮れ、松山の一草庵に落ち着くまで、厳しい行乞流転の日々を送ります。その中から多くの名句が生まれ、彼を自由律俳句のスターに押し上げて行く訳ですが、放浪の末に彼が求めた“心のふるさと”が松山でした。心優しき句友たち、のどかな風土に囲まれた377日の後、彼は没しました。彼の二つの念願−「ほんとうの自分の句を作りあげること」「ころり往生」は叶えられたと信じます。 このフォーラムが、また弊社が主催し「まつやま山頭火の会」が共催していただいている山頭火没後60年記念展「松山の山頭火377日」が、いま正に世紀未的様相を呈している現在の世の中、日本人の生き方を見つめ直し、癒しを求める人々の心をひもとくきっかけとなることを願ってやみません。 |
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