MY EASSY


禁じられた遊び

あのルネ・クレマンの名作「禁じられた遊び」です。・・・と言っても最近 は中学校などに慰問演奏に行くと、もう知らない子供がほとんどで、残念 ですけど、仕方ないですね。ただ原作はかなり内容的に違っていたようです。 さて、イエペスが弾いた「禁じられた遊び」のテーマ曲「愛のロマンス」、 この曲は僕にとって、運命共同体の様な曲です。 この映画は文才のない僕が、解説をするまでもなく、多くの批評家によっていろいろ、 語り継がれてきてます。そして白黒のスクリーンとイエペスのギター一本だけのバックミュージック が実にマッチングしていて、又その切ない女の子のストーリーがとても悲しく、 何度見ても涙を誘われます。 この映画で伝えているものは、僕は戦争と死と女の子のストーリー設定だと思っています。 つまり、ドラマはその子の両親の死によって始まり、そして死んだ子犬を抱いて放浪し、 やがて、助けられた男の子の家庭の中で、人が死んだり、死んだ動物達のお墓を作るために 十字架を盗んだり、孤児として、施設へ送られていく過程のなかで、 恐らく彼女にとって「死」という意味がまだ具体的に分かってはいない年齢 (4才ぐらい?)から徐々に子供ながらに、それを理解していく姿の愛らしさが胸にジーンときてしまいます。 やがて、連れて行かれる駅の構内の中で、男の子の名前(ミシェル)を呼び続けている内に いつしかお母さん!と変わり叫ぶシーンは彼女の心の動きを見事に描いていると思います。 数ある映画の中でも、僕にとってのBEST1!です。