チューニング(調弦)の仕方1


●調弦の方法は大きく音叉を使って合わせる方法と機械(チューナー)を使って合わせる方法
の2通りがありますが初心者が正確に音を合わせるにはチューナーを使った方法が良いと
思います。
音叉で合わせるとき一般にはラの音(5弦の開放弦)から合わせます。しかしチューナーの場合
どの弦から合わせても構いません。



まず初めに糸巻き(ペグ)の回し方及び
加減についてしっておきましょう!
時計方向(右回り)で音程が下がります。
左回りで音程が上がります。

●チューナーを使う方法

○チューナーを買うとき

楽器屋さんにはいくつかのタイプのチューナーが並んでいます。大きく分けると、ギター用の弦を指定出来るタイプとその他のクロマチックチューナーがありますが僕の教室では応用範囲
が広いクロマチックチューナーをお勧めします。また表示のタイプも色々あって、音の高低を針が動いて示すものや、目盛りが光るデジタルタイプのもの、色が変わって教えてくれるものなどがあるようですが、どれも基本的には同じですので、自分が見やすいと思うもので良いでしょう

○チューナーの使い方

構えたギターのなるべく近くにチューナーを置きます。チューナーの性能や周囲の音にもよりますが、20~30cm程度と思って下さい。スイッチを入れて、合わせたい弦をはじくと、チューナーの針や光が動き、調弦の状態を示してくれます。普通は真ん中が調弦が合った状態で、左に行くほど低い状態、右が高い状態を示します。あとは針や光を見ながら、ペグを少しづつ動かして調整します。(ペグをどちらに回すか分からない場合は少し動かして針の様子を見て判断して下さい。)

●クロマチックチューナーを使った調弦例では6弦の音の高さを例にして合わせて(チューニング)見ましょう!

 まずギターの開放弦の音の高さを知っておきましょう。
※ギターの音は実際の音よりも1オクターブ高く表示
されてますので実音は1オクターブ低い音です。
6弦からミ、ラ、レ、ソ、シ、ミの音の高さになります。
チューナーではE,A,D,G,B,Eと英語で表示されます。
①電源をオンにして下さい。 ③6弦の音を弾いてEになっているか
確認して下さい。
英語での音の配列は低い方から
C、C♯、D、E♭、F、F♯、G、G♯、A
B♭、Cという表示になります。
②一般的な音のラの高さ
440Hzになっているかどうか
確認してください。
④針を見て微調節して下さい。
真ん中ならば合っています。
左よりならば低く、右よりならば
音が高いということです。
又ランプの点灯でも分かることが
できます。