H 04.10.22 岡田 十五郎 神社 祭典  1992年
近藤 昇吉 書 平成四年十月吉日 に社を建立し謹んで奉祀するものである ぐため三津土地改良区役員一同相諮
ってここ
せ翁が身をも
って示された教を後世に語り継
築堤百七十周年に当たり翁の功業に思いを馳 光を万世に放つであろう 村の窮状を救
った翁の崇高な公共心は不滅の
面影を失
ったが私財を投じて工事を完成し一
えた
 時代の進運とともに農業は今や昔日の
せて翁の伝記を編集してその功績を今日に伝 は築堤百周年を記念して盛大な祭典を挙行併 翁の大恩に感謝の誠を表し次いで大正十年に ろとなり明治三十一年には頌徳碑を建設して その公徳はに村民のひとしく敬仰するとこ ら救出し繁栄に導いた郷土の先駆者である て農業の振興を図りよ
って村民を困窮の底か
文政年間に久万の台新池の築造のため挺身し 政元年に没した
 享年六十三であ
った
 翁は
 岡田十五郎翁は寛政二年古三津村に生れ安 岡田十五郎神社縁起
夙に】つとーに [副]
ずっと以前から。早くから。  「彼は夙にその名を世に知られていた   朝早く。 「―起き、遅く臥?(ふ)?して」〈読・雨月・吉備津の
奉祀ほうし 《名・ス他》
(神を)おまつり申すこと
岡田十五郎神社縁起
岡田十五郎翁は寛政二年古三津村に生まれ 安 政元年に没した 享年六十三であった翁は
文政年間に 久万の台新池の築造のため挺身し て 農業の振興を図りよって村民を困窮の底か
ら救出し 繁栄に導いた郷土の先駆者である その公徳は夙に 村民のひとしく敬仰するとこ
ろとなり 明治三十一年には頌徳碑を建設して 翁の大恩に感謝の誠を表し次いで大正十年に
は 築堤百周年を記念して盛大な祭典を挙行 併 せて翁の伝記を編集して その功績を今日に伝
えた時代の進運とともに 農業は今や昔日の 面影を失ったが 私財を投じて工事を完成し 一
村の窮状を救った翁の崇高な公共心は 不滅の 光を万世に放つであろう
築堤百七十周年に当たり 翁の功業に思いを馳 せ 翁が身をもって示された教を後世に語り継
ぐため三津土地改良区役員一同相諮ってここ に社を建立し謹んで奉祀するものである
平成四年十月吉日
近藤 昇吉 書
【夙に】つとーに
[副]
ずっと以前から。早くから。  「彼は夙にその名を世に知られていた   朝早く。 「―起き、遅く臥?(ふ)?して」〈読・雨月・吉備津の
奉祀ほうし
《名・ス他》
(神を)おまつり申すこと