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第18週「おら、地元に帰ろう!?」第103回〜第108回 演出:吉田照幸登城

あまちゃん(再放送)第103回 2015H27/8/3(月)

今週は井上剛チーフディレクターでがす!

今日はあまちゃんでも神回の一つと言われてますな。全編、春子と鈴鹿の対決がです。なんで対決してるのかよくわからんですが…笑。

全体に非常に小劇場っぽいです。舞台は無頼鮨のみで進行(回想は除く)。これってもし15分間、固定のワンカムで、完全長回し収録だったら、もっと更にネ申回になれたかもしないですね。てかそうした方が良かった感じです。きっともっと歴史に残ったでしょう。

にしても今日の回で、あまちゃんがマルチカメラで贅沢に撮られている事が改めてわかります。場面を見てもどこにカメラが仕込んでいるのか?わからないくらい巧く撮影されてます。

あまちゃんはシーン毎に撮るのではなく、ある程度、一気に演技をして、それをマルチカメラで撮って、編集しているようです。これは収録の効率は良いのでしょうけど、役者さん達が、みんな上手くないと、逆に揃わなくて大変でしょうねぇ。

この撮影方法のお陰で、あまちゃんは非常にライブ感が強いドラマになってますねぇ。大昔の、とんねるずさんのコントや、もっと大昔の久世光彦さんのドラマっぼいくていいですよねぇ。

無頼鮨のセットの都合と、先に鈴鹿が座っていた関係で、上手(かみて)は春子になるけど、今日はあまり関係ですね。それより無頼鮨のセット独特の、奥行き感があっていいです。



話しはツラツラと流れて凄く面白いですけど、内容はあまり無いようです。←シャレかっ!

今回は春子と鈴鹿が顔見知りになって、そしてそれ以上の関係になる事への伏線のための、お互いの「顔見せ」でもありますね。

そして今日の回を再放送や、何度も見ていると…鈴鹿って、とっくに“影武者”の事を知ってて、そして春子が“影武者”だと気付いているような節もありますねぇ。しかし、鈴鹿はこれ以降も、これについてはハッキリとし態度は示さないですけどね。



↓今日はこの鈴鹿のセリフが滲みましたましたねぇ。

鈴鹿「(アキは)こんな感じだけど、アイドルの資質あるかもしれません。でもね、お母さん。そんな子はごまんといるんです。原石なんかゴロゴロ転がってるの!そんな中で、磨いて光るのは、たった1個なんです」

あはは。これ太巻と同じで、アキの事をその“たった1個”だと、認めているも同然じゃん。

そう。アキに才能がある事は確定した。問題は売り方なんだね。太巻は、アキに試練を与えてケミストリーやメークドラマを起こしたい。

春子は真逆で、古臭い王道、正統派で売りたい。

今後のあまちゃんの回は、この対決を軸として物語は進みますぜ。



そして無頼鮨に太巻がキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!明日に続く!


あまちゃん(再放送)第104回 2015H27/8/4(火)

昨日に続いて無頼鮨。今日も盛り沢山ですぜ!ひっくり返る寿司。

楽しげなタイトルバック。

またもひっくり返る寿司。

鈴鹿は、太巻がアキを首にした事を責める。そして鈴鹿は…、

鈴鹿「売れるってわかってるもの売って何が面白いのよ。太巻さんも、守りに入っちゃったんだ。昔は柔軟だったのに…。歳とって、もう若い子の意見とか聞かないんだ」

と言う。この時点では鈴鹿は太巻のやり方(アキに試練を与えてケミストリーやメークドラマを起こしたい)について知ってはいるものの、楯突いてみせているように感じる。これは春子への援護射撃だとも思える。

寿司のネタとシャリがひっくり返るなどすったもんだあったけど…ここはアキを付き人していた権限で、鈴鹿が「鶴の一声」を発動する。てか、この「鶴の一声」で、まさに事態がひっくり返るわけだ!がはは。寿司はそのメタファーだったのね笑。

鈴鹿「天野さんクビにするなら、アタシも辞めますから。(略)女優を辞めるんです」

ほら、ひっくり返った!笑。なんちゅうか、荒技だけど、いろいろと面白い。てか鈴鹿は、アキの事を「天野さん」で通している。いろんな解釈が成り立つけ ど、鈴鹿らしい自信に満ちた自我が、年下の新米相手でも、対等扱いしているし、また対等であるが故に、距離を置いているとも感じる。

つまり、鈴鹿はアキを認めているのだ。

太巻はアッサリと…、

太巻「わかりました。天野の解雇は、撤回します」

あははは!さっそく太巻は、鈴鹿を使って(鈴鹿は使われているとわかっているが)、ケミストリーやメークドラマを起こしたではないかっ!この男、意外に…いや、さすがに…、

「太いものには巻かれろ」とか、
「続・太いものには巻かれろ」とか
「細いものには巻かれない」とか、
「巻かれて太くなる」

…とかを上梓しただけの事はある笑。アメ女の大物プロレスラー(by菅原)…じゃなくて大物プロデューサーだけのことはある。

アキは単純に喜ぶ。普通は禍根が残るものなのにねぇ。アキはやはり大物だ。

そして春子は、このケミストリーやメークドラマに気付いてないのである。これが春子の限界なんだろうねぇ。



さて、大切な事を書きますよ。←それともいつもの妄想か?笑。

もっと言うなら、鈴鹿はわかってて、無頼鮨に太巻を呼んだのである。大物プロレスラー(by菅原)…じゃなくて大物プロデューサーを使えば、鈴鹿は“影武者”事件の遺恨を解決できるのでないか?と目論んだのではないか?

もちろん太巻もわかってて乗ったのである。太巻も“影武者”事件の遺恨を解決したいと思っている。てか、元夫婦の「あうん」の呼吸で、この作戦が進行したのではないだろうか?

もちろんこのケミストリーやメークドラマを起こすには“触媒”が必要だ。そう“触媒”=霊媒”、座敷わらしのアキがそれである。エヴァンゲリオンにおける“依り代”みたいなもんだ笑。

ここまで書いて「( ゚Д゚)ハッ!」としませんか?

そう!「ビューティフル・ドリーマー」における「夢邪気」。人の夢を紡いで構築する妖怪。まさに太巻が夢邪気なのであるよ。

夢邪気は人の夢を紡いで構築する事ができるが、それには核となる“夢を見たい人”が必要だ。それは誰か?アキの夢だろうか?アキは触媒でもあるが…。

あまちゃんはアキの夢なのだろうか?フフフ。すぶんの解釈は…最終回で披露します!お楽しみに!



世田谷の黒川家。PCで女性を相手にライブチャットをしている正宗。ワラタ!

にしても黒川家での春子と正宗の会話などは、さすがのクドカン先生だ!流れるように素晴らしい!
正宗「滞在期間ぐらい、知る権利はあるでしょう?ずっと待ってたんだから」
なんてホントいいセリフやね。

アキは夏ばっぱと鈴鹿が似てるという。まぁ共に才能を見抜く目があって、そして辛く当たる事でケミストリーを起こそうとしてる存在ではあるな。



大東京ではケミストリーが進行中。そして北三陸でも小さなケミストリーが進行中。大吉が春子とケミストリーできずに悲しく吠える。そして8500万年前の琥珀(樹液)と比較されて…、

大吉「樹液じゃねえべ!オレは…大吉は…人間だもの!!」

ワラタ。相田みつをさんかっ!

やはりケミストリーにはアキという“触媒”が必要なのね。



さて、上野の劇場にはさっそく春子の姿が。春子を見た真奈ちゃんが…、

真奈「新メンバーじゃなかよね」

には吹いた!てかGMTのセンターが春子かよっ!なんか新鮮(by菅原)を通り越して、なんか強烈!若いアイドルと熟女アイドルの共演かぁ!そんなユニットがもしあったら意外に超面白いかも!

・・・・・あっ!あった!ドラマ「あまちゃん」こそが、そんなユニットだった爆。

クドカン先生の若いアイドルと熟女アイドルの共演という“夢”を、NHKという“夢邪気”を使ってケミストリーしたのが、あまちゃんなのだ!がはは。


あまちゃん(再放送)105回 2015H27/8/5(水)

太巻は「鬱陶しい東北のステージママ」春子を懸念するが、それでも何か楽しそうだ。まるで表情には出ないけど…笑。てか、見ている我々が楽しいぞ!

太巻「(水口に)そのうち面倒くせぇ事、言われるぞ。取材に付き合わせろだの、ステージ衣装作れだの」

案の定、既にステージ衣装は作られており、それを着たGMTが社長室に押しかけて、大騒ぎ、みんなこの社長、嫌いじゃなかったのね笑。

太巻は衣装代を何故か文字通りポケットマネーから出しながら…、

太巻「チッ!あの薄汚ぇ、シンデレラの娘!」

…と毒づくが、さっそくのケミストリー発生じゃないか!だったら業務なので経費にすりゃいいのに笑。あ、札束を切りたかったのね笑。てかステージ衣装が5人分で12万円とは…安い気が…笑。

ずぶんは知らなかったけど、この「あの薄汚ぇ、シンデレラの娘」とは「少女に何が起ったか」という1985年の小泉今日子さん主演のドラマに出て来るセリフとのこと。

楽しげなタイトルバック。

もちろん春子の攻勢に、太巻も負けてはいない。ケミストリー促進剤を投下する。
ヒビキによるアー写撮影の時、太巻は…、

太巻「(まめりん抜きのGMTの「地元に帰ろう」が)1万枚売れなかったら解散のパターンでいこう。それで見積もりよろしく」

…と水口に言う。
毎度、同じ事を書くけど…、

レイヤー1では「憎い太巻が、アキに葛藤を与えている。だから頑張れアキ。負けるな!」と読める。
レイヤー2では「未知のケミストリーを起こしてアキの才能を開花させたい太巻と鈴鹿。そして太巻と鈴鹿は春子との寛解をも目指したい」

という「レイヤー構造(二重性または通奏低音)」となっているのだ。どっちで見てもドラマは破綻してない。素晴らしい!やっぱ、あまちゃんは素晴らしい!

にしても!ヒビキ一郎が、GMTの「アー写」を撮影とは…。ますます出世したなぁ!ヒビキ一郎!
そしてどー見てもヒビキは太巻のドッペルゲンガーである。細巻である。細巻であるヒビキが、GMTのアー写を丁寧に撮る気合いを入れてという事は太巻もGMTを認めているのである。
あ、小野寺ちゃんの見せパンチラが有りますよ。



純喫茶「アイドル」。アキがさっそくGMTの洗剤…じゃなくて宣材を配りに来た。アイドルおたくの甲斐さんは大喜び。

一方、店内では春子・正宗と大吉・安部ちゃんの鼎談ならぬ四者会談www。大吉が東京に出てきたのである。

てか、大吉よ!この機会にユイを一緒に連れてこいよ!笑。
てか、大吉よ!この機会にユイを一緒に連れてこいよ!笑。
てか、大吉よ!この機会にユイを一緒に連れてこいよ!笑。
てか、大吉よ!この機会にユイを一緒に連れてこいよ!笑。
てか、大吉よ!この機会にユイを一緒に連れてこいよ!笑。

ユイはしばらくリハビリモードなのか?忘れられているね笑。

春子は皆に…

春子「こっち(東京)で、やり残した事があることを思い出したの!それをやるの、アキと一緒に!やり遂げたら、帰るから…」

甲斐「やり残した事って、何だろうね?」

春子「それは…言わない。やり遂げるまで、言わない!」

そう。春子もまた太巻と鈴鹿との寛解を求めているのだ。

アキナレ的には「決して言葉にしませんでしたが、おらをデビューさせるまで、ママはこっちにいるつもりみたいです」

と言っている。そう、言うまでもない。これも、あまちゃんの「レイヤー構造(二重性または通奏低音)」である。



純喫茶「アイドル」に続いて大吉は、純寿司屋「無頼鮨」で一通りくだを巻く笑。

安部ちゃん「もう限界。まめぶ大使として1年半頑張ってきたけど、まめぶに対する、都会っ子の警戒心、計り知れねえ。まさか、まめぶがケバブに負けるとは!」

のシーンで、まめぶ屋台の隣にケバブ屋台が出てるシーンがインサート。「まめぶ〜っ!」の呼び声と、「ケバブ〜っ!」の呼び声が交差。そして逆転。クソワロタ。
そしてこのケバブ屋台の外タレさん(デビット・ホセインさん)は、アキが北三陸から東京に戻った初日、上野で携帯写メを撮ってくれた人である。(第73回)

そして店内に鈴鹿ひろ美を見つけてファンである事をアピール。
大吉は北三陸のメンバー達に自分が鈴鹿と一緒に居る事を電話するが、スナック・梨明日では、いつものメンバー達が泥酔状態で、大吉の話しを歯牙にも掛けない。がはは。鈴鹿本人が電話に出ても信じてないのである。がはは。
にしても朝からスナックで泥酔者を見るとは。まぁここは「大目に見てよ。だってここ、スナックだもの」(by菅原)と言うことやな笑。

てか、この時のスナック。梨明日のメンバーは、菅原、今野あつし、いっそん、組合長である。そしてカウンターにはママはいなくて、吉田が仕切っているご様子。
てか、限りなく暑苦しいメンバー達だ!せめて勉さんでも居ればいいが、夏ばっぱママも、ユイチーママもいないしでは勉さんは来店しないわなぁ笑。
吉田は自分の裁量で勝手に、濃い酒でも出して飲んでいるのだう。それはそれで楽しそうだけど…笑。あ、スナック。梨明日(そして喫茶リアス)のオーナーは北三陸鉄道とのこと。夏ばっぱは雇われママ。吉田や大吉は業務として手伝う事があるという設定らしい。

にしてもスナックにママがいないと、こんなにも“荒(すさ)む”もんなのね笑。

にしても吉田が鈴鹿ひろ美のファンクラブである「ひろ美っ子クラブ」に入っていたとは…。
そして、いっそんが「潮騒のメモリー」じゃなくて「愛のコリーダ」じゃなくて「愛のメモリー」(松崎しげるさん。1977年)を歌うのである。

あーアホくさ!最高!



まごころ第2女子寮の朝飯。水口がGMTのデビューが決まった事を切り出す。しかし水口は「シングル1万枚売れないと解散」のプレッシャーで、口調が暗い。
しかしデビューできるとかわかったGMT達は大喜び。水口はGMT達に「シングル1万枚売れないと解散」である事を言いそびれる。

にしてもミズタクよ!やはりオマイは芸能界に向いていないぞ。ハートフルに入って何年だ?太巻のやり方は知っているハズ。このケミストリー劇場に気付いて、自分もGMTを盛り立てるべきなのに、沈んでいるとは…。いかんなぁ!がはは。

あと、まごころ第2女子寮の鴨居に、ヒビキが撮って、甲斐さんにもあげた、アー写がベタベタと貼ってある笑。

さあ!明日はどうなる!?


あまちゃん(再放送)第106回 2015H27/8/6(木)

CM…てか、ネット上…多分、ハートフルのホームページ上にアップされていたと思われるGMTの販促動画を再生する春子。

PC画面の太巻「GMT5、デビューシングル「地元に帰ろう」。発売週に1万枚売れなかったら解散、解散。彼女たちは地元に帰ります!」

春子「ハッ!出たよっ!同情、買ってCD売るパターン!」

と切り捨てる笑。

春子「こんなのね、茶番よ!あんた間違っても土下座とかしないでよ!」

ワロタ。もうこれは間違いなく、本放送当時、流行っていたドラマ「半沢直樹」の土下座シーンの事を言ってますな笑。

そしてGMTのレコーディングに当然のように着いてきた春子。唖然とする水口www。

楽しげなタイトルバック。

何故か春子の仕切りでレコーディング開始。がはは。妙に場慣れして、押せ押せの春子が面白い。スタジオとの通話マイクのボタンを消しゴム付きエンピツのゴム部で押す。業界では、そーやって押すものなのか?がはは。

んでドラマ上、初めてだと思うけど、GMT達の肉声の歌入れで「地元に帰ろう」の一部が披露される。歌詞のスーパー付きだ。もうNHK的には「潮騒のメモリー」「暦の上ではディセンバー」に続いて「地元に帰ろう」を売る気満々である笑。

あと春子のアキへの歌唱指導で、アキのパートが「♪千の風になって」になっていたのにはワラタ。それを指摘する春子。

春子「こんな簡単な音も取れないんだったら、田舎帰んなさーい!」
アキ「はいっ!」
春子「ダメよ帰っちゃ」

この「田舎帰んなさーい!」の元ネタって、確かカメラか何かの古〜いCMのセリフかなぁ。
てかここでは「地元に帰んなさーい!」にして欲しかった笑。

このレコーディング・シーンは実は重要なんですよ。フフフ。



劇場の外で夏ばっぱにレコーディング時の愚痴を電話するアキ。

アキ「♪の〜」だけで30回だぞ。厳しすぎるべ」

ドラマ撮影では「島田さん。先週、引越ましたよ」のセリフだけでNG40回だったろ?進歩したじゃん!笑。

電話しながら、アキは開店準備をしているラーメン屋の屋台のイスに勝手に座る。店主も気にしないところを見ると、この屋台とも懇意になるくらい、劇場に出入りしてるって事やな。てか、ここのラーメン食ってみたい!この店主さんも、ズーッと同じ役者さんが演じてますね。

さて夏ばっぱからアキに重大発表があった。なんと!ユイが今年から海女になると言うのだ。ポスターもユイ・バージョンで既に撮ってあり、既に貼った途端に盗まれたとのこと。

にしてもポスターのユイ。まだ髪にメッシュが入ったままやん!前の清楚なイメージでポスター撮るんじゃないんかいっ!がはは。せめてフォトショでメッシュを修正しろよ笑。

何度も書いてきたけど、あまちゃんは“潜る物語”である。ユイもようゆく潜る事の意味を知ったのかもしれないね。これについては根拠はないけど笑。

にしてもアキの電話(と、その相手、つまりユイ)が気になって気になって仕方ない種市を、軽くいなすアキが、なんとも強気でいい笑。とても「地味で暗くて向上心も協調性も個性も華もないバッとしない娘」だったとは思えまへんなぁ笑。



無頼鮨の店内。レコーディングの後の打ち上げか?GMTの連中が集まる中、宮下アユミが現れる。アユミは皆にハイタッチするが、なぜか喜屋武ちゃんだけにはしなかった。なんで???

またアユミは、なんとニンスン5ヶ月…じゃなくて妊娠5ヶ月とのこと。それを受けて、梅さんが歌舞伎っぽいポーズで「じぇ!じぇ!じぇ!」にはワラタ。



レコーディングが終わって、ミックスダウン中かな?のスタジオに太巻が現れる。テレビ番組か何かに、密着取材を受けている最中との設定。

太巻はGMTの歌唱より、週刊誌の中綴じをキレイに開ける事にご執心だ。この架空の雑誌もプロップとして作ったんだよなぁ。手間がかかってるぜ!中綴じの写真は壇蜜さんっぽい女性だったですよ。

太巻はGMTの歌唱を聴いて「普通だな」と切り捨てる。

後の(第107回)春子の「普通にやって、普通に売れるもん作んなさいよ!」の伏線である。



そして実は残酷な描写がカットバックされている事にお気づきだろうか?

そう。芸能界より男を選んで、GMTを辞めた宮下アユミ。しかし宮下アユミは「普通」なのである。好きな男が出来て、妊娠して、子供を産んで、生活をする。それはまさに「普通」なのである。
もちろん「普通」が悪いのではない。ここで言う「普通」とは、太巻を含む芸能界に対して「普通」である事を言っている。

逆に言うと芸能界は「普通ではない」世界なのだ。
第89回を読み返して欲しい。奇しくも宮下アユミと太巻の会話のシーンがある。

太巻「恋愛御法度は、君たちを縛り付けるためのルールではない。若くて、可能性を秘めた君たちに、考えるきっかけを与えてるんだ。アイドルとして、ストイックに生きるか、彼氏と、ズブズブの恋愛に溺れるか。もっぱらズブズブのほうだろう」
アユミ「はい」
太巻「“はい”って言われちゃった。ハハハ!健康な女子ほど恋がしたい、そんな、わかりやすい感情を抑圧してステージに立つ、それがアイドルだ。選ばれた、ひと握りの人間の業(ごう)だ!」

健康な女子は「普通」であり、アイドルは「普通ではない」のだ。
GMTのメンバーは、宮下アユミの懐妊の時期が、計算と合わないと言う。喜屋武ちゃんは「それ生々しい!」と言う。

残酷だが宮下アユミと、GMTの間にはもう残酷な差がついているのだ。もちろん宮下自身は残酷だとは思ってなんいけどね。て言うか、むしろ宮下アユミこそ が市井の生活者じゃないか!これぞ人並みの幸せであり「普通」なのではないか。しかし、芸能界は違う…と言う事だ。まさに業(ごう)の世界だ。

また今後、放送予定の第128回で鈴鹿は、俳優業(芸能界)について太巻から…、

太巻「好きでもない人を好きになったり(略)接吻したり、接吻じゃ済まなかったり、それをずっと続けて行くって事なんだ」

と不自然な行為をする仕事だと、太巻に諭される。それを受けて鈴鹿はアキに…、

鈴鹿「ううん。正直に生きるのをやめたの。嘘の世界で、誰かを好きになったり、誰かの母親になったり…。この本(脚本)に書いてある通りに生きる事にした の。私にとって、嘘か本当かなんてどっちでもいい。見てくれるお客さんが本当だと思ってくれたら。そのかわり、嘘は上手につかないと、バレちゃうからね」

無頼鮨での楽しげな打ち上げのシーンなのに、こんなに残酷だとは…。しかもアユミを呼んだのは、確執があったのではないか?と思われていた入間しおりである。しおりんの無自覚な残酷さ。いやもしかして自覚しているのか?ガタガタ(((;゜Д゜))ブルブルである。

小野寺ちゃんまで「でも、あれだね(アユミの)子供が大きくなったら、GMTのコンサートとか、連れてこれるね」と、太巻並の商売人になっとるやん!ガタガタ(((;゜Д゜))ブルブルである。

※という事を踏まえて、第157回あまちゃん、つまり2013年の「紅白」に、宮下アユミが出たのって、色々、考えてしまうよねぇ。



そして、もう明らかになったよね。そう、冒頭のレコーディング・シーンとの対比が浮かび上がってくる。春子が仕切ったレコーディングは「普通」なのだ。春 子が、結局“王道のアイドル”という呪縛から脱する事が出来なかったように、春子は「王道=普通」の枠から出る事ができない。残酷だけど、これが春子の限 界なのである。

そして太巻は案の定「普通」であるGMTの楽曲を「普通でない」状態にしようとする。

そう“太巻マジック”だ。

“太巻マジック”の正体が何かは明日の回に譲るとして、太巻は確かに説得力のある事を言っている。口調は、スギちゃんさん風だけどね。

太巻「普通が一番つまんないと思うんだよね。要するにひっかからないってことだろう?例えばさぁ、さっきオレ、袋綴じ開けながら聴いてたんだ。頭に全然 入ってこないんだよね。その時点でもうアウトでしょう。ユーザーはそういうのに金落とさないぜぇ!もっとクレバーだぜぇ!」

こんなの屁理屈だ!と言うのは簡単だ。しかし実際、アメ女は“売れて”成功しているではないか。太巻は売れているではないか。対して春子は挫折したではないか。どっちが正しいというのではない。ビジネスとは、芸能界とはそーいうモンだ…と言う事なんだろう。

にしてもクドカン先生は凄いよなぁ。「ユーザーはそういうのに金落とさないぜぇ!もっとクレーバーだぜぇ!」には痺れたっス。これはAKB商法の批判のよ うにも思えるけど、そうではない。視聴者にリアルを突きつけたのだと思う。ファンをユーザーと言ってしまう客観性。そしてそのユーザーはシビアなのではな く、クレバーだと言ってしまうのも、大衆というものを相手に日々戦争をしている人だから書けるセリフだと思う。大衆はカネが無いのではない。カネが無いの ならシビアに選択する。そうではなくて、大衆はクレバーなのだ。このセリフ…色んな意味で恐いし、凄いよねぇ。あまちゃんってこんな事も語っているのだ ねぇ。…ってそんな解釈をしているのは、ずぶんだけか?笑。

さぁ!明日は「普通=王道」対「太巻マジック=リアル」との対決である。

あ、アキが打ち上げの寿司代の事を心配していると、梅さんが「出世払いでいいよ」と言った時の、アキの笑ったようなナンとも言えない表情が良かったですね。これでおじさん達を落とすんですねぇ。女は恐いですねぇ。笑。


あまちゃん(再放送)第107回 2015H27/8/7(金)

GMT「地元に帰ろう」のラフ・ミックスCDが、春子の逆鱗に触れたようです笑。
一方、奈落では太巻がGMTにレッスン。前回からの「密着取材」も続いています。にしても太巻の…、

太巻「地元感が足りないよ!ステップに地元感が!

ってナンだよ!がはは。あまちゃん用語である「小林感」みたいなモンか?笑。

の奈落に春子が殴り込みにキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

楽しげなタイトルバック。

画面右上に「プロダクトA」という架空の番組名のスーパーインポーズ。吹いた。NHKの「プロジェクトX」じゃん。しかもナレーターが「プロジェクトX」と同じ田口トモロヲさんだ。がはは。
もう、あまちゃんの世界では慣れっこになったけど、やっぱ、こーいう本気のお遊びの演出ってクソ楽しいよね!全身がウキウキしてくる!最高!

しかも、この「プロダクトA」という架空の番組は後の展開に繋がる事はなかった。クドカン先生、単に、これがやりたかっただけだろう!がはは。最高!



今回は太巻と春子の対決である。とは言うものの、たいした内容は無いようだ笑。連ドラの中では緊張感のある回、大きな転機の回、あまちゃんの世界では唯一 と思われていた悪人(実は悪人ではないのだが)である太巻の負の側面を見せる回…のようだけど、特に大した事態は起こっていない笑。

アキは作劇的にはハートフルを辞めなきゃならないので、その理由を大袈裟に演出したみたいな感じですねぇ。あ、もちろんディスってるわけではないですよ。はい。

最初、春子はGMTの歌唱を、パフューム風なJテクノっうか、初音ミク風にしたのか気に入らない。これは春子の好きな“王道”ではないからねぇ。しかも春子は“歌唱”に対しては強い思いがあるからねぇ。
しかし春子は太巻が売るためにそうしたのなら、それはそれでいいと、アッと言う間に納得してしまった。がはは。

次の春子の難癖(?)は、声を変える事を歌い手達は承諾していたのか?と点に移り、太巻にそれを問う。太巻は勝手にやったというが、もし太巻がGMTに断りを入れていたとしても、春子は…

春子「こういうの大っ嫌い! こんなの誰が歌っても一緒じゃないですか」

と「バッサリだな」(by太巻)状態である笑。

春子のドッペルゲンガーであるユイの怒りと同じで、どーも春子の怒りの中心がわかりにくい笑。何をどうやっても春子は怒りそうだ。春子が思う“王道”である「普通」の楽曲に戻す以外では…。まぁ、春子は“歌唱”に対しては強い思いがあるからねぇ。

しかし“王道”な「普通」では今の時代、売れないのである。それは百戦錬磨、現場の最前線でやったきた太巻はわかっている。

まぁ、とにかく、ちょっと強引だったけど、作劇上、これでアキはハートフルを辞める事が出来て、また自由に動けるようになったわけだ。



んで、太巻。春子が乗り込んできた時、内心「しめしめ」と思ったのでは?太巻の役割の一つは憎まれ役である。そーする事で嵐が起こって、何かのケミストリーやメークドラマを起こしたいのである。

春子の乱入はまさにそれではないか!しかも、こーいう「大人の事情」を密室でやるのではなく、取材までさせている場で、しかもアーティストであるGMT本人達の前でやるのである。

こりゃもう計算でしょ笑。普通にブレストやっても限界はある。こーいう荒れたブレストの方がもっと何か強い大きなケミストリーを得らるではないか。

実際、太巻は大きな利益を得た。まず密着取材番組は春子の乱入で大盛り上がり間違いなし。アキ以外のGMT達は一層、奮起したろう。アキは太巻の元から 去ったけど、太巻にしてみれば、アキは去ってもよし、残留してもよしなのである。どっちに転んでも、使える駒には違いない。

問題は水口だ笑。なんか太巻マジックに翻弄されている。水口よ。もう少し大人になれよ笑。まぁ彼には、太巻に楯突いた事で今後、良い役が回ってくるけどね笑。



いや、もうもっというなら、太巻は内心、春子の舌戦を楽しんでいたのではないか?大昔、あれほどの恩義を受けて、しかも恩を返す事ができなかった春子が、 自分の縄張りに戻ってきてくれて、娘と一緒に暴れてくれた。太巻はうれしくて仕方ないのかもしれない。そして、いつかは、春子と和解して、恩を返したいの だ。

春子もそうだ。大昔、太巻とは険悪な事もあったけど、それでもナンでも自分の声を大ヒットレコードにしてくれたのだ。春子と太巻は「一蓮拓郎(いちれん・たくおう)」。正解→「一蓮托生」だったのである。

もしかして春子も、太巻になら、この怒り(強い思い)をぶつけてもいいし、きっと応えてくれると思ったでは?そー考えると、一連の春子の乱入と舌戦は、なんちゅうか「夫婦漫才」みたいである笑。



さていつもの、あまちゃんの「レイヤー構造(二重性または通奏低音)」解説www。

朝の忙しい時間にツラーと見る事が出来るレイヤー1。
春子は過去の事もあって、太巻のやり方が気にくわなかった。太巻にケンカを売って、アキをハートフルから辞めさせた。さぁ!どうなる二人。にしても太巻は憎らしいヤツだ。

すぶんが感じたレイヤー2。
太巻はケミストリーを起こせて満足。いずれ春子とは和解したい。しかも春子と久し振りに「夫婦漫才」まで披露できた。春子も今の自分なら、太巻と対等にやりあえると確信して自信を持った。春子はこのチカラでかつての自分に復讐するのだ。

そう、アキという“触媒”を使って。今度もまたアキは触媒であった。「触媒」つまり「霊媒」。ほら、やはり天野アキは霊的な存在=座敷わらしだ笑。



となると、あまちゃん史上、屈指の春子の名言…
「普通にやって、普通に売れるもの作んなさいよ!」か霞んでくる。確かに名言なんだけど、今日の回を見る限り、それほどの意味がある名言ではないような…。

あれ?おら、第91回でも同じ事↓書いているぞ。がはは。

【第91回】
となると、あまちゃん史上、屈指のアキの名言…
「ダサいぐらい何だよ。我慢しろよ!」か霞んでくる。確かに名言なんだけど、今日の回を見る限り、それほどの意味がある名言ではないような…。



さて、アキは触媒だし座敷わらしなので、いつも浮遊している。春子と一緒にハートフルを辞めてしまうのだった。

その際、水口にGMTをデビューさせてやって欲しいと土下座するが、これはいつもの書くけど、本放送の時に、流行っていたドラマ「半沢直樹」のパロディですなぁ。そしてこの土下座の前振り(伏線)が、昨日の第106回の、春子のこのセリフである…、

春子「こんなのね、茶番よ!あんた間違っても土下座とかしないでよ!」

あはは。ワロス。ワロした。バロス。パロした。



まぁ、あまちゃんはいつも言うけど“落語”の世界である。楽しく見よう!

そう考えると…

春子「太巻さぁん、得意の口パクですかぁ?冗談じゃない! ウチの娘、鈴鹿ひろ美と一緒にしないで!」
太巻「カメラ止めろ!今の絶対使うな」

って絶対に熱湯風呂に向かって「押すなよ!押すなよ!」と言っている芸みたいですね笑。

真面目に言うと、太巻にとっては、鈴鹿の“影武者”問題は、第101回で…、

太巻「鈴鹿ひろ美伝説に、傷をつけることは、俺にはできない。どんなに小さく、古い傷でも」

とは言っているものの、新しい痛い傷ではないのである。太巻もまたカサブタを取りたいのだ。


あまちゃん(再放送)第108回 2015H27/8/8(土)

あまちゃんの素晴らしさの一つに「緩急自在」があるよね。昨日のそれなりの緊張感に対して、今日は緩いですぜ笑。春子も昨日、あれほど啖呵(たんか)を切ったものの、今日は腑抜け状態である笑。アキがそんに春子をナレで説明。

アキナレ「と、威勢のいいママでしたが、当面は、特にすることもなく…」
春子「家事でもすっか!」

ワロタ!

楽しげなタイトルバック。

アキはアキで、やはり、やる事がなく、純喫茶「アイドル」でバイト中www。

能年玲奈さんは、あまちゃんで、いろんな表情で視聴者を楽しませてくれましたが、今日は、相反する魅力的な表情が出てましたね。
先ずは、今日の最後の方で、高校も卒業したのに、母親に頭を撫でられてうれしそうな表情。あんたはJSですか!と言いたいけど、まぁ可愛い。許す。
そして、純喫茶「アイドル」での、超面倒臭そうな表情。ヒロインらしからぬイラッとさせる表情ですが、今まで舌打ちもしてきたヒロインだし、今さらナンて こと無いです。ずぶんには逆に新鮮に見えましたよ。こんなウエイトレスがいたらイラッとするけど、逆に「何があったんだろう?」と気になってしまいす なぁ…って漏れだけ?笑。



テレビのトーク番組には鈴鹿ひろ美がゲストで出てる。Suikaのイントネーションが、食べる方のスイカになっているのを聞いて、甲斐さんが萌えていた。がはは。

にしてもアキは不義理なことに、ハートフルを辞めるとき、鈴鹿にちゃんと挨拶しないままだったとのこと。大丈夫かよ笑。

そして店内には水口が。北三陸にいる時のように、ダサいネルシャツwww。最近はヨレているといえ、スーツ姿に慣れていたので、このシャツはアウトwww。色も茶系でおっさん臭いぞ、水口。「気持ち悪いぞ、水口」(by春子。第94回)。

そんな水口は、アキ相手に自分の退屈なヒストリーを語り出すwww。水口がやっていたバンドの名前は「バースデイ・オブ・エレファント」。ワロタ。「ミッシェル・ガン・エレファント」と「ザ・バースデイ」が混ざってますな笑。

水口は最初はアイドルをバカにしていたけど、太巻と知り合って、考えが変わった。しかし「国民投票」くらいから、太巻に疑問を持つようになったとのこと。ミズタクの経歴にも興味があるが、まぁ今はどーでもいいや笑。

アキは水口に太巻への伝言を伝えてくれたか?(前回の第107回参照)と尋ねるが、水口は「天野の代りはいません!」と逆の事を太巻に言ってしまったという。

さっきの春子と同じで、水口も失速気味www。

アキは怒って「何してんだよぉ〜!ガキの使いじゃあるめぇし!」と、これまたヒロインらしからぬ悪態。ワロタ。

水口の回想シーン。水口は太巻に対して楯突く事に。

水口「天野がいなかったらGMTは売れません!そんな事もわからないとしたら、社長、ちょ、ちょっと、勘が鈍ったんじゃないですか?」

太巻「絶対だなっ?」と机越しに水口の胸ぐらをつもうとするが、遠くてつかめない。がはは。太巻にもつかめない事があるのだな笑。てか掴めない事だらけかもね笑。

太巻「面白れぇ!わかった。じゃあ、オレが売ってやるよGMT。オレが本気出したら1万じゃ済まない。10万枚売ってやるよ」

このやり取り自体を密着取材のネタにもしているし、GMTが売れなくても、売れても、どっちに転んでも、相変わらず、ただでは起きない太巻なのでした!がはは。

回想シーン終わり。

水口「というわけで、CDは予定通り発売される。声は差し替えられないからアキちゃんの声が残っちゃうけど…。」

歌唱印税とか権利関係は大丈夫か?笑。
これはもちろん、春子の“影武者”のメタファーなのだが、アキナレがそれを言ってしまうのが、朝ドラであり、クドカン先生なのだ笑。

アキナレ「声だけが…。ママど一緒だ…」



水口はアキの事を褒める。

水口「いつもアキちゃんの周りには、自然と人が集まってきて、みんな自然と笑顔になるだろ?それって才能っていうか、ホントの意味で、アイドルとしての資質があるってことだと思うんだ」

ユイも同じ事を言う。

ユイ「アキちゃんと一緒にいると、誰でも笑顔になれるもん。だからアキちゃんの周りには、自然と人が集まってくるんだよ。それってアイドルの基本じゃん?」

言うまでも無く、アキには実は大変な才能があるのだよ…という説明を補強するための。視聴者に対する親切な説明的セリフである。ベタで(・∀・)イイ!

間に、箸休めで入った勉さんと水口の会話も面白い!こーいうのが入るから、ベタ感が減るのだ。脚本の技巧ってヤシでしょうか。

勉さん「聞いたぞ、水口。行き詰まってるそうだな」と、うれしそう。
勉さん「じゃあ、来い!今来い!深夜バスで来い!おらが死んでも、琥珀が待ってるからな。8500万年から、お前のこと待ってるぞ」

…と、腐女子達のBL脳を刺激するオカズまで投下した。クドカン先生、最高だ!がはは。



黒川家。離婚はしたが家族三人、北三陸に赴く前のような静かな生活が続く。春子が下処理する豆がテーブルから床に落ちる。その音がきこえるほど静かだ。

第3回にも同じような描写が出て来る。その時、落としたのは「モヤシ」でしたね。

これをきっかけに春子がやっと覚醒する笑。
アキはiPadらしいガジェットで歌の練習…てかヘッドホンして静かに歌の練習ってナンだよ笑。
正宗はタクシーの背もたれのポケットに入れるアキのプロフィールをPCで作成。
それを見て春子も奮起する。

春子「…ねえ、会社作ろうか?」

スリーJプロダクション('jjj')/

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!の巻である!今週はここまで!来週に繋がるネタが一杯。来週も楽しみっ!