ロータリー車は排気温度が高くサーキット走行などを繰り返すと触媒が破損することがあります。その際にメタル触媒はいかがでしょうか?純正触媒より安価ですし排気効率が上がり出力やレスポンスの向上が望めます。もちろんきちっとセッティングを取れば車検も問題ありません。
(注意)
FD3Sのコンピューターを選択する時に困るのがブーストコントロールです。 シーケンシャルツインターボをコントロールするためにバルブが複数ついていて社外のブーストコントローラーを使用する場合これらが勝手に動いてしまってシーケンシャルの切り替え部分でブーストが落ちてしまいます。そこでお勧めなのがパワーFCです。これはシーケンシャルターボの制御を完全に行っておりブーストが落ちてしまうということがありません。しかもフルコンですから燃調・点火時期をバッチシ合わせていくことができます。
FD3Sではターボのコントロールに多数のソレノイドバルブを使用しています。これらに繋がるホースを新品に交換することで新車同様のレスポンスに戻ります。お車によってはこれらのホースの硬化や抜けによってコンディションを崩しているものもあります。ある程度走行距離が増えてきましたら予防の意味でも交換をお勧めいたします。バキュームホースは日産純正ゴムホースを使用しています。シリコンホースでの作業も可能です。お問い合わせください。
FD3Sではインマニとエンジンの間のガスケットに紙ガスケットを使っています。このガスケットが吹き飛んでアイドリングが上がってしまうという症状が発生しています。メーカーでも分かっているらしく5型以降はメタルガスケットになっています。
同時にバキュームホースの交換をすることをお勧めします。多少お安くなります。
ロータリーはプラグ交換を頻繁にします。どうしてもプラグの寿命が来るからです。で、このように交換していて気が付きにくいのがプラグコードの劣化です。抜き差しが頻繁なので差込部が破損してしまったり熱でコードそのものが劣化している場合もあります。定期的に発火させるために重要なパーツですので定期的な交換が理想的です。
ロータリーではプラグは重要です。アイドリングがばらついたり低回転でトルク感がないなどの症状の車ではプラグが経たっていることが多いです。当方では排気音がそれまで五月蠅かったのが静かになったことがあります。交換サイクルは3000〜5000キロです。期間内でもパンパンというようになったら交換してください。
ロータリーエンジンは圧縮が重要ですので定期的に測ることをお勧めします。
測定サイクルを適当に決めて測定するのです。その結果をグラフにしてみてください。気圧やエンジンオイルの程度によって上下しますので長期的に見るのです。そうすると現状でどれくらいの圧縮でいつ頃圧縮が保てなくなるかということが分かってきます。もちろん中古などで初めて購入したときはコンディションを把握しなくてはいけませんから測定することをお勧めします。
(注意)