タブ譜の読み方       

●タブ譜は左手で押さえるポジションと右手で弾く弦を6本の線と数字で表した楽譜です。
楽譜を読めない方でもギター演奏が可能ですから早くその読み方に慣れましょう!



タブ譜は、正式にはタブラチュア譜と呼ばれ
古くからから存在していました。
←1692年に出版されたタブ譜です。



青木一男の一口メモ
僕がタブ譜を教室で使い始めたのは10年ほど前の頃からです。
皆さんは大正琴と言う楽器を知っていますか?実はタブ譜の必要性を感じたのは
この楽器を教え始めた頃からなのです。現在多くのこの楽器の愛好者は楽譜ではなく
数字譜を使って演奏されています。そしてこのことが楽譜を読めないお年寄りや年輩の
方の間で一大ブームを巻き起こしました。もしこれが楽譜に固執したままでいたならば
今日の大正琴ブームは起こらなかったことでしょう。
この状況から学んだ事は初心者やプロを目指さないアマチュア愛好家にとって楽譜からの
開放はギターを身近に感じしかも簡単に始めてみるきっかけになると思ったからです。
そして、最近はタブ譜付きの本もたくさん出版されるようになりましたから、環境的にも
レパートリーの不足は改善されていると考えています。
楽譜はもちろん見た目も美しく、世界共通の記譜方ですから音楽習得には欠かせない物
ですが、単純にギターそのものをマスターしたいのであればタブ譜の方がずっと簡単に
しかも早く上達に繋がることでしょう。僕の教室では楽譜とタブ譜同時に習得できるように
二段譜にしています。又生徒のリクエストに応じてタブ譜に変えてあげることも可能です。