第6回『異文化との対話〜多様化する英語の世界』2007.1.13

第5回『イギリスのこころ』2005.11.19

第4回『外から見たアメリカ』2004.11.27

日米文化交流セミナー講演会『日系アメリカ人の歩み』2004.11.22

第3回『アメリカ合衆国の州都をめぐって 〜サクラメントとバトンルージュ〜』2003.11.8

第2回『民族アイデンティティと英語文化』2002.10.19

第1回 『都市と文化』2000.12.2

 

●設立の経緯
 まず、この度「英語文化フォーラム」を開催するに至りました経緯を簡単に述べておきます。去る平成8年4月より、大学改革の一貫として、当法文学部でも文学科が 人文学科となり、その一部として欧米文化講座内に英語圏の文化及びコミュニケーショ ンを本格的に教育、研究する部門が新たに誕生いたしました。そして4年間の試行錯 誤の努力を経て、やっと今春、初めての卒業生を社会に送りだすことができました。 これに関わってきました私どもとしましては、感無量といったところです。
 そこで、このことを一つの契機としまして、この分野の教育、研究に対する知的関心を、在学生、卒業生、一般 の方々へとさらに一層広げるべく、私どもは以下の三つ のことを計画いたしました。一つは、この分野の活動状況を学内外の方々にお伝えす る手段として、ホームページ(”英語文化・コミュニケーションを学ぶ”)を立ち上げることでした。もう一つは、卒業生と在学生とが知的交流を共有できる場として、ニューズレター("eigo bunka")を発行することでした。この二 つについては、すでに成就しまして、ようやく軌道に乗りつつあります。
 三つ目の企画がこのフォーラムの開催ということでした。ここでは特に、一般 の方々にも、この知的交流の場に直接参加していただき、学内外との交流が一層深まること を期待しています。「フォーラム」とはラテン語の「フォルム」から来ていまして、 これは古代ローマ時代の公共広場を意味しています。そこは市民生活の中心地で、商取引や公の行事が取り行われる場所でした。そこから、公開討論会という現在のフォー ラムの意味も出てきたわけです。従って、この由緒ある言葉にあやかって、私どもの 「英語文化フォーラム」が少しでも参加者の頭と心の一隅を占めることができれば、 望外の喜びというほかはありません。
 

アメリカ文化論研究室 (加藤好文)


 

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