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第21週「おらたちの大逆転」121回〜第126回 演出:梶原登城

あまちゃん(再放送)第121回 2015H27/8/24(月)

今週は梶原登城ディレクターでがんす!

夏ばっぱが倒れて運ばれる。急いで北三陸に帰る春子。アキも夏ばっぱが心配で、北三陸に戻りたがるが…

春子「アキは、アキの今やるべき事を、頑張んなさい」

と諭す。今、自分の出来る事をやる…。3.11の時の、東北の人達…そして我々、日本人の事なんだろうなぁ。これは。チョイと感動したぞなもし。

あと、これまたチョイと思ったけど、黒川正宗の両親はどうしたんだろう?劇中には結局、100%出て来ないよねぇ。劇中で、その存在の片鱗さえ伺わせる事は無かった。アキは夏ばっぱと忠兵衛に…当たり前だけど懐いている。そんなアキが、黒川の方の祖父母に懐かないハズがない。それとも東京時代のアキは、黒川の祖父母に懐かないほど、暗かったのか?がはは。
あ、黒川はなんとなく東京出身だと思っていたけど、もしかして地方出身だったのかなぁ?しかも遠い地方なので、なかなか会えないとか…。でも、それを言うなら北三陸も遠いよなぁ…。まぁこれも、あまちゃんの謎の一つである。

楽しげなタイトルバック。

北三陸駅のリアスに駆けつける春子。リアスは臨時休業だ。大吉の説明によると、今は手術中とのこと。心臓のバイパス手術で、難しくはないけど、時間もかかるし、夏ばっぱの体力が問題とのこと。



上野の劇場では太巻の会見中。テロップの使い方が斬新で面白い!

荒巻太一初監督作品
「潮騒のメモリー 〜母娘(おやこ)の島〜」
2011年春公開

とのこと。てか、鈴鹿の小林感…じゃなくて大女優感がハンパない!がはは。にしても凄い役だよなぁ。大女優が大女優を演じるとは…がはは。

とにかく映画は鈴鹿と、今回のオーディションで選ばれるヒロインの「ダブル主演」のこと。うーむ、これはまさに、ますます「Wの悲劇」ですなぁ。「悲劇」じゃないけど。がはは。

ちなみに「潮騒のメモリー 〜母娘(おやこ)の島〜」の制作は「株式会社オフィスハートフル」と「寿映画株式会社」ですぜ。

アキのオーディションには正宗まで付いてきてる。がはは。そして水口が大事な事をポロリと言う。

水口「オレもクビになって以来だよ、ここ(上野の劇場)来るの」

え゛っ!第109回でチラリと映った水口の履歴書には「平成22年6月 株式会社オフィスハートフル マネージメント部退社」とある。退社と馘首は違うど。がはは。
劇中には描かれてないけど、てっきり水口は、ハートフルを自主的に退社したのだと思っていた。まぁ、水口の事だから、自社退社を、かっこつけて「クビになった」と言っているだけかもしれないけどね笑。

オーディション会場。小野寺ちゃんもここから始めるらしい。まぁこの時点では小野寺ちゃん合格決定の出来レースなんだけどね笑。他に真奈ちゃんと、しおり んも来ている。しかし喜屋武ちゃんと、ベロニカは来ていない。この二人は俳優志望はなかったのか?それも「否めないよねぇ」笑。



アキナレ「『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』…そこに、何気なく書かれた一行のセリフのせいで、おら、また夏ばっぱの事、思い出してしまいました」

とあるが、これはそうではない。夏ばっぱは祖母であって母ではない。

『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』はアキだけに、明らかに春子の気持ちなのである。春子のドッペルゲンガーはユイだけど、今回は、アキが春子を“憑依”させたのだ。

オーディション会場で『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』と言うアキ。
そして病院で『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』と思う春子。
見事な対比演出ですよ、これは。

そしてやはりアキは“憑依”も出来るので、間違いなく“座敷わらし”決定ですな笑。



北三陸の夏ばっぱが収容された病院。春子が駆けつける。いつもの北三陸のメンバー達(主に♀)が、揃っているが…あれ?「夏ばっぱファン第一号」の勉さん がいないではないかっっっ!まぁ塩見省三さんのスケジュールの都合だろうが(笑)、逆に「夏ばっぱファン第一号」の勉さんがいない事で、夏ばっぱの病状に 懸念がない事が示されてはいないだろうか?漏れにはそう見える。

あるいは勉さんは、病院にはあえて来ないで、地下の坑道で一人、夏ばっぱの病状を心配していたのかも。それはそれでロマンチックですにゃ。

てか、前回も書いたけど、そもそも、あまちゃんには葛藤が無いので、夏ばっぱの病状については、そもそも心配ないけどね笑。

にしてもここでユイが、夏ばっぱが東京で橋幸夫に会った事を言ってしまうのは秀逸ですなぁ。これをきっかけに、春子が嫌いだと言う「いつでも夢を」を、皆が、病院なのに、合唱するのだ。なんて自然な流れと展開っ!最高である。

にしても組合長の「やめろって!このメガネ会計、ネガティブばばあ!」にはワラタ。
あと組合長の夏ばっぱ評の「(夏ばっぱは)口数の少ねえ人だから」はウソだね笑。



オーディション会場。アキの自己アピール。



あれこれあってアキのセリフテスト。

アキ「母ちゃん、親孝行できなくて、ごめんなさい!」

能年玲奈さんの演技力炸裂すますた!まさに春子を憑依させてますぜ。(・∀・)イイ!


あまちゃん(再放送)第122回 2015H27/8/25(火)

今日はエロエロと…いやイロイロと面白い回です。特にミズタクの恋の行方…とか?笑。

昨日のアバン。オーディション会場でのアキ「母ちゃん、親孝行できなくて、ごめんなさい!」と、病院での「いつても夢を」のシーン。

病院では、夏ばっぱの執刀医キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!。演者さんは田中要次さん。ドラマ「ヒーロー」での寡黙なマスター役が有名ですよね。「あるよ」が決めセリフでした。しかし、あまちゃんでは「あるよ」は登場しなかったですよ。そりゃそうだ。

田中要次さんは開口一番「うるさいよ!」と病院で皆が歌っていた事を叱責。がはは。「あるよ」は登場しなかったけど、この「うるさいよ!」は再登場しますぜ笑。

田中要次医者曰く「成功でがす」

一同、大喜び!がはは。

楽しげなタイトルバック。

無頼鮨。夏ばっぱの手術成功の電話を受けるアキ。電話の相手はユイ。ユイの北三陸駅舎でのシーンで、駅舎にユイの「とびっきりの笑顔が待ってます 思い出 運ぶ北鉄」のポスターと並んで、アキの「海女の郷 北三陸」というポスターが貼ってある。アキのこのポスターは初見だなぁ。

てかこのポスターのコピーがイマイチだ笑。「思い出運ぶ北鉄」って「思い出」という過去を運んでどーするよ。もっと“今”を運ばないと!がはは。
「海女の郷 北三陸」もなぁ。てか例の夏ばっぱが大事にしていたハチマキには「北の海女」とあるのだから、そっちを活かせばいいのに。がはは。余計なお世話でした。

無頼鮨に喜屋武ちゃんが来る。地元、沖縄で「国際通りぶらり旅」というピンの仕事をしていたらしい。喜屋武ちゃんは役者志望ではないのね。ベロニカは何をしていたのかにゃ?

またしおりんから、自分達がファン対策として仕方なくオートロック付きのワンルームマンションに引越た事を聞かされる。そのマンション等の説明は贅沢にも鉄拳アニメを投入。それに対してアキは…、

アキ「聞いたが?水口っちゃん。おらが居た頃は、風呂無しで、四畳半さ二段ベッドだったのになぁ」

とアキは水口を「みずぐっちゃん」呼ばわりである。大したもんだ。がはは。

正宗はGMTの皆に「睡眠時間どれくらい?」と聞く。
真奈「う〜ん、4,5時間あったらよかほうよねぇ」
しおり「で、アキは?ヶ
アキ「9時間」
しおり「いや、睡眠時間じゃなくて。彼氏できた?」

超絶、吹いた!がはは。てかアキは9時間も寝てるのかよ!がはは。またカレシの話しになって百面相に表情が変わる正宗もベタだけど面白い!

喜屋武ちゃん「わかった! あの岩手の観光協会のイケメン!」

と言った時の水口の表情は良かった!がはは。ギラっとしていたぞ。なかなか表情を見せない水口が、今日は表情を見せてますなぁ!

まぁGMTの連中は、アキの本命がヒロシでない事は知っている。ストーブさんは呼び水に過ぎない。真奈はわかってて言う…、

真奈「ていうか、もしかして(アキと怪しいのは)…憧れの先輩?」

がはは。この辺りの女子トークはまさに最強である。平和になニッポンでヨカタ!
しおりんがハヤして「地元に帰ろう」の一節を歌う。「♪好きです。先輩、覚えてますか?」
がはは。クドカン先生はこの時のために「地元に帰ろう」の歌詞を書いたのかもしれんなぁ。

そし水口の叫びが良かった!

水口「そんなワケないじゃん!…ヤバいでしょ?恋愛して、9時間寝てたら。そんなアイドル、やばいっしょ?」

がはは。その通りだ!しかし、珍しくムキになる水口。こーいうのを女子達は見逃しませんぞなもし!視聴者の女子達も見逃しませんぞなもし!クドカン先生って女子なのか!がはは。女子を代表して喜屋武が切り込む。

喜屋武「そういう水口は、どうなわけ?」
水口「え?」
喜屋武「アキの事、どう思ってるわけえ?
しおり「そうだよね、だってさぁ、さすがにちょっとは恋愛感情がないと、独立なんかしませんよねぇ、ねぇ!ねぇ!ねぇ!ねぇ!」

水口「勘弁してくださいよ」と、コップに少し入った焼酎のロックっぽい液体を1口で飲み干す。すごい量は少ない。すぶんならアレの100倍は飲むでがんす。すると種市が…、

種市「あ、あれ?水口さん…運転…」

…と言う事は、水口は元々、飲むつもりではなかったという事か。しかも後の話し流れから言うと正宗は既に飲んでいる感じだ。と言うことは、水口は元々、運 転があったので、飲むつもりではなかったが、お付き合いで、少しだけ焼酎のロックっぽい液体をコップに注がれていたというわけか。まーどーでもいいか笑。

にしてもあの程度で酔って、種市に「酒臭い」と言われるとは…。すぶんならアレの100倍は飲むでがんす。まぁそれはともかく、水口は酔った勢いなのか?または酔った演技なのか?種市に…、

水口「ちょっと来いや」

…と言う。これまた凄いギャップだ。これにキュンとした女子も多かったのでは?がはは。
水口は種市を無頼鮨の外に連れ出す。かなり激しい勢いで、水口は種市を引っ張る。視聴者の女子は「私のために決闘しないで!」とキュンとしたのかもしれん!実際、しおりんは「まさか、決闘?アキをかけて決闘?」と言っているし笑。

にしてもアキ「モテキ」だな。がはは。しかしアキ自身は「私のために決闘しないで!」とキュンとは…してないやろな。がはは。

勢いよく種市を引っ張り出したものの、水口はすぐに土下座する。10歳以上も年下の種市相手に土下座とは…。しかし、これは本放送の当時、流行っていた民放のドラマ「半沢直樹」の土下座を取り込んだだけかもしれんな。がはは。

水口は酔っ払いらしく、弱気に出たり、強気に出たりを繰り返す。がはは。
ともかく水口がここでした良い仕事は、種市を乗せておいて、種市とアキは「まだ何もしてない」という事を…種市の言い分ではあるものの…聞き出した事だ。これは上出来だ。あの雰囲気なら種市も本音を言っただろう。久し振りにマネージャーとして働いたな!水口!

水口はそれを確認した上で、道化になる。もしアキの恋愛沙汰が今、発覚すると…、

水口「大損害だぜぇ〜。一般男性ぇ〜。いっぱ〜んだんせ〜い。ルパ〜ン三世〜い。何してくれてんだよぉ〜。大事な時期によぉ〜」

激しく吹いた!てか、あの松田龍平さんが、ここまでやるとは…がはは。超面白かったです!最高です!
そしてこのシーンにも、あまちゃん独特の「レイヤー構造(二重性または通奏低音)」が出現しましたね。

レイヤー1
「水口は年甲斐もなく、種市にジェラシーをもって、しかも酔った勢いで、種市を詰めた」

レイヤー2は先も書いた通り
「水口は酔ったフリをして、種市の本音を聞いて、アキとはまだ何もない事を確認しておいてから、種市に釘をさした」

これはどっちにとっても面白いし、全体のストーリーとして破綻してないし、内容も濃いのである。なんでこんなシーンを書けるのだろう?クドカン先生のプロット能力、パネーですよ!天才ですよ!

しかも、土下座までしたのに、水口の持つ魅力とか“神秘性”も担保したままなのである!すげーよなぁ!単に土下座だけしか描かなかった「半沢直樹」さんはとは大違いだ!
てか、水口はGMTのガキの挑発には乗らなかったわけだ。大したもんだ。てか当たり前か?



この水口と種市の対決?場面にアキと正宗が現れる。

水口「じゃあ、タクシーで帰りましょう」
正宗「タクシーって…君、飲んでるだろ?」
水口「タクシー置いて、タクシーで帰りましょ」

をい!をい!正宗のタクシーを、水口が運転して帰るつもりだったのかよ。がはは。と思ってググったら、ウィッキ先生によると…「個人タクシーの私用での運転など、旅客運送を伴わない運転であれば、第一種運転免許で運転することができる」とのことらしい。なるほど。がはは。

水口と正宗が居なくなった後に、アキと種市の会話。種市はさっき、水口にあれほど釘をさされたのに、アキにグイグイ迫る。まさに「種市」は「種馬」である!がはは。下ネタかーいっ!がはは。

にしても↓これは良かった…。

種市「大事な時期なんだべ?」
アキ「んだ。…でも、いいんだ。生きてる限り、大事じゃねえ時期なんてねぇし。先輩と付き合っている今だって、おらにとっては大事な時期だべ」

これは名言だった。第111回のアキナレの「一度はすっかり冷めだ、恋の病が…(略)…GMTをクビになった今、おらを縛るものは国の法律以外に何もねぇ。恋愛御法度解禁!鎖国は終わった。開国ぜよ!夜明けが来たぜよ!」
「備校のCMが決まってしまって、1年間、彼氏つくっちゃダメな契約だったんです。1年なんてムリです!もう走り出した恋の汽車は止まりゃしねぇです!もう盛りのついた猫背のメスの猿なんです!どうしたらいいべ?」
くらい名言だったぞなもし!

それに対して、こっちも盛りのついたエロい種市は…、

種市「いづする?」

…生々しいぞ!種市!がはは。

そんな二人の様子を水口…ではなくて、梅頭が見ていたぞ!梅さんは「家政婦はミタ」並にガン見していたぞ!がはは。ワロタ。しかも、この時のピエール瀧さんは、レンブラント光のせいか?イケメンに見えたぞ。がはは。

にしても、種市は魅力ってインフレしましたねぇ。JKが制服を脱いだ途端、インフレするように…がはは。アキもアキだ。北三陸高校の時は、あまり盲目的に、少女マンガ的に、種市にぞっこんだったが、今のアキは違う。
明からに、アキは種市にマウンティングで勝っている。まぁ、マウンティングで女子に勝てる男子はいないけどねwwww。

大事なのはアキの水口に対する姿勢だ。水口を「みずぐっちゃん」と呼ぶ。今日の最後の方では、あまりにワザとらしくFAXが届いた時「どけ!」とばかりに水口に身体をぶつける。ワザとらしいよねぇ。
アキは最初は水口の事を「何だ、ごいづ。言ってる事、さっぱりわがんね」扱いだったのに、だいぶ進歩したよねぇ。

アキと水口につしては、こんな感じで、ちょっとしたフラグは立ったよね。まぁ実は水口とアキのレンアイ的な進展はなかったんだけどね。でも、本放送の時は、みんなヤキモキしたよね。楽しかったよね。



同時刻、向かいの上野の劇場内部では、二次選考で揉めていた。アキを意図的に落とした事について、鈴鹿が猛反発するのだ。

鈴鹿「泳げるにこした事ないでしょ?」
太巻「う〜ん、どっちも残そう。うん。ねっ…まだ、二次ですからね」

とアッと言う間に妥協した。がはは。



無頼鮨の店内。残ったしおりと真奈と喜屋武は太巻の噂話。梅頭によって太巻と鈴鹿の今の関係がバラされる。

梅頭「っていうか、今も付き合ってるはずだけど?二人で一緒に住んでるはずだけど…えっ?別れちゃったの?」

驚く一同。その店内にタイミング良く入ってくる太巻と鈴鹿。しかも太巻は雑談でもするようにしおりと真奈に…、

太巻「よぅ!あっ、そうだ。お前たち、落ちたわ」
フリーズするしおりと真奈。
太巻「え?何?そんなにショックだった?」

がはは。ひでーよ、太巻。自分の所の社員なのに笑。



北三陸の病院。ICUに入っていた夏ばっぱが意識を取り戻す。大騒ぎする大吉と春子。

田中要次医師は本日、二度目の「うるさいよ!」

ワラタ。



黒川家の中のスリーJプロダクション('jjj')/。先に書いたように、アキは水口に身体をぶつけてFAXの排紙を待つ。FAXにはアキの一次審査通過が書かれてあった。まず「書類審査」続いて「一次審査」そして「二次=最終選考」と言う事かにゃ?
てか、今の時代にFAX…と思ったけど、こーいうのは「紙に残る」のがいいのかも笑。

正宗の方は役得?で、アキを抱っこして大喜び。にしても、正宗のピンクのベスト姿はまるでオードリーの「春日」さんですなぁ笑。

明日に続く!


あまちゃん(再放送)123回 2015H27/8/26(水)

アキの一次審査通過と夏ばっぱ復活のアバン。今日は箸休めな感じですにゃ。

楽しげなタイトルバック。

アキと春子は電話で会話。

アキ「ねぇママ、いづ帰ってくるの?
春子「そうだなあ…まあ、一段落したら帰る」
アキ「一段落って、いつ?」
春子「え〜、わかんないよぉ」

細かい事ですが「一段落」は「いちだんらく」と言ってましたね。「ひとだんらく」ではない。NHKさんのホームページによると…

「この「一段落」について、国語辞書の中には[イチダンラク]の項目・語釈の中に「『ひとだんらく』ともいう」などと補足している辞書もありますが、放送では伝統的な読みの[イチダンラク]を採っています。」
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/184.html

…だとさ。さすがNHKさんですね笑。あまちゃんには方言指導の他にも、コーヒー指導とか寿司指導とか医事指導とかあるので、こーいう指導もあったのかもにゃ。



北三陸駅舎では大吉と吉田の会話。一段落したら帰るという春子に対して、いやに諦めムードの大吉。大吉は正宗には勝てないと判断して、今や正宗ことマサとメル友らしい笑。
しかし、そんな大吉に突っかかる吉田。自分が独身を気取っていたのは、大吉先輩のためだという。がはは。ウソつけよ。吉田は栗原ちゃんと結婚したやん。がはは。怒った大吉は、吉田の結婚指輪を抜き取って線路二投げた。がはは。

一方、黒川家では大吉曰く「器の大きい」正宗が、器の大きいすり鉢でゴマを擂(す)っている。器の大きいハズの正宗だけど、このまま春子が東京に戻らないのではないか?とビビっている。がはは。

スナック・梨明日では春子が、夏ばっぱに「お帰り」と「すまなかった」は言ってもらえたので、次は「ありがとう」を言ってもらう事を目標に定めた。ナンノコッチャ笑。

そしてあんなに確執があったはずのユイとよしえの仲が戻っている。そう、この確執=葛藤もサラリと済ます。それが、あまちゃんなのだ!



二次オーディション会場。アキに対して、太巻の意地悪な質問が続く。そんな太巻の口を、エンピツの柄で押さえる鈴鹿。がはは。

鈴鹿によるセリフテスト。鈴鹿の指導でセリフを言うアキ。

その時!太巻には、アキではなくて、若春子が演技をしている姿が見えたのだ!てか実際、画面的には若春子=有村架純さんが映る。

こーいうのっていいよね!劇場では表現しにくい。やはりこーいうのはテレビとか映画向きの表現だ。

太巻には鈴鹿まで、映画「潮騒のメモリー」の中の母親役に見えてる。てか実際、画面的にも鈴鹿が別の衣装とメイクになっている。

若春子「親不孝ばかりで、ごめんなさい!」と若春子は去って行く。太巻は思わず…、

太巻「ちょっと待って!」と叫んでしまう。

いいねぇ。これは、まさに“商売人になりきれない”太巻だ。正確に言うと、贖罪を、寛解をしたい太巻の正体が発露したのだ。それは視聴者に対しての発露でもあり、また、太巻自身も、自分の気持ちに気付いた瞬間なのである。ああ!あまちゃんって(・∀・)イイ!

この時から太巻は内面ばかりでなく、行動も変わるのである。



上野のいつもの劇場の裏口。アキと水口が出て来る。周りには出待ちのファン。しかしなぜか誰もアキに気付かない。がはは。この頃にはアキも、それなりのアイドルになっているハズなのにねぇ。がはは。

アキは水口の指示で、このファンの中で、顔がわからないようにマスクをする。あはは。ファンも気付けよ!

水口は挨拶のためにまた劇場に戻るという。アキをここで一人にしたら、種市の所に行くに決まっているのになぁ。がはは。

案の定、アキはいそいそと無頼鮨の裏手に。種市を呼び出して…

アキ「今日ならいいど。ママもパパも、家さいねぇの」

がはは。吹いた!まさに「備校のCMが決まってしまって、1年間、彼氏つくっちゃダメな契約だったんです。1年なんてムリです!もう走り出した恋の汽車は止まりゃしねぇです!もう盛りのついた猫背のメスの猿なんです!どうしたらいいべ?」だ。

てか「パパもママも、家さいねぇの」じゃないんだね笑。

さぁ!明日はどうなる?


あまちゃん(再放送)第124回 2015H27/8/27(木)

今日は内容はありがちだけど、細かすぎるディテールに笑えますぜ。

アキ「今日ならいいど。ママもパパも、家さいねぇの」
種市「5分、待でるか?」

と種市は仕事も上がったので、急いで着替える。
ここでクソ面白いのは、アキが自分が言った言葉「ママもパパも、家さいねぇの」を4回も(正確には5回)繰り返して再現している事。1度は種市の言葉まで再現して言っていたど。
なんか、超うれしい時…特に恋愛関係で、ドキドキなうれしい事があった時、人って、こーいうイミフメイの反芻をするよねぇ。がはは。少なくともずぶんはす る!がはは。しかし外ではしない。恥ずいもん笑。アキは外でしていた。ラーメン屋の屋台のおっさんに見られないか、ビクビクしながらも。

関係ないし、何度も書いたけど、この屋台のラーメン食ってみたい。そしてこの屋台のおじさん役の人は、クレジットにはお名前は出ないけど、いつも同じ人だ。当たり前だけど、ちゃんと手配してるんだよなぁ。手間とコストが掛かってますなぁ。

んで、このおじさんが映る時、手前にアキがいるのに、おじさんピントが来てる気が…後ピン(あとぴん)じゃん。がはは。あまちゃんってマルチカメラでライブ感重視なので、実はピンが来てない画が多い。でもいいんだよ。ピンよりノリですぜ。
てか、ピンこそ機械に任せて…日本の技術ならカメラマンが見た場所にピントが合う、視点誘導型の追尾フォーカスも可能なハズ。スタンリー・キューブリックさんに負けないほどのイノベーション、キボンヌですよ笑。

さて、アキも相当、うれしかったのだろう。「ママもパパも、家さいねぇの」を4度(正確には5回)も繰り返すのが死ぬほどおかしい。何より、こんな厨房 (中坊)みたいなシーンの脚本を書いて、そして実際にディレクターさんが演技をつけて、役者さんが演技して、それを真剣に撮影して、編集して、ナレを当て て…これって現場も相当、面白かったのでは?がはは。
あまちゃんって役者さん達が、ホントに楽しんでいるのが伝わってくるよねぇ。あー面白い!大の大人が、あまちゃんを真剣に作っている事、それ自体が既に面白い!そーいうのも含めて、あまちゃんって面白いよねぇ。

しかも…、

アキナレ「というワケで「あまちゃん」スタート!

…これまたもう最高である。ルール違反の作劇かもしれんが、いいじゃん!あまちゃんではいつもの事じゃん!現実と虚構が交錯する、この幻惑感!ワクワク感!もうたまらん!

「というワケで」楽しげなタイトルバック。

上野の劇場の会議室。最終選考にアキが入ってない事に、鈴鹿が猛反発。太巻は内心はアキ推しなのだけど、抵抗してしまう。

太巻「確かに、天野は、素材としてはいいと思います。ただ、ヒロインには荷が重い。…例えば「伊豆の踊り子」の山口百恵。「野菊の墓」の松田聖子。前(ぜ ん)の、これ(潮騒のメモリー)のオリジナルの鈴鹿ひろ美さんしかり、アイドル映画は、ヒロインの鮮烈なデビューによって記憶に残る。…そういうインパク トが、天野“春子”には無い!」

水口「え?」

太巻「天野“春子”に無いものが、他の候補者にあるかといえば…未知数です。しかし、例えば、小野寺薫子なんかは、表現力こそ、天野“春子”には及ばないが、独特のムードがあります。年齢的にも若い。天野は幾つだっけ?」

河島「え〜、よんじゅう…」

太巻「ナニ言ってんだお前(書類を見て)18じゃん」

河島「天野“アキ”…は、そうです」

太巻「え?」

鈴鹿「ず〜っと春子って言ってるから…ねえ?…誰?春子って」

がはは。この流れるような会話と展開。なんでこんなプロットを思い付くのだろう!クドカン先生は天才ですなぁ!

結局、アキは最終選考に残る事になった。そして太巻は、もう天野アキに完全陥落ですにゃ。
落ち込む太巻。まさに「落ち込む事も必要」なんだな。がはは(第111回参照)。



黒川家(スリーJプロダクション('jjj')/)。アキと種市が入ってくる。いつの間にか壁には「一年間恋愛禁止」のスローガンが貼ってある!がはは。細かいっ!

アキが急速に標準語になっていく笑。種市がそれに突っ込まないのは、互いにテンぱっているせいやな。がはは。

ちなみにアキは団地生まれで、8歳の時に、正宗がローンでこのマンションを買って、この世田谷に引っ越してきたとのこと。という事は、新築で買ったとすれば、ここは築10年ですにゃ。

種市はビールとシャワーを要求。がはは。朝からテンションあがるぜ!

固定電話が鳴る。アキが出ると春子で、携帯から遠隔操作で世田谷のこの固定電話の留守電を聞きたい…とのこと。

そこへ種市が「どっちがシャンプーで、どっちがリンスだ?」
アキ「泡が出ないほうがリンスだ!」

ワラタ。「泡が出る方がシャンプー」でいいじゃん、−
慌てるアキ。どうにか水口がいる事にしてごまかす。



夏ばっぱか入院中で居ない天野家で、春子がしんみりする。その心情をアキナレが語る。がはは。そして囲炉裏の間に、間接照明のオサレなスタンドライトが。



シャワーから出た種市。こっちもテーブルに小洒落たスタンドライト。間接照明だ。春子の趣味なのね。間接照明は部屋のアチコチにあった。それか画的にもいい感じであった。がはは。

種市は自分が任された玉子焼きの仕事などについて語る。その様子は鉄拳アニメで説明。この時、卵には色が付いていた。鉄拳アニメって白黒じゃなかったのね笑。そしてアキはまだ標準語だ。

玉子焼きは火加減調整して45分かけて焼くとのこと。これは沢田研二さんの「背中まで45分」(1983年)という、男女の思わせ振りな曲に由来しているのかも。がはは。

にても種市が北三陸で将来、開きたいという店の名前が「ダイバー寿司」。ひねりがないよ!がはは。と思ったけど、またまた書くけど、あまちゃんは“潜る物語”。種市は、無頼鮨に、スパイとして“潜り込んだ”事を意識していて、「ダイバー寿司」としたのかも笑。

にしてもこの前から、種市とアキは、いい感じになりながらも、なかなか進展しない。クドカン先生にレンアイ物はダメ…じゃなくて、これぞまさに「♪寄せては返す波のよう」(by潮騒のメモリー)な展開ですなぁ。



またまた種市といい感じになった。

アキ「(略)…先輩はユイちゃんが好きだったんですよね」
種市「…ごめん」
アキ「いやいや、せめてる訳でねくて」

はい。ここでアキは訛りましたね。しかし演出的には、この訛りタイミングがあまり活かされてないです。上から目線ですんません!

種市「今は違う。…天野が好ぎだ」
アキ「おらもだ。…先輩」

すると、そこに、なんと!若春子の幽霊…いや生き霊…いや亡霊…いや怨霊…いや地縛霊…いやジバニャン…いやドッペルゲンガー…いや幻覚…いや有村架純さんが出現する!

いつもながら、ひたすらシュールだぜい!あまちゃん!最高ぜいぃ!

この時の有村架純さんの所作が面白い!いつもそうなのだが、明らかに小泉今日子さんの演技を真似ているのだ。そして今日は少しだけ雰囲気まで怖いぞ!がはは。

しかし第101回に登場した時の、シュールな若春子に比べると、演出的に迷いが見えるかも。第101回の時と同じ梶原登城ディレクターさんなんだけど なぁ。能年さんと有村さんが、同じシーンにいる事は、あまりないので、もっと見せて欲しかった。はしょったのは尺の都合かも。今日も盛り沢山だんもんね 笑。上から目線ですんません!



アキもシャワーを浴びる事に。その間、春子からスリーJプロダクション('jjj')/の固定電話に着信。春子がリモートで留守電を聞く。
ちなみにこのFAX留守電話は黒川家時代からあるぞ。スリーJプロダクション('jjj')/用の専用固定電話回線は引いてないのか?がはは。
そしてこのFAX留守電話は、小道具なので、いつも表示パネルが青く光っている。実際のFAX留守電話は節電と防眩のため、表示パネルのバックライトはすぐに消えるのにね笑。

まぁそれはともかく、春子が聞いた肝心の留守電とは…、

水口「もしも〜し、水口ですぅ。後で携帯にも掛けますが…アキちゃん、最終選考に…残りましたっっっ!…というワケで、今日は事務所に寄らずにそのまま帰りますね。ご報告でしたぁ〜!」

春子がこれにピピッと来ないわけがございません!笑。さっそく水口の携帯に電話。案の定、水口は、気が大きくなって無頼鮨で寿司食ってやがった笑。春子は、急いで事務所(アキの世田谷の自宅)に帰れと命令する。

しかし、最終選考に残ったと言う大ニュースを、春子の携帯に、いの一番に掛けなかったマネージャーってどうよ!と言いたいが、春子は病院にいる可能性があったしなぁ。それは仕方ないか。がはは。

ちょいと、ありきたりだけど、超面白くなってきましたよ!フフフ!
にしても朝ドラだし、またレプロさんの意向もあるのか?なかなか生々しい展開にはなりませんね。当たり前か。フフフ!

アキはシャワーから上がって…これまた、いつもの「Ne-net」っぽいTシャツと、ボーダーの部屋着半パンツ。をいをい!もっとフェミニンな格好しろ よ!エロんな…いやイロんな意味で今日は“大事な日(時期)”なんだろ?!アキ!がはは。しかし、まぁこれがいつものアキらしいね。

そして画面には…

「つづく」

…のテロップ文字。あまちゃんはテロップの使い方もいいよね。がはは。スタッフもみんな楽しんでますな。
にしても今日の回、後の「あさイチ」と「13時定時ニュース」の高瀬まゆゆ、二郎の受けが見たい。「あさイチ」は受けまで録画してあるので、見てみようかにゃ。


あまちゃん(再放送)第125回 2015H27/8/28(金)

昨日に続いてホップ・ステップの回…。今は溜め込む時期ですぜ。

シャワーから出て、ドキドキのアキ。そして相変わらずゴツい脚www。大友良英さん作曲の、いつも使われるけど「あまちゃんクレッツマー」が盛り上げる。

無頼鮨では水口が梅頭、相手に切れる。

水口「ちょっと大将!今日、あの若造、何で居ないの?」
梅頭「えっ、種市?…9時であがったけど…」
水口「何やってんだよ!」
梅頭「すいません…(カウンターの客に)…今なんか、謝るとこありましたっけ?無いですよねぇ?」

がはは。梅さん、とんだ、とばっちりである。

そう、まさにそうなのである。18歳の健康な女子が男子を好きになった。当たり前の事で、怒られる必要はない。でも水口は怒った。

「健康な女子ほど恋がしたい、そんな、わかりやすい感情を抑圧してステージに立つ、それがアイドルだ。選ばれた、ひと握りの人間の業(ごう)だ!

とは第89回の太巻の弁である。水口は太巻を代弁して怒っているのである。まぁ、梅さんは、とばっちりだが…。

楽しげなタイトルバック。

アキと種市は、アキの部屋へ移動。さて続きをしようとするが、なかなか空気が合わない…。

アキは種市に「水の中だと思ったらどうですか?」

とアドバイス。種市は右にクビをかしげてヘルメット潜水の空気抜きの動作をする。がはは。おかしい。空気抜きの動作をしせいか、ますます二人の空気は合わない。上手いこと言ったね、ずぶん。

あと、懐かしいアキと種市のヘルメット潜水と、YMOさんの「君に、胸キュン。」がかかる。これは第27回のシーンの使い回しですな。

アキのお腹がグゥ〜と鳴る。がはは。典型的なパターンですね。しかし腹が減るのは、健康な18歳の女子(ホントは座敷わらしだけど笑)の象徴でもある。



黒川家スリーJプロダクション('jjj')/に戻ってくる水口と正宗。気色(けしき)ばんでいる。アキの部屋のドアを勢いよく開けるが…二人はいない。かわりにキッチンからフライパンをもって二人が登場。種市が自慢の玉子焼きを焼いていたのだ。がはは。いい落ちだね。

正宗は、春子には、アキは種市とセリフ合わせをしていた…と説明した事に。しかし正宗のピンクのベストがオードリーの「春日」さんみたいで締まりがない笑。

続いてアキと水口の攻防。アキは女優にも成れていないご身分のくせに…、

アキ「女優である前に、アイドルである前に、おら、18歳の女子だ。好きな人がいて、一緒にいでぇと思ったり、その人のために仕事頑張っぺと思うのが…悪い事が?」

水口「いや、悪くはない」

水口は例え話をする。もし種市がユイが好きでアキを見てないとなったどうだ?と説明。てかこの間まで、そんな状況でしたね笑。アキは「やんだ!やんだ!」と言う。

水口「…失恋だよ。要するにアイドルが一人の男と恋愛すると、百万人のファンが失恋するんだ。それがアイドルなんだよ」

と言う。まぁ水口にとっては給料も出なくなるので百万人…いや百万円以上の損害であるわけだ笑。あまちゃんの世界では、太巻以外はほぼ口にしないし、アキ の両親なんか、そんな事を気にしてないように描かれているけど、やはりアイドル業をやるという事は、先行投資とかコストが色々と必要で、そのコストの回収 と、利潤の追求は大事な事であるもんねぇ。

あと種市の「俺が一人で、百万人分、幸せにしてやる!百万倍の男になる!」は取りあえず無視の方向で笑。

正宗は全然、違う、こんな事を言い出す。それは若春子のとの出合の物語だ。純喫茶「アイドル」で春子を口説いた…いや説得した時のシーンが流れる。詳しくは第97回を参照してくださいね。

その話しを聞いて何故か種市が号泣。愛すべきアホである笑。なんかワケがワカランウチに、この場だけは大団円。

こっち…アキ、種市、正宗は「普通」の世界なのである。対して水口は芸能界という「普通ではない」世界にいる。まあアキも立場上は、「普通ではない」世界にいるハズなのだが…笑(第106回参照)。

ここで「普通世界」の象徴として「玉子焼き」が使われる。

アキは「普通世界」の話しがまりかけた所で「美味っ!」と、種市の焼いた玉子焼きに食らい付く。これか完成していると言う事は、アキの部屋で種市とチューしようとして、水口と正宗が到着するまで、45分はあったわけやな笑。

アキ「うめえよ、先輩。これ、プロの味だよ」

正宗も普通の世界の人なので玉子焼きを食う。今日のあまちゃんは「衣食住」の「衣」の象徴して、シャワーでの着替えがあった。「住」の象徴は、アキの自宅 でのデートだ。そして「食」は言うまでなく、種市の焼いた玉子焼きである。こちらの「普通世界」は小さいかもしれないけど、幸せで溢れている。

水口は、正宗が種市の玉子焼きを食った時に…−、

水口「お父さんも…」

…と呆れる。「普通ではない」芸能界志向なら、玉子焼きは食べてはならないのだ。アイドルはクレープを食べてウンコはしない。女優は食べて無くても食べたふりをする仕事である。太巻のように、不味そうに寿司を食わなくてはならない。フード理論みたいだが…笑。
水口はそれに呆れたのだ…。てか、水口は昨日の最後のシーンで、アキが最終選考に残った事で、安心して、無頼鮨で一人で寿司をつまんでいたではないか。水口はまだまだ芸能界では「甘ちゃん」なのである。

しかも、アキはこう言う…、

アキ「水口さんも、先輩も、喋ってねぇで食え」

…と全てをぶち壊す誘惑を吐くわけだ。まぁ座敷わらしだかんね。水口もまた若輩者なので、それに乗ってしまう。またそれでも水口はまだ冷静で、ここはアキと種市を抑え付けても逆効果だと判断したのか、社長の春子の決裁も仰がず…、

水口「とにかく、当分の間、会うのはお寿司屋さんだけにしてください。あと、メール!そこまでは目をつぶります」

…と独断で決めた。この時、松田龍平さんは苦言を言いながらも「ゴックン」と喉が鳴る演技をしている。上手いなぁ。アキの誘った「普通の世界」「年下の先輩の一般男性でライバルの焼いた玉子焼き」に、簡単に陥落したのだ笑。

結局、朝ドラらしく、アキと種市は何もないまま、なんとなく、ホンワカしてて終わったのは、これはこれで正解やな笑。てかアキと種市のラブリーな事なんて別に見たくもねーよ笑。



そして最終審査の日…結局、アキと小野寺ちゃんの一騎打ちになっていた。残ったのは、やはり、この二人だったか…てか、これじゃ世間的には、公募じゃなくて、随意契約、出来レースに見えなくね?がはは。

アキと小野寺ちゃんに演技指導をする鈴鹿ひろ美。厳しい!(・∀・)イイ!てか薬師丸ひろ子さんの大女優的演技がホントに(・∀・)イイ!

その様子を泣きそうな顔になって見ている太巻。いつものV型眉メイクじゃないのが効いてますね。もちろん、古田新太さんの演技も(・∀・)イイ!のだ!

まぁこの瞬間から太巻は“優しい方の鬼”から、単なる“優しい鬼”になるんですけどね。こーいう一種のカタルシスも(・∀・)イイ!よねぇ。



控室でのアキと小野寺ちゃんの会話。

小野寺ちゃん「アキちゃんが、呼ばれるような気がする」
アキ「いや、小野寺ちゃんだべ」
薫子「ホント?」
アキ「…ごめん、わがんね。でも、どっちが呼ばれても、ちょっと嬉しぐね?」
薫子「ちょっと悔しいけどね」

なんでこんなセリフが書けるのだろう!普通はどっちが呼ばれても、互いに悔しいハズじゃん。なのに「どっちが呼ばれても、ちょっと嬉しぐね?」なんて書け るのか?言えるのか?もちろん、アキと小野寺ちゃんはGMTとして仲間だった経緯があるにしても…だ。優しいよなぁ、クドカン先生!

芸能界とは厳しい世界らしい。GMTは一時はヒットチャートで1位をとったけど、今や凋落気味だ。もちろん太巻はそんな事は全て承知している。だから、アキにも、GMTにも、試練を与えて、ケミストリーや、メークドラマを期待した。

結局、あまちゃんの世界では“甘いちゃん”だったという結論になった小野寺ちゃんはケミストリーを起こせなかったのだ。それはもちろん、春子も同じだ。しかし、鈴鹿と、アキはケミストリーを起こせたのだ。

まぁ太巻の、贖罪の気持ちからの采配もあったけどね。世間的にも、マスコミ的にも、アキの抜擢は出来レースに見えたとしても、一旦、太巻の所を出たアキの登用など、結構なニュースにもなったろう。太巻も商売人として、イメージ戦略として、まぁ損はしてないハズだ。がはは。

仲良しGMTが悪かったわけではない。小野寺ちゃんという美貌と若さと才能をもってしても、そんな才能はゴロゴロ転がってて、光る原石は1個だけで、それは小野寺ちゃんではなかった…と言う事か…。

↓第103回の鈴鹿のセリフ。
鈴鹿「(アキは)こんな感じだけど、アイドルの資質あるかもしれません。でもね、お母さん。そんな子はごまんといるんです。原石なんかゴロゴロ転がってるの!そんな中で、磨いて光るのは、たった1個なんです」



最終審査をする太巻、鈴鹿、河島などの首脳陣。

太巻「事務所の社長としては、小野寺を推したい。しかし、商売人に成り切れないもう一人の自分が、天野を推したがってる。天野アキで、映画を撮れと…。天野を吹き替えにしたら“また”後悔する事になるぞと…」

河島「…また???」

太巻「結論が出ないまま、夕べ、この動画を見つけましてね。これ見てたら、何かもう…切なくなっちゃって…」

それはストーブが北三陸観光協会のサイトにアップした、アキの「本気獲り」の日の動画である(第24回参照)。

太巻「これ見てたら、何かもう…切なくなっちゃって…」

太巻、やはりタヌキは狸である笑。もちろん動画に感動もしただろう。しかし、この動画のせいにして判断を放棄してる…フリをした。周りのスタッフへの、い つもの理論的な説明を放棄して、エモーショナルに、アキを推した事にしたのだ。これで、周りを説得して、アキの登用を決めたいのだ。て言うか、太巻はもう とっくきアキの登用を決めているのだ。オーディションは言い訳作りに過ぎない。

てか、そもそもこのビデオはアキとヒロシの手柄である。太巻は素材を探してセットしたに過ぎない。まぁそれが、プロデューサーという職能なんだろうが、人の手柄も利用して、自分のやりたい事をする。太巻。それはれそれで凄いぞ!太巻!



北三陸では、夏ばっぱが、春子に「もう(東京に)帰っていいぞ」と言う。しかし春子は、夏ばっぱから「ありがとう」という言葉を聞くまでは帰らない覚悟…いやホントは“言い訳”なのだ。
にしても、いい伏線を用意したもんだねぇ。すごいよなぁ!さすがクドカン先生だ!



アキと小野寺ちゃんの控室。小っちゃい方の河島が来る。

河島「お待たせ。…小野寺!」
小野寺「はいっ!」
河島「今日はもう帰っていい。…天野!」
アキ「はい!」
河島「太巻さんが呼んでる」

名シーンだね。

小野寺「…ほんとだ。ちょっと嬉しい」
アキ「へへっ…」
小野寺「おめでとう」
アキ「ありがとう」

二人は握手してアキは行く。小野寺ちゃん(優希美青さん)の悔しい表情。優希美青さんも、あまちゃんに爪痕を残しましたね。



上野のハートフルの会議室…いや社長室か。アキが入ってくる。アキと握手する鈴鹿。握手で繋いだわけですね。鈴鹿はうれしそうだ。

にしてもこの部屋の床はチェックの市松模様だったのね。白黒ハッキリつけたい太巻、または白黒交ぜて統一感を持たせるグループアイドルのプロデューサー太巻の両方の姿なんだろうねぇ。
鈴鹿はいつもように黒しか着てないし、今日の太巻は(密着取材の時もそうだったけど)礼服みたいな白っぽいネクタイだしねぇ。
あと、華やかと思われている芸能界だけど、地味なのね。鈴鹿の服装みたいに…。いや白と黒って…葬式か〜い!がはは、…って深読みし過ぎ?がはは。

そして太巻(古田新太さん)の、なんともにこやかな表情。もうこれは完全に、座敷わらし・アキの寛解作戦に乗るつもりですなぁ。ブチ大団円。


あまちゃん(再放送)第126回 2015H27/8/29(土)

今日は土曜で、あまちゃん放送週の最後の日。ホップ・ステップと来て「ジャンプ」(byヴァン・ヘイレン)の日ですよ。内容も盛り沢山だべ!「ミズハグ」もあるでよ〜っ!

アバンなし。楽しげなタイトルバック。

第78回のシーン。アキはタクシーに乗った鈴鹿を追いかけて強引に握手。
鈴鹿「いつか一緒に、お芝居しましょうね」

アキナレ「その約束が、果だされる時が、ついに来ました。

約束だとぅ!うーむ、あれをアキは約束、アキ語でいう「やぐじょく」だと思っていたのか?アキは鈴鹿と“対等の約束”をしたと思っていたのか?ただの“キボンヌ”ではなかったのか?うーむ、どこまでも大物だなぁアキ!がはは。

※「やぐじょく」事件とは、潜水師の試験に合格したアキが、種市にそれを知らせようとして、冬なのにプールに落ちしまう。その時アキは「合格したらデート の約束」を種市としていた。アキは種市に「約束」の履行を迫るも、プールに落ちて寒いので、上手く発音できず「やぐじょく」となった事件のことである。第 45回参照のこと。



劇場前の外、最終審査合格を受けて、歴史に残り、視聴者を騒然とさせた、いわゆる“ミズハグ”が展開される。

水口「アキちゃん!」
アキ「水口さん!

まだ明るい、しかも劇場前という場所で、出待ちのファンもいる衆人環視の中で人目もはばからず、水口はアキを抱きしめる。でもなぜか誰もあまり関心を払ってない笑。視聴者以外は…!

アキ「イデっ!」とは言うものの身を任せるアキ。
水口「うるさい!何も言うな」
アキ「…水口さん、泣いでんのが?」
水口「うるさい!もっと泣くぞ」アキは水口の背中をポンと叩く、
水口「・・・・・よし!もう大丈夫だ。行こう」

アキのミサンガが1本、切れていた。

これが朝から世界を震撼させた“ミズハグ”である。どれだけの視聴者を悶絶させた事か。ずぶんも語ろう!ウザいだろうけど、聞いてくださいね笑。

ここにも、いつものあまちゃん世界の「レイヤー構造(二重性または通奏低音)」が仕込まれている。

レイヤー1
まずは普通の見方。てか、朝の忙しい時に、ツラ〜と見て感じる内容です。
まずこのシーンの意味は、見たまんまに、最終審査に合格したアキと水口の感動のハグであるととれる。その中には、水口のアキへの恋愛感情も含まれているかもしれない…と臭わせている。これが視聴者の悶絶を誘った。これはこれで有りである。

そして松田龍平さんの父親・松田優作さんと、薬師丸ひろ子さんが共演した映画「探偵物語」(1983年)に、似たシーンがあるので、それへのオマージュやパロディである…という見方。これもこれで有りである。

レイヤー2
この「ミズハグ」は、あまちゃんの中に頻出する「対を成す同じ構造体」の発露であるという見方。これは、ずぶんだけが提唱してるのだけどね。がはは。

では、今日のこの「ミズハグ」のシーンと「対(つい)を成す」あまちゃんの中の同じシーンとは・・・・・・・・・・そう!第61回にあるのですよ!

それは「ミズハグ」ならぬ「ミスズハグ」である。言い易く「スズハグ」か「ミスハグ」でもいいぞ笑。

熊谷美寿々(美保純さん)は、水口が北三陸に潜り込んだスカウトマンである事を知らず、水口に入れ込む。そしてユイと水口の上京作戦の失敗を受けて、水口が北三陸を去る事になった時に、駅舎に現れた美寿々が、水口を思わずハグするのである。

美寿々はミズタクに抱きつく。そしてしばしホールド。

美寿々「よしっ!!もう吹っ切れた。若けぇ頃ならこの勢いで駆け落ちもしたけど、もうそんな無駄なことはしねえ。…次だ次。ありがとう…楽しがった…じゃあな」

ミズタク「…かっこいい」(第61回)

今日のアキへのハグは、これなのである。ハグしてしばしホールドも同じ。
「よしっ!!もう吹っ切れた」は「うるさい!何も言うな」と対である。
「ありがとう…楽しがった…じゃあな」は「よし!もう大丈夫だ。行こう」と対でなのである。

もちろん、水口の中には色んな感情が…マネージャとしての感情も…アキへの恋愛感情もあったかもしれない。水口はかつて春子に…

水口「でも今回、改めて自分の中で、アキちゃんが…、アキちゃんの存在がこう、クローズアップされてることに気がつきました。はい。なんだろう?なんかこう、可愛いですよね?」
春子「気持ち悪いぞ、水口」(第94回)

…とまで言われているではないか。がはは。そりゃ人間だからいろんな感情があるだろう。それをハッキリさせず、視聴者に放った事で、ミスハグは視聴者の想像力を刺激して、こんなに大きな話題となったのだ。

また水口は、かつて第108回で、アキ相手に自分のヒストリーを語り出し…、

アキナレで「仕事サボって、退屈なヒストリーなんぞ語りやがって」と酷評され笑、

かつ、アキナレで「そう呟いて、水口さんは、ブラックコーヒーを一口すすりました。何だか、自分に酔ってるような感じでした」

…とまで言われている。がはは。さすが本質を見抜く座敷わらし・アキにかかれば水口は裸同然かもね笑。

そう、水口はこの「ミズハグ」の時も「自分に酔っていた」のである。「スズハグ」を「…かっこいい」と感じたセンスの持ち主である水口は、アキに「ミズハグ」をしている自分を「かっこいい」と思って「自分に酔っていた」のである。がはは。

「ミズハグ」は朝から視聴者サービスであると同時に「探偵物語」オマージュでもあり、ずぶんのような深読み患者にも満足を与えてくれた。こんなシーンを思い付いて、ぶっ込むなんて…やっぱクドカン先生は天才ですよ!ああ、あまちゃんってホント!面白いっ!最高っ!



ここでエネルギーを使い果たし、視聴者はもうヘロヘロである。しかし、追い打ちを掛けるように、あまちゃんはまだまだ進むのだ!

無頼鮨で祝杯の水口と正宗。今日はタクシーを運転してきていないんやな笑。アキは喫茶・リアスのユイに電話して報告。この時のユイは一応、素直に喜んでいたな。

そしてもっと素直に喜んでいたのが勉さんである。

勉さん「でかしたぞっ水口っっっ!よくやった!」

水口「一生懸命、磨いた甲斐ありました。原石…やっと輝きました」

フッ…男って単純だね。ユイのような腹に秘めたドス黒いもんがないね笑。とは言うものの、このノリだけの、勉さんと水口の号泣シーンは面白いよねぇ。特にBLネタ(中年同士なのでCLネタか笑)にも寄与したと思う笑。

ユイの口から夏ばっぱの退院が知らされる。



天野家に戻ってきた夏ばっぱ。北三陸のいつものメンバー達も勢揃いである。可愛くない方と可愛い方のWかつ枝が、天野家を守っていたご模様。夏ばっぱの寝室には介護ベッドまでしつらえてある。夏ばっぱは要介護認定を受けたのか?笑。

喧噪野中、春子に、アキから電話。その内容を聞いて、春子はコーフンして皆に「あの子、映画出るんだって!鈴鹿ひろ美とダブル主演で」と叫ぶ。

良い事しか起こらない世界!最高!

そして菅原のセリフに吹いた…。

菅原「足立君、早速ホームページのアップ画面さ(このニュースを)トップするか!」

その足立君(ストーブ)もアキと電話で話す。ストーブの撮った動画が決め手になったとアキはストーブにお礼。ストーブは、アキに自分の気持ちを改めて伝えるが、周りがうるさくてアキには聞こえていない。

都合の悪い事は聞こえない世界!最高!

ストーブはまだアキに未練があるものの「おめでどう!」と祝福。…するしかない今はwww。



天野家。ベッドの背を起こして「潮騒のメモリー 〜母娘(おやこ)の島〜」の脚本を読む夏ばっぱが…、

夏ばっぱ「なかなか悪ぐねえ本だぞ」

…がはは。脚本を「本(ほん)」と言う。夏ばっぱは業界の人なのか?そう、宮本信子さんはバリバリの大女優である。その大女優に「悪ぐねえ本だぞ」と言わせるとは…。クドカン先生、自分の本(あまちゃん)の事と思って書いたセリフなのでは?がはは。

いつものかつ枝の町内放送で、明日「海女の本気獲り」である事が知らされる。

夏ばっぱ「潜り始めて60年近ぇが、本気獲りさぁ行がねがったのは、初めてだ」

春子「ウソ。一昨年もアキに譲ったじゃん」

がはは。夏ばっぱにとって座敷わらし・アキの記憶と存在感は遠くなっているのかもしれないね。つまり夏ばっぱは座敷わらし・アキに頼る必要がないのだ。そして文字通り、夏ばっぱの身体的「寛解」は、いよいよ近いのだ。

春子「…(略)…麦茶でも飲む?」
夏ばっぱ「おう、ありがど」

春子は念願の「ありがとう」を、夏ばっぱから聞いたではないか!春子が東京に向かう日も、いよいよ近いのだ。



北三陸駅舎。本気獲りでユイはなんと!ウニ4個もゲットした。ようやく1個しか獲れなかったアキとは大違いだ。超ドヤ顔のユイがおかしい。

しかし鈴鹿の言う「(アキは)こんな感じだけど、アイドルの資質あるかもしれません。でもね、お母さん。そんな子はごまんといるんです。原石なんかゴロゴロ転がってるの!そんな中で、磨いて光るのは、たった1個なんです」

この1個しかウニを捕れなかったアキが、その磨いて光るたった1個だったワケだ。

それはともかくユイが撮ったウニは、その場で早速、オーディション…じゃなくてオークションに掛けられる。

仕切るのは吉田「この…貴重なウニを、ハイ!3000円から〜っ!」

ヒビキ「4万円っっっ!」

吹いた!アキナレでは「相変わらずせこいけど、みんな元気で何よりです」とあるが、4万円はセコくないぞ笑。普段はウニ1個、500円だもんね。そして太っ腹のヒビキも出世したもんだな笑。
ところでユイのウニは1個売りなのか?4個セット売りなのか?ヒビキが4万円と言ったので、セット売りかもね笑。



アキは映画撮影のクランクインに備えて、テレビ番組「見つけてこわそう」の怒涛の20本まとめ撮り。強行軍ですなぁ。



それと並行して、連日の映画のリハーサル。リハーサル中の鈴鹿「アキ」

アキナレ「おら、役名で呼ばれるようになりました」

って同じじゃん!爆!

監督・太巻の演技指導。このシーンは古田新太さんのアドリブだったとのこと。アキへの演技指導で、港からこのウチまでは4キロもある。そこを急いで走ってきた割りには、ラクをしていると監督は言うのだ。

太巻監督「あぁ、身体(からだ)的にも限界。軽く、ここ、来るとき…こう…脚が…こう…“産まれたての鹿”みたいな感じになってるかもしれない」

と脚をカクカクさせて指導。それをフトンの中で見ていた薬師丸ひろ子さんが、本気獲り…じゃなくて、本気で笑っていたので、更にワラタ!ホントに薬師丸ひろ子はつい爆笑してしまったそうですよ。
そのシーンを使うディレクターも偉い!なんでも、この「産まれたての鹿」とは、演劇界では有名なメソッドの一つらしいです。



アキナレ「他にも、
ボイストレーニングや
発声練習
素潜りの特訓
和服の所作
日舞
習字
ペン字
生け花
料理など、このままお嫁に行けるくらいの習い事をやり、膨大な資料を読まされ…」

とテロップ表示。がはは。面白い。

アキナレの最中、先ずは鈴鹿との息の合わないダンスwww。このダンスを指導している後ろ姿の女性は、ホントにあまちゃんでダンスを指導している人だろうね。

そして、実際に、アキによって、踊りや、いろんな稽古が再現されていた。やる事が細かく、手間がかかってますねぇ。

てかアキに「素潜りの特訓」はイランだろう!がはは。あと「習字とペン字」も。オマイは「日ペンの美子ちゃん」かっ!わかるやつだれけわかればいい!笑。

「アキちゃん、頑張ろうね」とアキを励ます助監督役は太賀さんです。かつてドラマ「おめでた弁護士」でAD小池もやってました。その時はアキのNG40回に苦しめられましたねぇ笑。テレビではAD、映画では助監督…という事ですな。出世してなぞなもし笑。



そしていよいよクランクインの日。早朝の港の現場。
アキは鈴鹿に…

鈴鹿「よし!じゃあねぇ、今まで勉強したこと一回全部忘れよう」
アキ「えっ?」
鈴鹿「リセットして、ゼロから始めてみよう!それが芝居、それが映画です!」

がはは。ホントかよ。相変わらずシュールだね!あまちゃん。

怒濤の来週に続く!