ひめカレだより

ひめカレ1年生 小型移動式クレーン技能講習

 ひめカレでは、3月6日(水)から3日間、総合農学科1年生の希望者9名が小型移動式クレーン技能講習を受講しました。実技では、安全確認を基本として500kgの重りを揺らさないように障害物を回避させながら運搬しました。初めての機械操作でぎこちない様子でしたが、練習を重ねるうちに、少しずつコツをつかみ、実技試験では全員合格となりました。おめでとうございます。

愛媛県農業機械士協議会技能競技大会及び研修会を実施

 愛媛県農業機械士協議会(会長:友近弘志)では、新型コロナの影響で中止となっていた技能競技大会及び研修会を4年ぶり、令和6年2月21日(水)に実施しました。
 技能競技大会では、トラクター始業点検、牽引、フォークリフト運転の各種目に分れ、会員が日頃の農作業技術を活かし、安全かつ正確な作業等の手順を確認しながら競技を行いました。
 団体優勝は松前町農業機械士協議会で、各競技の正確性・スムーズさが際立ちました。
 また、研修ではVRを使った農作業事故を体験し、日頃の農作業に潜む危険性を認識するとともに今後の農作業安全に努めるよう啓発しました。

農業DX先進地視察に高知県へ行ってきました!

 2月29日(木)、総合農学科1年生が高知県で農業DX研修をしました。農業技術センターでは次世代型施設園芸システムやAIによる画像診断技術のデモンストレーション、IoPクラウド(SAWACHI)によるデータ駆動型農業について学びました。
 西島園芸団地では観光農園における新たな経営展開の取組について、メロン、スイカ、イチゴ、マンゴーの圃場を見学しながら、切れ目のない収穫方法やデータを活用した栽培管理について、詳しく説明を受けました。
 学生たちは、最先端の技術や経営を学ぼうと熱心に質問していました。

愛媛県農業機械士協議会技能競技大会及び研修会を実施

 愛媛県農業機械士協議会(会長:友近弘志)では、新型コロナの影響で中止となっていた技能競技大会及び研修会を4年ぶり、令和6年2月21日(水)に実施しました。
 技能競技大会では、トラクター始業点検、牽引、フォークリフト運転の各種目に分れ、会員が日頃の農作業技術を活かし、安全かつ正確な作業等の手順を確認しながら競技を行いました。
 団体優勝は松前町農業機械士協議会で、各競技の正確性・スムーズさが際立ちました。
 また、研修ではVRを使った農作業事故を体験し、日頃の農作業に潜む危険性を認識するとともに今後の農作業安全に努めるよう啓発しました。

県内の農業経営者対象 「農業革新挑戦塾」閉講式

 昨年6月16日からスタートした農業革新挑戦塾が、2月16日の経営改善計画発表会をもって、全13回の講座を修了しました。
 我が家の経営を再点検し、マーケティングや労務管理、財務管理、IT活用、GAP、SDGsなどの講義のほか、グループワークを重ね、5年後の経営改善計画を策定しました。発表会ではプレゼンを行い新たな加工品開発や販路の開拓、経営面積の集約化など、様々な視点で経営改善計画が作成されており、受講生はお互いの計画に興味津々でした。
 閉講式では、受講生9名に修了証書が交付され、受講生からは「農繁期に講義に参加するなど苦労はあったが、自己の経営分析ができてよかった」「マーケッティング等の様々な分野の知識を得ることができ勉強になった」などの感想が寄せられました。
 講師からは、経営改善計画は現状を把握しながら臨機応変見直しをして欲しいとのアドバイスをいただきました。

全国農業大学校等プロジェクト発表会・意見発表会で本校学生が有終の美!

 2月7~9日に、東京都で同発表会が開催され、2年の青野さんがプロジェクト発表養成課程の部で全国農業大学校協議会長賞、1年の砂田さんが意見発表で日本農業新聞賞を受賞しました。おめでとうございます!

社会人対象「農業やろう塾」閉講式

 ひめカレでは、農業の基礎的な知識や栽培技術を習得することで、就農を支援する「農業やろう塾」を開設しており、年間10回のカリキュラムを終え、先般、閉講式を行いました。塾生からは、「農業を学ぶにあたって、有意義であった」、「できれば農業担い手支援塾へとステップアップしたい」など、農業への意欲の高まりが感じられました。
 今後、就農に向けてがんばってください。

社会人対象「農業担い手育成塾交流会」を実施

 ひめカレでは、新規就農者や就農予定者を対象に、実践的な農業の知識や栽培技術を習得するための「農業担い手育成塾」を開催しています。
 今回の交流会では、先輩修了生の園地を訪問し施設せとかや、紅プリンセス、はるみの圃場を見学するだけでなく、他産業から農業を始めた経験談や失敗談を聞き、就農に当たっての見聞を広めました。

スマート農業「新規開発機械等対応研修」を開催

 ひめカレでは、本校学生87名を対象に、スマート農業の現状を学習・体験する「新規開発機械等対応研修」を開催しました。
 ヤンマーアグリジャパンの協力を得て、直進サポート機能付き大型トラクター(70馬力、25馬力)の運転や農薬散布・測量機能付きドローンの操作を体験するとともに、農業機械の発展の歴史と現状、今後の展望について学びました。

ひめカレ2年生 卒論作成 真っ最中

 2月になり、ひめカレの2年生も、卒業論文の作成に頑張っています。
 1月15、16日に実施したプロジェクト発表会で、先生方から受けた指摘や質問を踏まえてグラフを修正したり、結論の導き方をわかりやすくしたりと、学校で習った知識をフルに使って執筆しています。そして、卒業論文は何度も何度も先生方の指導を受ける中で、より洗練された内容となり学校で永久に保管されます。
 学生たちは無事卒業できるよう、提出期限まで終日パソコンに向かう日々を過ごしています。

ひめカレ1年生「アーク溶接特別教育」を受講

 ひめカレでは、総合農学科1年生の希望者30名がアーク溶接特別教育を受講しました。アーク溶接は電気溶接とも言われ、空気中の放電現象を利用して金属同士をつなぎ合わせるもので、家庭用電源で使える機械もあり、DIYや農機具、施設の補修など幅広く利用されています。
 今回は、3日間のスケジュールでアーク溶接に関する知識や作業方法、関係法令等の学科とアーク溶接装置の取扱いを学ぶほか作業方法や実技を熱心に学びました。

ひめカレ1・2年生「ガス溶接技能講習」を受講

 ひめカレでは、総合農学科1・2年生の希望者10名がガス溶接技能講習を受講し、2日間のスケジュールで学科(ガス、設備、法令)及び実技を学びました。可燃性ガス(アセチレンガス)を扱うため、爆発の危険を伴うことから、受講生たちは講師の話に耳を傾けていました。また、実技では器具の安全な取扱いを学び、実際にガス切断機で鉄板を切断するなどの体験をしました。

DXを活用した土地利用型農業を学ぶ

 ひめカレでは今年度から「農業DX教育」を始めています。
 1月31日(水)、総合農学科2年生、アグリビジネス科及び農業DX公開講座の受講生が「ICTを活用した大規模農業における経営管理」について現場で実践している優良事例を研修しました。
 今回の講師は、三重県木曽岬町の有限会社木曽岬農業センターの古村取締役。1800枚(経営委託270ha、作業受託550ha)のほ場を管理するため、経営管理ソフトを導入、またスマート農機を活用するなど、栽培管理の効率化やほ場管理の見える化に取り組んでいる事例を学びました。
 「大切なのはスマート農機を導入することではなく、スマート農機をスマートに活用すること」がポイントのようです。

ひめカレ2年生 プロジェクト発表で全国大会への出場決定!

 1月18日(木)、ひめカレの学生代表4名(発表者2名、補助者2名)が岡山市で開催された「中国四国ブロック農業大学校等プロジェクト発表会」に参加しました。
 総合農学科果樹コースの青野加子さんは「キウイフルーツの耐湿性台木の検討」について、総合農学科農産園芸コースの川渕尚也さんは「鉢物さくらひめにおける側枝発生促進の検討」について発表しました。9県17事例の発表の中で、本校の青野加子さんが見事、優秀賞に輝き、来月行われる全国大会に出場することになりました。おめでとうございます。全国大会での活躍を期待しています!

社会人対象「農業機械士養成研修」を実施中です

 ひめカレでは、社会人を対象に「農業機械士養成研修」を実施しており、今年度は17名が受講しています。1月9日から4日間、農業機械の構造や機能、点検整備、効率利用、農作業安全などを学び、その後、1月17日から運転免許センターで大型特殊自動車(農耕車限定)運転免許の取得研修を行っています。
 大特免許の取得にあたっては、永年染みついた普通自動車の運転の癖に苦戦しつつ、試験コースを徹底的に走り、安全確認や基本に即した走り方を練習した後に、実技試験に挑みます。全員がイッパツ合格を目指して頑張っています。

2年生がプロジェクト活動成果を発表

 1月15、16日、ひめカレ総合農学科2年生35人が、プロジェクト活動の成果を発表しました。
 自分達がテーマを設定し、課題解決に向けて1年間取り組んだ成果を発表し、先生や後輩の質問に一生懸命に答える学生はとてもたくましく見えました。1月18日の中国四国ブロック農業大学校プロジェクト発表会へは、上位2組の学生が参加します。頑張ってくださいね。

ひめカレ1年生 意見発表で全国大会への出場決定!

 12月13日(水)、四国中央市土居文化会館において「四国ブロック農業大学校意見発表代表者選考会」が開催され、本校から総合農学科1年生の2名が出場し、将来目指す農業への道について発表しました。
 審査の結果、「長靴の夢~農業ヘルパー制度で次世代型の食農教育を~」と題し、自身の経験を通じて令和の時代に即した提案を発表した本校の学生が四国ブロック最優秀賞に輝きました。
 最優秀者は、2月6日(火)に東京で開催される全国大会へ出場します。
 全国大会への出場は2年ぶり。仲間の期待に応えられるよう、精一杯頑張ってきてください!

令和5年度就農啓発オープンスクールを開催

 ひめカレでは、8月19日(土)に農業に興味がある高校生とその保護者、就農を考えている社会人30名を対象に「令和5年度就農啓発オープンスクール」を開催しました。
 ひめカレの概要や各種支援制度等説明、えひめ笑顔の農林水産人等との意見交換会や、農業機械操作体験を通じて本校への進学と就農への意識を高めました。
 なお、当日参加できなかった方で、本校に興味のある方は、個別に学校案内しますので、お気軽にご相談ください。

田植を行いました

 6月16日、総合農学科1年生(農産園芸コース)19人が、田植えの実習を行いました。
 田植えは初体験の学生が多く、機械の操作方法を学んだあと、全員が田植え機を操作し、真っ直ぐに植えることの難しさを痛感していました。
 えひめ農業未来カレッジでは、2品種を栽培しています。※収獲したコメは、ひめカレ直売市で販売します。

サル対策としてモモ園に電気柵を設置!

 総合農学科1年果樹コースと2年農大班は、6月14日(水)にモモのサル対策として電気柵を設置する実習を行いました。
 近年、ひめカレの農産物は、サルの集団加害に悩まされてきましたが、電気柵による防止対策を施し、特売市に出品できるよう準備をしております。
 昨年はコロナ禍でモモの一般販売ができませんでしたが、今年は7月下旬から出荷を計画しております。楽しみにしてください。

農業革新挑戦塾始まりました

 えひめ農業未来カレッジでは、今年度も6月16日から農業革新挑戦塾(全13回)をスタートしました。
 「農業革新挑戦塾」は県内の意欲ある農業経営者を対象に、経営管理、販売戦略のほか、IT活用、GAP、SDGsなどの講義、グループワークを重ね、自ら経営を点検し、5年後のあるべき姿を革新的な経営改善計画として作成するものです。今年度は、県下9市町から10名の受講生が参加しています。
 初回は、東温市で米麦の大規模経営をしている(有)ジェイ・ウイングファームの牧社長の講演のほか、メイン講師の中小企業診断士の岡本陽先生が経営計画の意義や作成スケジュールなどを説明するとともに、本塾の修了生が当時作成した経営計画とその後の状況を発表し、受講生らと質疑応答を交わしました。
 2回目では(株)マルブンの眞鍋会長に、3回目ではBINデザインオフィス(有)の山内社長に講演をいただくなど、経営計画作成に向けてスタートしています。
 受講生の皆さん、この1年、我が家の経営にしっかり向き合い、2月16日の経営計画発表に向けて頑張っていきましょう!

農業DX公開講座スタート!

 えひめ農業未来カレッジでは、今年度から、デジタルツールやスマート農機を活用し、農作業の省力化やコスト低減を図り、安定的に高品質・高収量を確保することができる高度農業人材の育成を目的とした「農業DX公開講座」をスタートしました。
 本講座では、県内外の講師を招き、6月から令和6年2月にかけて「農業分野におけるDX」や「農業DXを活用した県内外の取組事例」など、計6回の講座を開催しています。7月20日は、スマートアグリコンサルタンツ合同会社代表/CEOの渡邊智之先生をお招きし、「食と農の未来を切り拓く農業DX~農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに~」と題してご講演をいただきました。
 本講座は、随時受講生を募集していますので、興味のある方はひめカレホームページからお申し込みください。

農業DX教育をスタート!

 5月18日、ひめカレでは農業DX教育のキックオフとして、県最高デジタル責任者補佐官の柚木涼子さんをお迎えし、「DX時代の生き方」と題した講義を行いました。
 柚木さんからは、デジタル技術に触れる量を増やして慣れることが大切と話され、「デジタルは一般教養。理解しないと何も進まない」という言葉は多くの学生に響いたようです。
 ひめカレでは、今後も農業DXに関し、県内外から著名な講師を招き、えひめ農業の未来を拓く人材を育成します。

校外学習 6次産業化事例調査に行ってきました!

 4月25日(火)、総合農学科2年が、株式会社あかまつ農園(鬼北町)、道の駅(虹の森公園まつの、内子フレッシュパークからり)で、6次産業化の事例調査を行いました。
 株式会社あかまつ農園の赤松社長からは、農業をビジネスとしてとらえた経営方針、栽培のこだわり、販売戦略についての話しがあり、学生は興味深く、熱心にメモを取りながら、多くの刺激や情報を得ました。

県内農業法人就職説明会を開催!

 5月9日、ひめカレにおいて、県内農業法人就職説明会を開催しました。
 当日は、14社の農業法人が参加し、各社から事業概要や求める人材像などの説明がありました。その後、学生はそれぞれ関心を持った法人ブースを訪問し、担当者から詳細な話を真剣に聞き、就職先として興味を深めていました。
 学生からは、これをきっかけに、「気になる法人に是非見学に行ってみたい」等の声が聞かれ、とても有意義な説明会になりました。

刈払機取扱作業者安全衛生教育講習を実施

 令和5年4月24日(月)に「ひめカレ(愛媛県立農業大学校)」では、総合農学科1年生48人を対象に刈払機取扱作業者安全衛生教育講習を開催しました。
 刈払機は農業現場で最も利用されている農業機械ですが、最も事故の多い機械でもあります。
 ひめカレでは、校内実習や北海道実習などで使用頻度が高いため刈払機及び内燃機関の構造や取扱いの留意点、労働安全衛生法に関する遵守事項、作業中の事故の回避方法等について学びました。
 講義終了後は体育館に移動し、保護メガネやヘルメットなどの安全装備の装着方法のほか、緊急時の着脱方法や実機を使ってエンジンの始動方法・刈刃の交換などを体験し、安全な草刈作業について理解を深めました。
 また後日、実習時間において草刈作業をする中で、今回学んだ内容を復習し、刈払機の安全な草刈作業に役立てていきます。

令和5年度スタート!

 令和5年度が始まりました。
 今年度から、愛媛県立農業大学校は「えひめ農業未来カレッジ(通称:ひめカレ)」をサブネームとし、「農業DX人材の育成」に取り組むこととしています。
 それに伴い、新体制のもと、新入生・在校生を迎える準備を着々と進めていますので、 入学式に皆さんの元気な笑顔と出会えるのを楽しみに待っています!

直進アシストトラクターを試乗体験

 総合農学科1年の農産園芸コースの学生17名が、ヤンマーアグリジャパン(株)中四国支社がJAえひめ中央伊予カントリーエレベーター近隣ほ場で開催した「スマート農機の体感試乗会」に参加しました。
 今回の試乗会では、直進アシストトラクタターや防除用ドローンの実演・説明のほか、実際に、圃場で、畝立機、畦塗機等の作業機をつけた直進アシストトラクターの操縦体験ができるとあって、学生たちは興味津々。
 早速、オペレーターの方の指導のもと、様々な作業機をつけた直進アシストトラクターの機能を体感。学生たちは「作業がすごく楽!簡単!」「自分たちが日ごろやっている作業もあっという間にできる」等と大変好評で、学生たちにとってもとてもよい経験になりました。
 本校では、令和5年度、農業DX教育をスタートします。スマート農業機械の実習の充実等、農業DXにより力を入れていきます。

令和4年度卒業式

 農業大学校は、令和5年3月14日(火)に令和4年度卒業式を挙行し、総合農学科とアグリビジネス科あわせて44人が学び舎を巣立ちました。
 当日は卒業証書を授与し、成績優秀者らを表彰した後、校長から卒業生に向け「これからの農業には時流を読み取る先見性が必要。夢と希望を持ち県の農業を支える人材になってほしい」と激励があり、卒業生を代表して総合農学科の学生が「農業大学校で学んだことを糧にしてそれぞれの道で努力する」と答辞を述べました。
 卒業生は、就農、就職、進学とそれぞれの進路へ分かれますが、皆さんの健闘を祈ります。

愛媛大学農学部・胡柏先生から図書を寄贈いただきました! 

 長年、本校の講師を務めていただいた愛媛大学農学部教授の胡柏(フバイ)先生は、今年度末で愛媛大学を退官されることになっており、長年の教育や研究で御参考にされた600冊を超える貴重な図書を、本校だけにまとめて寄贈していただきました。
 先生は農業経済学、経済政策、経済統計学が御専門で、本校では「農業のグローバル化」の講義を担当していただきました。また、最近出版された「有機農業はどうすれば発展できるか(令和4年12月発行)」も寄贈していただくなど、とてもお世話になった先生です。
 農業大学校では、図書室に胡柏先生のコーナーを作り、学生の皆さんが活用しやすいように整理する予定です。楽しみにしてくださいね。
 胡柏先生、ありがとうございました!

小型移動式クレーン、使えます!

 農業大学校では、総合農学科1年生の希望者6名が小型移動式クレーン技能講習を受講しました。
 3日間のスケジュールで学科及び実技を学びました。実技では、安全確認を交えながら、500kgの重りを揺らさないように障害物を回避させながら運搬するというものです。
 初めての機械操作に四苦八苦しつつも、練習を重ねるうちに、少しずつコツをつかみ、最後に実施した実技試験では全員合格となりました。
 受講修了した皆さん、今回学んだことを忘れず、安全な作業に努めてください。

農林水産研究所研究成果発表会にZoomで参加!

 3月3日、総合農学科1年野菜コース10名は、愛媛県農林水産研究所が開催する研究成果発表会にZoomで参加しました。
 当日は、農林水産研究所の研究員より、「スマートフォンカメラを利用した水稲品種‘ひめの凜’における葉身窒素濃度の測定」や「サトイモ塊茎腐敗に対する省力的な土壌消毒の効果」、「日射比例灌水制御で‘紅い雫’の収量アップを目指す!」等の発表があり、学生は興味深々の様子でした。
 農大では、総合農学科2年になると農林水産研究所班と農大班に分かれてプロジェクト学習を行い、その成果を発表します。学生には、発表の仕方、スライドの見せ方、表やグラフの作り方、成果のまとめ方等、大変参考になったようです。

令和5年度農林水産研究所学生受入説明会を開催!!

 2月24日、総合農学科1年野菜コース13名は、愛媛県農林水産研究所において、来年度の実習に係る受入説明会に参加しました。
 農大では2年になると、農林水産研究所班と農大班に分かれ、それぞれ研究課題を持って、実習(プロジェクト学習)を行い、卒業論文を作成します。
 今回、農林水産研究所の各部室長及び主任研究員より、「研究所の概要」や「県内で問題となっている病害虫対策」、「水稲新品種‘ひめの凛’の良食味安定栽培の確立」、「複合環境制御による果菜類の高品質多収技術」、「サトイモ大規模省力生産技術の開発」、「スマート農業機械導入に関する試験研究・調査」等の取り組み内容について説明を頂き、学生は皆、熱心に視聴していました。
 それぞれ、どのような研究課題に取り組むのか楽しみです。

実践!!「鳥獣害対策」

 狩猟免許を取得しているアグリビジネス科1年生の学生とともに、校内でイノシシの捕獲に取り組みました。
 11月から罠を仕掛けはじめて2月までの約3か月。3頭の捕獲に成功しました!
 出没情報をもとに設置場所を検討し、けもの道の状況を踏まえくくり罠を仕掛け、センサーカメラで出没状況を共有しながら、エサの場所や罠の管理を実施しました。そしてその様子は、他のアグリビジネス科1年生と2年生にも共有し、実践している雰囲気を味わってもらいました。
 また、総合農学科1年生に対し、自分たちの狩猟活動を紹介するという時間も設け、若いハンター確保に向けた取り組みも行いました。
 学生にも講師として話してもらうという形は、聴講した学生にも印象に残ったのではないかと思います。

アグリビジネス講座「特産品開発講座」

 令和5年2月16日(木)、伊予市文化交流センターで特産品開発講座を開催し、伊予地区生活研究協議会員など12人が参加して地域特産のはだか麦を使った加工について学びました。
 当日は、(株)フードスタイルの近藤路子先生から参鶏湯風もち麦リゾットなどはだか麦を使ったレシピ5品の指導を頂き、参加した会員が試作、試食しました。はだか麦は伊予地域の代表的な農産物ですが、食べ方のバリエーションが少ないため、あまり普段の食事に取り入れられていません。生活研究協議会員がはだか麦の利用法を理解することで消費拡大を目指すため、講座を開催しました。
 参加した会員からは、「地域特産のはだか麦をおいしく取り入れる方法がわかり勉強になった」と前向きの意見が多く聞かれました。

農大卒業生の園地で校外実習を実施!!(総合農学科1年生)

 総合農学科1年生果樹コースは、2月16日に釣島の農業大学校卒業生の園地で、露地せとかの収穫作業を行いました。
 風が強く寒い日でしたが、せとかの圃場は南向きの段畑で風も当たらず暖かい園地で、学生たちは収穫に汗を流しました。農大の先輩から、経営状況やせとか栽培のポイント(防除や摘果など)を教えてもらうなど、学生にとって参考になりました。
 島しょ部で行う実習は、海が見える景色で最高でした。
 今後も農大卒業生の園地で、定期的に校外実習を実施予定です。

経営改善計画は実践することが重要

 6月17日からスタートした農業革新挑戦塾が、2月17日の経営計画発表会をもって、全13回の講座を修了しました。
 我が家の経営を再点検し、マーケティングや労務管理、財務管理のほか、IT活用、GAP、SDGsなどの講義、グループワークを重ね、5年後の経営計画を策定。当日は、13分の発表時間の中で、従業員や組合役員、家族などに向けたプレゼンを行いました。
 新技術の導入や新しいブランドの創出、効率的な働き方、新たな販路の開拓など、いろんな視点で経営改善計画が考えられており、受講生はお互いの計画に興味津々でした。
 その後の閉講式では、受講生6名に修了証書が交付され、受講生からは「仕事を止めて参加するなど苦労はあったが、それ以上のものを得ることができた」「自分が作る作物以外の人との交流が非常に新鮮だった」などの感想が寄せられました。
 経営改善計画は作成することが目的ではなく、実践することが重要です。受講生の皆さん、今回作成した経営改善計画をもとに、今後のさらなる飛躍・ご活躍を期待しております。

「農業担い手支援塾」の閉講式

 新規就農者や就農が具体化している人を対象とした「農業担い手支援塾」の閉講式を令和5年2月14日に行いました。
 今年の研修では、年間30回の講習(一部コロナで休講)に塾生が熱心に参加し、塾生は15人すべて修了することができました。15人のうち11人が就農し、この講座で学んだことや同期の塾生とのネットワークを生かすそうです。

「えひめ農業入門塾」の閉講式

 将来就農を考えている人等を対象にした「えひめ農業入門塾」の閉講式を令和5年2月12日に行いました。
 今年の研修では、塾生は40人のうち29人が修了することができました。また、意見発表では、会社員の受講生が主なため、すぐに就農する人は少ないものの、この講座を通して、将来農業をしたい気持ちが強くなった等の感想が多く聞かれ、今後も就農を支援していきます。

果樹研究センターの実習説明会に参加!!(果樹コース)

 総合農学科果樹コース1年生16人は、2月14日果樹研究センターの実習説明会に参加しました。
 農大では、果樹の学びをより深めるために、2年生から果樹研究センター班と農大班に分かれて専門実習を行います。果樹研究センターには、愛媛48号(紅プリンセス)や甘平の裂果対策を学べる柑橘班、キウイの育種や花粉生産、ブドウ、カキの栽培を学べる落葉班、ドローン防除や輸出検疫、カンキツの貯蔵病害について学べる病害班、施設28号で被害が増えているミカンキイロアザミウマ防除技術や重要害虫の防除対策を学べる虫害班の4研究室があります。学生たちは真剣に研究員の話を聞いていました。
 農大生活も折り返し地点に差し掛かり、学生は将来の夢に向かって、さらに高度な技術を学んでいきます。

地域の安全な農作業のお手本に!農業機械士養成研修

 農業大学校では、社会人を対象に「農業機械士養成研修」を実施しており、今年度は18名が受講しました。
 1月10日から4日間、農業機械の構造や機能、点検整備、効率利用、農作業安全などを学び、その後、1月20日から2グループに分かれ、運転免許センターで大型特殊自動車(農耕車限定)運転免許の取得研修を行いました。
 大特免許の取得にあたっては、永年染みついた運転の癖を矯正すべく、試験コースを徹底的に走り、安全確認や基本に即した走り方を練習し、無事に全員合格となりました。
 研修で学んだ基本を忘れず、安全な運転・作業に努めるとともに、地域の安全な農作業のお手本として活躍されることを期待しています。

全国プロジェクト発表会で特別賞、優良賞を受賞

 2月7、8日に東京都で開催された「全国農業大学校等プロジェクト発表会」に中四国代表としてアグリビジネス科2年(研究課程)と総合農学科2年(養成課程)の学生がそれぞれ出場しました。
 本校からの全国大会出場は、近年になく久々となりましたが、参加した学生はプロジェクト活動で取り組んだ成果を発表しました。
 審査の結果、研究課程の部では「カラマンダリンの果皮障害(水腐れ)軽減技術の開発」を発表したアグリビジネス科の学生が「特別賞」を、また、養成部門の部では「カキ(太天)における脱渋の違いが果実品質に及ぼす影響」を発表した総合農学科の学生が「優良賞」を受賞しました。
 さらに、意見交換会では「農業の関りについて〜5年後と20年後の自分の姿〜」をテーマに意見交換を行い、日頃の考えや農業のへ思いなどを話し合いました。
 受賞した学生は、「全国の色々なプロジェクト発表を聴いて参考になった。全国各地の学生と交流できて楽しかった。とても有意義な大会だった。」と話していました。

アーク溶接特別教育を受講しました

 農業大学校では、総合農学科1年生ほか30名の希望者がアーク溶接特別教育を受講しました。アーク溶接は電気溶接とも言われ、空気中の放電現象を利用して金属同士をつなぎ合わせるものです。
 家庭用電源で使える機械もあり、DIYや農機具、施設の補修のほか、製造業や建設業など幅広く利用されています。
 今回は、3日間のスケジュールでアーク溶接に関する知識や作業方法、関係法令等の学科とアーク溶接装置の取扱い及び作業の方法に関する実技を学びました。実技では、最初のアークの発生に手こずりながら、真っすぐ均一なビード(溶接痕)を目指し、真剣なまなざし(マスクで見えませんが)で取り組んでいました。

ガス溶接技能講習、真剣受講中

 農業大学校では、総合農学科1、2年生の希望者8名がガス溶接技能講習を受講し、2日間のスケジュールで学科(ガス、設備、法令)及び実技を学びました。可燃性ガス(アセチレンガス)を扱うため、爆発の危険を伴うことから、受講生たちは講師の話に真剣に耳を傾けていました。また、実技では器具の安全な取り扱いを学び、実際にガス切断機で鉄板を切断するなど、体験をしました。
 短い実技時間だったため、安全な取り扱い方法を学ぶだけになりましたが、将来は経験を積んで腕を磨き、初心を忘れず安全な作業に努めてほしいところです。

農大野菜班、冬の実習!

 現在、農大野菜班では、ホウレンソウの収穫・調整作業を行っています。
 収穫は、できるだけ葉を折らないよう丁寧に行い、その後、水洗い、1束200gになるよう調整し、結束、箱詰めの順に作業を進めます。
 このホウレンソウは、学生たちが、施肥、畝立て、播種、間引き、追肥、病害虫防除等の栽培管理を行い育てたものです。
 学生たちは、栽培技術を身に付けようと、寒さに負けずに一生懸命頑張っています!

令和5年産に向けての実習を開始!!(果樹コース)

 総合農学科果樹コースは、令和5年産の高品質生産に向けて実習を進めています。
 今年は農大でも久しぶりに降雪があり、寒い冬となっていますが、雪の中で太天柿の剪定実習を行い、次作の準備を始めました。
 また柑橘では、今春に愛媛県のオリジナル新品種「愛媛果試第48号」の苗木を植栽する予定園地において、老木樹の伐採と抜根をユンボと人力で行いました。学生たちは寒い冬をものともせず、厳寒期の実習に励んでいます。
 48号は3年後に直売市でも販売予定です。ご期待ください。

※愛媛果試第48号は、紅まどんな(愛媛果試第28号)×甘平の交配品種で、商品名「紅プリンセス」で販売される予定です。

農大野菜班、現在白ネギ収穫中!

 現在、農大野菜班では、昨年5月に定植した白ネギ(品種:夏の宝山)の収穫・調整作業を行っています。
 収穫は、白ネギを傷つけないようスコップを使って丁寧に掘り起こし、調整作業は、葉が3枚残るよう皮をむき、根を切ります。その後、階級ごとに選別、結束、箱詰めして市場に出荷します。
 学生たちは、寒さに負けず頑張っています!

春の足音が聞こえてきました

 暦のうえではもうすぐ立春ですが、寒さも本格的となり農業実習もつらい毎日となっています。
 そんな寒さの中で、学生がガラス温室横の排水路でカエルの卵を見つけました。毎年この時期になると同じ場所で見るのですが、こんな寒い中で親を見たことはありません。きっと産卵した後は再び冬眠したのでしょうけど、どんなカエルか見てみたい気もします。
 さて、温室の中ではデルフィニウム「さくらひめ」の走り咲きが見られるようになり、春の足音が聞こえてきました。
 そして、この花を植えた2年生が旅立つ時も、一歩一歩近づいていることを教えてくれます。

スマート農業に取り組む農業法人の経営を学ぶ!

 1月24日(火)、総合農学科1年は、香川県善通寺市でスマート農業技術を活用した葉ネギの栽培に取り組む(株)尾野農園において、視察研修を行いました。
 当日は、農園の概要や葉ネギの周年栽培に係るトラクターの自動直進操舵システム、ドローンセンシングによる生育把握・追肥作業、計画出荷支援システム、収穫機を用いた収穫作業の省力化等について説明いただいた後、栽培圃場の様子も視察させていただきました。学生達は、実際にスマート農業に取り組む現場を見て、興味津々でした。
 尾野農園の皆さん、視察対応していただき、ありがとうございました。

ボードゲームで鳥獣害対策を学ぶ

 鳥獣害対策は「攻め」「守り」「地域体制づくり」の3本柱が重要で、それぞれが協力することで、より高い効果が得られます。このボードゲームでは、そのことを体感することができます。
 イノシシ役、ハンター役はそれぞれ1人ずつ。残り2~4人が住民役となり最大6人でプレイするこのゲームでは、住民役が多いほど住民が勝ち、少ないほどイノシシが勝つ確率が高いです。
 アグリビジネス科1年生と2年生の8人がゲームに挑戦。4人ずつでのゲームは、ほぼイノシシ勝利!最後の1回は最大の6人でゲームに挑戦。しかもイノシシ役は立候補。
 結果は…なんとイノシシ勝利となりました!
 現実では生き延び賢くなるイノシシは強敵ですが、思わず拍手が出てしまいました。

総合農学科1年生果樹コース「植物育種」の課業の様子

 総合農学科1年生果樹コース「植物育種」の授業で、柑橘類の食味調査をしました。
 今が旬の9種類の柑橘の外観や食味から、自分が将来栽培してみたい品種を3つ選びます。学生は将来就農したい地域に適性があるか、栽培が難しいか等を講師に確認しながら品種を選んでいました。
 本校で栽培していない初めて見る品種が多く、色や香り、房の形状等それぞれに特徴があり、農大版「みかん祭り」の様でした。

愛媛農大生のプロジェクト活動、中国四国ブロック代表に決定!全国大会へ出場します!!

 1月18日、香川県において「中国四国ブロック農業大学校等プロジェクト発表会」が開催されました。
 本校より、養成課程部門に総合農学科の学生2名が出場するとともに、研究課程にアグリビジネス科の学生1名が出場し、日頃取り組んできたプロジェクト活動の成果について、発表を行いました。
 審査の結果、養成課程部門で、『カキ「太天」の脱渋方法の違いが果実品質に及ぼす影響』について発表した総合農学科の学生が、なんと『優秀賞』に選ばれ、中国四国ブロック代表となり、2月7日に東京で開催される全国大会に出場することになりました。
 また、アグリビジネス科の学生も、研究課程部門の中国四国ブロックの代表として、全国大会で発表します。
 プロジェクト発表会では、愛媛農大からは久々の全国大会出場です。
 代表の学生の皆さん、精一杯、頑張ってください!!

農業大学校施設改修報告1

 年も明けて、寒さも本格的になってきましたが、12月から工事を行ってきた入浴施設の改修が12月20日に完成しました。
 今回の工事により天井や床などが新しくなり、換気能力がパワーアップされました。
 寒い時期の工事期間中寮生は不便でしたが、これからはキレイで、清潔感ある施設で温まり、ゆっくりと癒されてもらったらと思います。

暗闇に浮かび上がる温室

 夜のとばりが下りるころ、学校に光で輝く温室が暗闇に浮かび上がります。
 この温室の正体は、デルフィニウムを栽培する専用ハウスです。
 11月に植えたデルフィニウムではこの時期、日照時間が不足するため夕方の3時間程度、電気を照らして栽培します。
 おかげで、かなり成長しており2月には花が咲く予定ですが、この花が咲くと2年生の学校生活もあとわずかとなるため、少し寂しい気持ちになります。

イチゴ「紅い雫」の栽培実習!

 農大野菜班では、農林水産研究所が育成したイチゴ「紅い雫」の栽培に取り組んでいます。
 紅い雫は、「あまおとめ」と「紅ほっぺ」を交配させた品種で、糖度が高く、酸味もある濃厚な味が特長で、日々、学生たちは葉かき等の栽培管理や収穫・パック詰め等の作業を行っています。
 ミツバチも受粉作業に忙しそうです。

プロジェクト発表会について

 1月12日~13日、総合農学科2年生とアグリビジネス科2年生のプロジェクト発表会を開催しました。
 プロジェクト発表とは、自ら考え実践したプロジェクト学習において、その成果とこれからの展望を発表するものです。
 一つとして同じテーマはなく、しかもハイレベルな研究内容が盛り込まれていて、みんんなの成長する力のスゴさを実感できる発表でした。(拍手)
 今回の発表会で総合農学科の上位2名とアグリビジネス科1名は、中国四国ブロック農業大学校等プロジェクト発表会で発表します。

熟年農業者養成講座で視察実施

 定年退職者等に対して農業の知識や技術の習得を目指す熟年農業者養成講座は、令和5年1月12日(木)に9回目の講座として松山市北条地区の農林水産研究所とイチゴ観光農園を視察しました。
 農林水産研究所では、研究の概要のほか県独自品種のサトイモ「愛媛農試V2号」について説明を受け、塾生からはその経済性や栽培のポイントについて多くの質問を投げかけていました。イチゴ観光農園「イチゴファーム北条」では、園主の安田豊氏から就農して10年になるイチゴ観光農園の開始からの心構えやこれから取り組みたい夢を聞き、大いに刺激を受けた様子でした。

総合農学科2年生「スマート農業」の課題の様子

 総合農学科2年生「スマート農業」(講師:ヤンマーアグリジャパン株式会社中四国支社)の授業では、「ヤンマーのスマート農業について」の講義と直進アシストトラクターの実技講習を受講しました。
 あいにく昨日までの雨で圃場による操縦は出来ませんでしたが、両手を離して直進できる直進アシストトラクターの操縦体験を行い、学生からは「ボタン一つで操作が出来るので簡単!」と好評でした。

伊方町柑橘サミットに参加しました

 12月7日、伊方町で開催された「第2回柑橘サミット」に総合農学科1年の果樹実習班14人が参加しました。
 午前中は、「伊方サービス(株)」圃場において、温州みかんの収穫作業をとおして、町青年農業者協議会員4人(農業大学校OB)と交流しました。
 また、午後からは「瀬戸アグリトピア」に移動し、町地域おこし協力隊の伊勢典昭隊員による鳥獣害対策の現状や対策の講義の他、実際に柵ワイヤーメッシュの設置実習を行いました。
 学生は、現場での農家との交流や鳥獣害の実態に触れ、少しは、日ごろの講義へも興味を深めるものと思います。

農業実践力養成講座「鳥獣害対策」

 アグリビジネス科1年と2年が履修する「農業実践力養成講座」の中に鳥獣害対策を学ぶ講義があります。愛媛県で農業生産をするうえで、必須のスキルと言っても過言ではないくらいです。
 11月の講義では、座学で対策の基礎知識を学ぶとともに、校内でイノシシが出没している場所に出向いて捕獲について学びました。
 捕獲について指導協力してくれたのは、罠免許を取得しているアグリビジネス科の学生2名!実際に自分の罠を仕掛けました。
 すると、罠を仕掛けて12日目、30キロ弱のイノシシの捕獲に見事成功しました!!
 残念ながら夕方に捕獲を確認したため、他の学生がその様子を見学することができませんでした。次の講義予定は来年1月。再度捕獲にチャレンジしているところです。

校内球技大会を開催しました!

 11月17日(木)、伊予市しおさい公園において、校内球技大会を開催しました。
 本大会は、学生自治会が主体となって、年2回(春・秋)企画しているものですが、今年度は、春の大会が雨天により中止となったため、秋の大会は、校外の広い会場で盛大に開催することにしました。
 今回の競技は、軟式野球、バスケットボール、卓球の3種目。どの競技とも、熱戦が繰り広げられました。
 スポーツを通して、学生同士や職員との交流が図られたとともに、学校生活の思い出に残る一日となりました。
 校内球技大会の様子は、こちらからも確認できます。

えひめ・まつやま産業まつり2022に出展しました

 県内最大級の産業の祭典「えひめ・まつやま産業まつり2022」が開催され、27日の日曜日に本校も出展しました。
 11月下旬とは思えないほどの天候に恵まれ、会場を訪れた大勢の来場者の方々に本校農産物をご購入いただくことができました。
 参加した学生たちは、農大直売市や収穫祭とは全く違った大規模イベントでの販売を体験し、「ブースで足を止めてもらう」「商品に興味を持ってもらう」にはどうすれば効果的かを学ぶ機会になったと思います。

ハンター養成塾の様子

 狩猟免許取得を目指す学生が、県の農産園芸課主催のハンター養成塾に参加し、愛媛県猟友会西条市部イノハン会からイノシシの解体見学や、狩猟、わな猟のポイント等について指導を受けました。
 今後は、狩猟免許取得を目指します。頑張れ!

4サイクルガソリンエンジンの分解・組立演習

 農業大学校では、総合農学科2年の授業の一環で、4サイクルガソリンエンジンの分解・組立の演習を行っています。本演習では、実際にエンジンの分解作業を通じて、講義で学んだエンジンの構造を確認します。普段は触ることのないピストンやコンロッド、カムシャフトまで分解し、その後元の状態に組み上げていきます。工具や測定器具を適切に使用し、またバルブクリアランス(0.12mm)の調整などを行い、最後にエンジンがかかれば終了となります。
 今回、4~5人のグループに分かれ、一日かけて分解・組立てを行い、最後には無事エンジン始動となりました。講師の先生には、長持ちさせる使い方や無駄な出費を抑える管理方法なども学び、非常に中身の濃い一日となりました。

フォークリフト運転技能講習を行っています

 農業大学校では、資格取得を希望する学生を対象にフォークリフト運転技能講習を行っています。
 今年度は10月6日からスタートし、学科2日間、実技4日間のスケジュールで資格取得に励んでいます。8名ずつ4班に分かれて実技講習を行っており、始業点検や走行運転、荷役作業など日々練習。コースに設置したコンテナにぶつけないよう、周囲に注意を払いながら、安全でスムーズな作業を目指します。
 試験の前日には放課後、照明をつけて補講練習も実施。17日には第1班、21日には第2班の実技試験があり、練習の甲斐あって全員合格となりました。
 今後は第3班、第4班が実技講習、試験に挑みます。雨にも負けず、風にも負けず、寒さにも耐え、全員が資格取得できることを期待しています。

農業大学校のパワースポット!? ~その5~ 運動場でサクラが咲いていました!

 気持ちのいい小春日和のお昼に運動場を散歩してみました。
 ふと樹木を見上げると、サクラが咲いているではありませんか!あまり花の数は多くありませんが、白とピンクで八重の花を同一の樹につけています。品種名はわかりませんが、調べてみると秋冬に咲くサクラは結構あるようです。
 運動場の片隅で地味に咲いているサクラに見上げながら、このサクラを植えたのは何年前の学生かな? なぜこのサクラを選んで植えたのだろう、などと考えるのも楽しいものですね。

3年ぶりの収穫祭開催

 気持ちの良い秋晴れの下、新型コロナウイルスの影響で中止していた収穫祭を3年ぶりに開催することができました。
 在学生はもちろん、職員も経験者が少ない状況ではありましたが、みんなで協力して準備に取り組みました。
 規模縮小・時間短縮での開催でしたが、たくさんのお客様にご来場いただくことができました。ありがとうございました!
 毎週水曜日には直売市を開催していますので、こちらにもご来場いただけると嬉しいです。
 収穫祭の様子はこちらからも確認できます。

保育園児がサツマイモの収穫体験!

 11月10日(木)、農業大学校学生自治会は、伊台保育園の園児21名を招き、野菜ほ場において、6月17日に園児らが定植したサツマイモの収穫体験を開催しました。
 当日は、学生自治会(総合農学科1年)から10名が参加し、園児へサツマイモの収穫方法を丁寧に教えながら、とても和やかな雰囲気で行われました。
 園児からは「来年もイモ堀りしたい!」、学生からは「園児たちとふれあえてとても心が癒された」等といった声が聞かれました。

ソラマメの植付け実習

 農大野菜班では、11月9~10日の2日間、ソラマメ(陵西一寸)の植付け実習を行いました。
 ソラマメは、学生が10月18日に種まき(250ポット)し、育苗管理したもので、みんな真剣な顔つきで植付け作業をしていました。
 今後は、除けつや支柱立て、誘引等の管理作業等に取り組み、来年5月に収穫する予定です。

「えひめ農業担い手支援塾果樹コース」の受講生が先進地視察を実施

 令和4年10月25日に新規就農者や就農が具体化している人を対象とした「えひめ農業担い手支援塾果樹コースの受講生」が先進地視察を実施しました。
 みかん産地の八幡浜市真穴地区の黒田みかん農園(株)のICTの活用・マルドリ栽培や、西宇和スマート農業推進協議会でのかんきつのAI選果機、アシストスーツ着用体験等の視察・体験を行いました。
 先進農家や技術に触れることで、経営力アップに向けて、より意欲の向上が図れました。

収穫祭で「フルーツサンド」が食べられる?!

 アグリビジネス科1,2年の学生6名は、「農畜物加工学」という課業で、食品の特性や加工の基礎を学んでいます。そこで、今回、学生たちは、11月3日に予定している収穫祭で、自分たちも何か加工品を販売してみようということになり、松山市でフードトレンドクリエーターとしてご活躍されている「やのくにこ」先生をお招きし、本校で収穫したブドウや梨を使って、魅力ある加工品づくりに向けた提案と技術指導をしていただきました。
 今回の実習では、やの先生より、フルーツサンド、手作り乾しブドウを使ったカップケーキ、梨の焼肉のたれ等を提案していただきましたが、今年の収穫祭では、アグリビジネス科の2年生が学生バザーで「農大産フルーツサンド」を臨時販売する予定です。お楽しみに~!!

県内の地域づくりの事例について学びました!

 アグリビジネス科1,2年の学生7名は、「地域づくり論(講師:松岡秀子先生」等の講義の一環として、柑橘地帯における地域づくりの実践活動について学ぶため、(企)髙野地フルーツクラブ(八幡浜市髙野地)に事例調査へ行きました。
 当日は、髙野地フルーツクラブの清水さんや地域おこし協力隊の田川さんより、法人設立の経緯や閉校した学校をアルバイターの宿舎や加工場に整備した取組み、マーマレード大会への参加について等の話をお聞きし、学生たちは、地域が一体となって、魅力ある地域づくりに取り組んでいる様子にとても感銘を受けました。
 また、髙野地フルーツクラブのマーマレード大会で第1回大会から金賞受賞を続ける商品レベルの高さに感動しました。

収穫祭に向けて、学生が一丸となって準備中

 11月3日(木)に開催する収穫祭に向けて、学生が一丸となって準備中です。
 ご来場いただく皆様に楽しくお買い物して頂けるよう、看板を作成しています。
 道路からもPRしていますので、是非ご来場ください。

農業大学校のパワースポット!? ~その4~ 花き現場教室の隣にある 「キンモクセイ」 

 この季節になると、どこからか甘いかおりが漂ってきます。農大にも花きの現場教室の隣に大きなキンモクセイ(金木犀)がありますね。今年も見事な花をいっぱい咲かせてくれています。樹高が7~8mはあろうかと思われるこのキンモクセイ。いつもは、秋祭りの頃に咲くのですが、今年はちょっと遅れたのでしょうか。10月17日現在、満開の見頃を迎えています。
 キンモクセイの花言葉は「謙遜」「気高い人」「真実」。そのほかにも「初恋」「誘惑」「陶酔」という花言葉も存在するそうです。
 また、キンモクセイの香りの成分には、リラックス、ストレス解消効果やダイエット効果もあるとか!?花の下で思いっきり深呼吸してみたくなりますね。

「ひめの凜」の収穫

 6月13日に田植えを行った「ひめの凜」を、10月12日に収穫しました。
 総合農学科1年生農産園芸コースの学生がコンバイン(2条刈)で、作業を行いました。
 「ひめの凜」は令和2年に県奨励品種となった新しい品種で、米粒が大きく、良食味でしっかりとした噛みごたえがある等の特徴があります。
 コンバインでの収穫作業が初めての学生が多く、最初は操作に戸惑いながら作業を行い、また、一部は鎌で手刈りを行いながら収穫を行いました。
 今後、籾摺り、精米等の作業を行い、11月中旬には直売市等で販売を行うこととなっています。

卒業アルバム用の実習写真を撮影しました!

 果樹コース2年生及びアグリビジネス科2年の卒業アルバムに使用する実習風景の様子を本校のアルバムを制作してもらっている会社のプロカメラマンに撮影をしていただきました。
 学生の皆さんの真剣に実習に取り組む姿や笑顔あふれる写真等、とてもいい写真がとれました。
 卒業まであと半年。この仲間で実習等ができるのも、時間が限られてきました。
 試験研究機関や農大等で、今学べることをしっかり学んで、巣立ってくださいね。

四国地区農学連スポーツ大会(香川大会)で愛媛農大生が大活躍!!

 10月5日(水)、香川県観音寺市の観音寺市総合運動公園において、令和4年度四国地区農学連スポーツ大会香川大会が開催されました。
 この大会は、四国4県の農業大学校が集い、軟式野球、バレーボール、バドミントン、卓球の4種目のスポーツを通じて、相互の理解と親睦を深めることを目的に毎年開催しているものですが、近年はコロナ禍で中止が続き、3年ぶりの開催となりました。
 大会では、愛媛農大生は、日頃の練習の成果を十分発揮し、熱戦を繰り広げ、軟式野球で優勝、卓球で優勝・準優勝、バレーボールで準優勝という輝かしい成績をおさめました。
 学生たちは、練習や試合等を通じて、より一層の仲間意識を強めたとともに、他の農業大学校生とも交流を深めることができ、とても充実した大会となったようです。
 参加した学生の皆さん、お疲れ様でした!!
 活躍の様子はこちらからも確認できます。

パパイヤ収穫(花きコース)

 5月に苗を植えたパパイヤを、ついに収穫する日がやってきました。
 植えるのが遅かったためか思っていたよりも樹は高くならず、2回の台風にも耐えて9月末日に収穫しました。
 収穫した実は、樹ごとに形も大きさもバラバラで、本来の姿がわからない学生にとっては、どれが正解なのか首をひねりながらの収穫作業となりました。
 収穫は10月末まで随時実施される見込みですが、収穫物をどう調理するか、それが問題です。

カキ(太天)、愛媛果試第28号の管理作業が大詰めを迎えています!!

 果樹コースの学生23人(総合農学科1年生15人と2年生農大班8人)は、成熟期が近づいてきたカキ(太天)の樹上脱渋や、愛媛果試第28号の枝つり作業に汗を流しています。
 太天は11月、愛媛果試第28号は12月に農大直売市で販売予定ですので、ぜひお越しください。

施設園芸先進地視察研修(久万高原町)へ行ってきました

 9月26(月)、総合農学科2年農産園芸コース、アグリビジネス科(1、2年)の24名が、久万高原町内3か所の視察研修に行ってきました。
 まず、1か所めはJA松山市のトマト・ピーマンの選果場で、各品目担当の営農指導員から、部会の概要や選果作業の流れの説明があり、学生は選果場内を順路に沿って歩きながら階級や等級等の自動選別の状況等を観察していました。
 2か所目の久万農業公園では、農業の担い手育成と農村資源を活用した地域振興について説明を受けました。トマトの研修園地では、ほ場内の管理がきちんとできており、生育がそろっていることに感心していました。
 最後は、久万高原農業指導班技術普及グループの実証ほ場の見学です。地域主要品目の技術課題を解決するため、技術普及グループが取り組んでいるトマトの品種比較や微小害虫の侵入抑制効果のある資材の検討など、各種実証試験の内容の説明を受けました。また、トマトの新品種の試食もさせてもらいました。
 学生達は、今回の研修で担い手育成に取組む関係機関の役割や、生産から出荷までのJAの取組、現場の技術課題など様々なことを学ぶよい機会になったと思います。

農業分野の将来は…やってみないと分からない!

 総合農学科とアグリビジネス科の1年生を対象に、県内で活躍している若い実践者たちの事例を学び、意見交換をする場を設けました。
 今回事例を発表いただいた方々は、「発想力」「創造力」「行動力」「実践力」を発揮し、これからの活動も期待される方々です。意見交換の時間には多くの学生から質問があり、「自分たちも良い刺激になった」と言ってもらえたのは嬉しかったです。
 「やっていることは異なっていても、“即行動する”ことは同じだったので、大事なことだと気づいた。」という学生の感想がありました。この講義をきっかけに、自分がやりたいことをしっかりと考え、卒業後の進路につなげていってもらいたいです。

農大産ブドウを使って加工実習

 アグリビジネス科2年生4名は、本校の外部講師である武田秀敏先生より、本校で収穫したブドウの活用法とその加工技術について、2日間指導していただきました。
 今回、使用したブドウの品種はピオーネで、まずはブドウジャムを作り、その後、そのジャムを活用して、ジャムパン、あんぱん、ダックワースの3種類の加工品を試作しました。今回のジャムは、なるべく廃棄するものを少なくということで、皮まですべて使い切り。ジャムにしておくと、色々使えることを実感しました。

畜産実習、頑張っています!

 総合農学科畜産コースの学生は、本校には家畜がいないため、1年次より分校(畜産研究センター・養鶏研究所)に出向き、酪農・肉牛・養豚・養鶏に関する飼養管理技術や理論を学ぶとともに、実習についても、分校(畜産研究センター・養鶏研究所)の方で行います。
 畜産研究センターで、酪農班で実習をしている学生の様子を紹介します!

大特免許、取ったぞー!!

 農業大学校では、6月に引き続き、9月に大型特殊自動車(農耕車限定)運転免許の取得研修を行いました。
 今回は、総合農学科2年及びアグリビジネス科1年の希望者9名が研修を受講しました。4(5)日間、試験コースを徹底的に走りこみ、安全確認や基本に即した走り方を練習しました。試験は2日に分けて実施され、全員合格となりました。
 今年度は、前回の研修と合わせて28名の学生が免許取得となりました。研修で学んだ基本を忘れず、安全な運転・作業に努めてください。

パンジー・ビオラの鉢上げシーズン到来

 暑い日が続きますが、お彼岸も近づき朝晩は秋を感じる季節になりました。
 さて、本校の花き班では一年で最も忙しい「パンジー、ビオラ」の鉢上げシーズンを迎えています。
 鉢上げとは、1か月前に種を蒔き、育った苗をポットに植える作業で、今年は2万ポットの鉢上げに取り組み、暑い中がんばっています。
 鉢上げしたパンジーとビオラは11月3日に開催される予定の「収穫祭」で販売する予定で、生徒たちは3年ぶりに直接販売できることを楽しみにしながら、1本1本鉢上げしています。

学生更衣室がきれいになりました

 学生用更衣室が修繕され、ロッカーも新調されました。
 昭和48年、本校が伊台に移転して以来、約50年間使い続けていた更衣室ですが、この度、天心会(学生の父母等による保護者会)および同窓会の皆さんのご協力により、見違えるようにきれいになり、学生たちが、やる気満々で実習等の準備ができるようになりました。
 天心会および同窓会の会員の皆様、大変ありがとうございました。
 また、学生諸君には、後輩の学生たちが、いつまでも気持ちよく使えるよう丁寧に扱ってもらいたいと思います。

あきたこまちの収穫

 6月10日に田植えを行った「あきたこまち」を、9月14日に収穫しました。
 総合農学科1年生農産園芸コースの学生がコンバイン(2条刈)で、作業を行いました。
 ほとんどの学生が、コンバインによる収穫作業が初めてで、最初は操作に戸惑っていましたが、徐々に慣れて収穫を終えることができました。
 今後、籾摺り、精米等の作業を行い、10月上旬には直売市等で販売を行うこととなっています。

アグリビジネス科~農業経営者養成コース~ 研究機機関等実習

 アグリビジネス科の学生は、生の農業経営を身近に感じながら学ぶ農業法人でのインターン実習の他に、より高度な技術習得を目的に試験場等での実習も行います。
 今回の実習は、果樹研究センター病理昆虫室でのドローン防除の試験です。
 薬液の付着状況を確認するための感水紙の準備や設置・回収までの一連の作業を行いました。
 暑い時期の防除は、ただでさえ精神的につらい作業に加え、ここ近年の猛暑が追い打ちをかけていますが、ドローンでの散布時間はあっと言う間!
 散布ムラ等課題もありますが、持続可能な農業経営のために早期の実用化が望まれます。

才能の開花!?

 総合農学科1年生は、情報処理Ⅰでワード・エクセルの基本操作等を学びます。
 テストが終わった後の空き時間に「エクセルアート」に挑戦しました。
 「エクセルアート」とは、エクセルのマス目を利用し図案を描くものです。
 今年度も、学生それぞれの個性が光る作品が出来上がりました!

夏秋まき野菜の播種作業!

 9月1日、農大野菜班では、夏秋まき野菜の播種作業を実施しました。
 当日は、総合農学科1年生が128穴のセルトレイにキャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、レタスの種子を順次播種しました。
 今後は、発芽率を確認することとしており、学生が播いた種がどのくらい発芽するか楽しみです。

農業用ドローンの操作体験実習!

 8月25日、総合農学科1、2年、アグリビジネス科2年を対象に農業用ドローンの操作体験実習を開催しました。
 当日は、機体、周辺環境の安全確認、プロポ(送信機)の安全確認・操作方法の講習を行った後、実際に学生がドローンを操作しました。
 学生たちは皆真剣な顔つきでドローンを前後左右に操作していました。
 スマート農業が進む中、貴重な体験ができたと思います。

農業大学校のパワースポット!? ~その3~ 「金龍桜」

 農大が管理する東野園地のなかに、「金龍桜(きんりゅうざくら)」と呼ばれる桜があります。
 金龍桜は、もともとは大阪府にある金龍寺に植えられていましたが、松山藩主・松平定行の弟の桑名城主松平定綱が、桑名松平家菩提寺の照源寺(三重県桑名市)へ分植したそうです。照源寺の桜は昭和9年に国の天然記念物に指定されましたが、昭和34年の伊勢湾台風の被害を受け枯れてしまいました(国の天然記念物の指定は取消)。
 東野園地は、元愛媛県知事久松定武氏邸跡であり、昭和45年に松平家の末裔(まつえい)である久松氏が照源寺の枯れた原木の脇から出ていたひこばえを譲り受けて植えたものだそうです。
 一つの枝に一重と八重の花をつける珍しい桜の品種だとか。じっくり観察したいですね。

「ひめの凜」が出穂期を迎える

 6月13日に田植えを行った「ひめの凜」が8月29日出穂期(しゅっすいき)を迎えました。
 「ひめの凜」は令和2年に県奨励品種になった新品種で、農業大学校では今年から栽培を始めました。
 このまま順調に生育すれば10月10日頃には収穫を迎え、11月上旬から直売等で販売を行う予定です。
 ※出穂期とは、ほ場の半分程度の茎が出穂した時期です。

農大産桃を使って加工に挑戦!!

 いつもは、ほ場等で農業生産技術や知識を学ぶ果樹コースの9名の女子学生たち。今日は、本校でとれた桃を使って、みんなで加工に挑戦しました。
 まずは、桃のコンポート班、ジャム班、ドライフルーツ班に分かれて作業をし、午後からは、桃のコンポートを使ってシャーベット、焼き菓子等を作りました。いつもとは違う実習に、女子学生たちは、何だかとても楽しそうでした。収穫祭でも、何か販売してみたいという声も。学生の皆さんの若いアイデアを期待していますよ!!
 今回、みんなで作ったジャムは、瓶詰め加工をしたので、まもなく迎える夏休みに実家におみやげに持って帰ると話をする学生もいました。
 また色々なことにチャレンジしてみましょう!!

スーパーサマータイム導入(花きコース)

 連日、熱中症警戒アラートが発表される中、学生たちは暑さと闘いながら実習に励んでいます。こうした中で、とある学生は考えました。「涼しい午前中に実習を済ませれば、こんな暑い思いをしなくても良いのではないか。」
 というわけで、ハウスの中での作業が多い花班では、1,2年生が揃って1日実習がある日を「スーパーサマータイム」として、朝5時から実習をはじめて、正午までに6時間の実習を完了させる取り組み行っています。
 取り組んでみると、暑さによる体への負担が少なくなるうえ、暑さによる花の傷みも少なく、作業効率が良くなることから、学生たちにも好評です。
 当初は寝坊による遅刻が心配されましたが、始めてみると寮生たちは協力しあって起床しており、午後の自由時間が増えることから、早起きはそれほど苦にはなっていないようです。

MG(マネジメントゲーム)第4期決算結果!

 7月から始まった全4回の「特別活動(MG研修)」(アグリビジネス科)。8月1日、最後の第4回目の講義が行われました。
 ゲームは時間が設定されているため、スピーディーに進みます。そのためか、記帳がおろそかになり、決算で手間取る学生もちらほら・・・。それでも参加した学生全員が最終決算を終えることができました。
 その結果、参加した9人のうち当初自己資本を上回ったのは5人でした。その中で一番の利益を出した会社は「BKBカンパニー」でした。おめでとう!!
 このゲームは、経営プランを自分で決定して進めていくため、「どこがどうだったのか」を振り返る学生の姿も。今回の講義が、より「経営」を理解することにつながったと感じました。

来春に向けた準備がはじまりました

 校内ではいろんな種類のセミが鳴き、夏真っ盛りの8月となりましたが、そんな中で花のハウスでは、もう来春に向けた準備がはじまりました。
 写真の機械はその姿が某蒸気機関車のキャラクターに似てることから学生からは、「トー〇ス」の愛称で呼ばれている土壌消毒機です。秋から春に咲くデルフィニウムの栽培がスタートしますが、その前に、土に潜む病原菌や雑草の種子を蒸気の熱で消毒しているところです。
 学生たちは40度近いハウスの中できれいな花を咲かせるために、トー〇スとともに滴る汗をぬぐいながら頑張っています。

Carica papaya

 花ハウスの横にひっそりと植えられていた謎の木が、7月以降スクスクと大きくなり、ついに花を咲かせました。この木の傍らには「Carica papaya」の名札が・・・。そうパパイヤです。
 管理している者によると、5月に苗を植えて、10月にグリーンパパイヤとして収穫して食べることを夢見ているそうですが・・・なぜ花の畑にあるのかは謎です。

「あきたこまち」の出穂が始まる

 6月10日に田植えを行った「あきたこまち」が、8月1日に出穂(しゅっすい)が始まりました。
 今年は、最も短い梅雨期間やその後の降雨などがありましたが、病害虫の発生もなく順調に生育しています。
 このまま生育が進めば、9月15日頃には収穫期を迎えることとなります。収穫した米は直売市などで販売する予定であり、今から収穫が楽しみです。

総合農学科2年生「農業政策と農業組織」

 総合農学科2年生「農業政策と農業組織」の講義の様子が、中国四国農政局のホームページのフォトレポートに掲載されました。
 この機会にぜひご覧ください。
▶中国四国農政局のホームページ(外部リンク)
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/ehime/photo/photo-r4.html#s220715_1
※「農業政策と農業組織」は、行政(国、県)や農業組織(JA、共済組合)の役割を知るため、それぞれの団体から講師を招いて行う講義です。

新採農業職職員が農業機械研修を実施

 農業大学校において、今年4月に県農業職職員に採用された11人を対象に、農業機械の実演研修を行いました。
 実演した農業機械は、「ラジコン草刈機」、「刈払機」、「トラクター」、「ドローン」で、農業大学校職員がそれぞれの構造や特徴に加え、作業上の注意点などを説明した後、操作・作業体験を行ってもらいました。
 当日は、猛暑の中、緊張しながらも慎重に機械を操作していました。
 今後も初心を忘れず安全第一に現場活動に努めてほしいと思います。

小型車両系建設機械特別教育の実施

 近年、農業現場でもバックホウ(ショベルローダ)も使われるようになっています。特に果樹農家では、園内道の整備や樹木の伐根などに重宝しています。農業大学校では、これらの機械を安全に使用するための特別教育を行いました。
 初日に学科をたっぷり学び、2班に分かれてホイールローダとバックホウを使って始業点検や走行操作、作業操作に関する実技を行いました。基本的な操作方法しか体験できませんでしたが、上達するには実践あるのみ。今回学んだことを肝に銘じ、安全作業に努めていきます。

MG(マネジメントゲーム)に挑戦

 アグリビジネス科1年生と2年生は、合同で講義を受けることが多いです。7月20日から始まった「特別活動(必修)」もその1つです。
 楽しみながら経営・会計について学ぶことのできるツール「MG(マネジメントゲーム)」を使って、それぞれが社長となり経営(ゲーム)を行うという講義です。
 第1回目の講義では、各自が会社名を考え社長に就任し、全員が同じ条件で経営・記帳の練習をしました。第2回目からは各自が経営戦略に従ってゲームをし、自己資本の最大化を目指します。
 さて、どの会社が一番利益を出すでしょうか?

溝切り作業の実施

 7月6日、総合農学科1年生(農産園芸コース)が、今年から作付けを開始した「ひめの凜」の水田で溝切り作業を行いました。
 溝切りは、溝切機を使用して、8~10条ごとに深さ10cm程度の溝を作る作業です。
 溝切りを行い、排水溝につなげることで、水の出し入れや中干しを助け、有害なガスを抜くことで根の健全化を図ることができます。
 溝切り作業は全員初めての作業で、ぬかるんだ水田に足を取られながら作業を行っていました。

二チノーオンライン勉強会に学生2人が参加

 7月14日、本校の学生2人が、二チノー(日本農薬株式会社)が主催する勉強会にオンラインで参加しました。
 この勉強会はニチノー奨学金制度の一環として、全国の農業大学校のうち9校のなかから成績が特に優秀な学生に対して行われたものです。当日は、農薬やスマート農業に関する講義が行われ、出席した2人は熱心にお話を聞いていました。

2年生が卒論プロジェクトを始動!!(総合農学科2年生)

 総合農学科2年生果樹コース19名は、それぞれが興味のあるテーマに沿って卒論プロジェクトを始めました。
 農大班8名は、「温州みかんの高品質生産」、「温州みかんのベトナム輸出への取り組み」、「シャインマスカットの粒売りに有利な大粒生産の方法」、「グローバルGAP更新における問題点」、「太天のマルチ栽培による着色促進」、「露地栽培の愛媛果試第28号における果皮障害の発生が少ない袋掛けの方法」、「施設愛媛果試第28号におけるカルシウム剤散布が果皮障害の軽減に及ぼす影響」について取り組んでいます。プロジェクトの内容は、年明けの発表会で報告予定です。

農業大学校のパワースポット!?~その2~ 校庭の池に住むカメ

 校庭の池にカメがいますが、気づいていましたか?天気の良い日は石の上に乗って甲羅干しをしているのを見かけます。歴代の副校長先生が、カメに毎日エサをあげているそうです。
 いつ・誰がカメを連れてきたのかわかりませんが、現在はいろんな種類の8匹のカメが住んでいます。カメの寿命は、平均で30~50年とか・・・。
 私たちの誰よりも長く農大のことを見続けているのかもしれませんね。

農業大学校のパワースポット!? ~その1~ 「耕者愛郷」 

 農大の寮東側の道を果樹研究センターへ向かっていく途中に、石碑があるのを御存じですか?
 「耕者愛郷(耕すものは郷土を愛する)」と、当時の知事が揮毫(きごう)されており、農業による地域の発展を願い、地区を上げてこの地に農業大学校を誘致した東山地区開発委員会が昭和50年9月に建立したものです。
 大切な土地を手放した103名もの土地所有者や耕作者の御理解と御協力、そして「農業への愛」により、今、私たちはこの地で農業を学べているのですね。

保育園児がサツマイモの植え付け体験!

 農業大学校学生自治会は6月17日(金)、伊台保育園の園児23名を招き、野菜ほ場においてサツマイモの植え付け体験を開催しました。
 当日は、学生自治会(総合農学科2年)から10名が参加し、園児へサツマイモの植え方を丁寧に教えながら120本の苗を植え付けました。今後、収穫までの栽培管理は学生自治会が行います。
 11月の収穫が楽しみです!

本年度の農業革新挑戦塾(全13回)をスタート

 農業大学校では、6月17日から本年度の農業革新挑戦塾(全13回)をスタートしました。
 「農業革新挑戦塾」は、経営改善を図り成長したいと考えている農業者を対象に、革新的な経営改善計画の作成を行うものです。今年度は7経営体8名が参加し、マーケティングや労務管理、財務管理のほか、IT活用、GAP、SDGsなどの講義、グループワークを重ね、自らの経営を点検・見直しし、5年後のあるべき姿を目指す経営計画を策定します。
 初日は開講式の後、(株)マルブンの眞鍋社長に「経営を継続的に発展させるための経営者としての在り方」と題して講演をいただきました。午後はメイン講師の岡本陽先生が経営計画の意義や作成スケジュールなどを説明するとともに、本塾の修了生が当時作成した経営計画とその後の状況を発表し、受講生らと質疑応答を交わしました。その後、2班にグループ分けし、自己紹介の後、「価値観ババ抜き」などを行い、経営計画作成に向けてスタートしました。
 受講生の皆さん、この1年、我が家の経営にしっかり向き合い、2月17日の経営計画発表に向けて頑張っていきましょう!

田植えの実施

 6月10日と13日に総合農学科1年生(農産園芸コース)が田植えを行いました。
 交代で田植機に乗り、次の乗る学生に操作方法を教えていました。
 これまでに手植えで田植えを行ったことはあっても、田植機に乗るのは今回が初めての学生が多く、まっすぐに植えることの難しさを痛感していました。

大特運転免許、取るぞー!

 農業大学校では、希望する学生を対象に大型特殊自動車(農耕車限定)運転免許の取得研修を行っています。今年度は5月下旬から校内練習を開始し、基本的な操作方法や乗降の仕方、方向転換の仕方などを講習。9~10名ごとに班を組み、運転免許センターでトラクターを持ち込み実技試験に向けた走行練習を行ってます。
 自動車学校で学んだことを思い出しつつ、道路交通法に即した走り方、安全確認などを徹底的に反復練習し、本番の試験を迎えます。
 1班の受講生は10名は全員イッパツで合格し、新しい免許証が交付されました。現在、2班の9名が合格を目指して猛練習中です。
 また、9月には2年生の希望者ほかが免許取得に挑む予定です。

令和4年度えひめ農業入門塾が開講しました

 令和4年6月5日に将来就農を考えている人等を対象にした「えひめ農業入門塾」を開講しました。
 今年の塾生は40人で、初回は36人が受講し、野菜コース19人と果樹コース17人に分かれ、野菜コースでは、エダマメ、スイートコーンの播種作業ののち、野菜栽培の基礎について学び、果樹コースではカキの摘果作業を行った後、果樹栽培の基礎について学びました。
 これから塾生は年間10回の研修を通して、農業の基礎的な知識や栽培技術の習得を目指します。

令和4年度熟年農業者養成講座が開講しました

 令和4年6月2日に農地のある定年退職者等を対象にした「熟年農業者養成講座」を開講しました。
 今年の塾生は10人で、初回は9人が受講し、野菜栽培の講義の後、実習でエダマメ、スイートコーンの播種を行いました。
 これから塾生は年間10回の研修を通して、専門的な農業(主に野菜)の知識、技術の習得を目指します。

令和4年度えひめ農業担い手支援塾が開講しました

 令和4年5月31日に新規就農者や就農が具体化している人を対象とした「えひめ農業担い手支援塾」が開講しました。
 今年度塾生は16人で、初回は「就農支援制度について」の講義の後、野菜コース10人はエダマメ、スイートコーンの播種、果樹コース6人はモモの摘果と袋掛けの実習を行いました。
 これから塾生は年間30回の研修を通して、就農に向けて農業の実践的な知識や栽培技術の習得を目指します。

スマート農業から見えるミライ

 5月27日に愛媛県の農林水産研究所で最先端のスマート農業機械を見せてもらいました。
 農業大学校で農業機械のレッスンをしていますが、操作のコツをつかむには時間がかかっていて、中でも田植え作業には熟練の技が必要です。
 しかしどうでしょう、最先端の田植え機は、衛星からの電波を受けて自分の正確な位置を測り、水田内を自動走行でまっすぐ走っていくんですね。
 実際に、生まれて初めて田植えをする研究女子が搭乗していましたが、美しいほどまっすぐ! 手動走行でも田植えをしましたが、右に左にその差は歴然です。
 しかも、普通は手で散布している「肥料」、「虫や病気を防ぐ薬」、「雑草を防ぐ薬」を、田植えをしながら3つ同時に自動でまくんです。適量をピンポイントでまくため、環境にも優しい。ついでにコスト的にも優しい。すご~ぃの一言でした。
 スマート農業の「スマート」は「かしこい」という意味だそうです。しかし、限りなくまっすぐにそろった苗を見ていると、「すらりとしておしゃれ」という意味もあてはまる気がしました。
 農業は進化し続けています。そのスピードは考えているよりはるかに速く、既に農業に新しい時代がやって来ているんですね。
※ヤンマーの皆さん、愛媛県農林水産研究所の皆さん、ありがとうございました。驚きの技術の連続でした。

先進農家研修開始(農産園芸コース)

 総合農学科2年のうち農産園芸コースを選択している15名は、5月25日から先進農家研修を実施するため県内8カ所の農家および法人に向かいました。
 北宇和郡鬼北町でイチゴを栽培する赤松拓也さん宅で研修を実施する2名は到着後、赤松夫妻、鬼北町関係者等出席のもと受入れ式が開催されました。その後、赤松さんから実習計画や宿泊施設について説明を受けて、午後からは早速研修をスタートさせました。
 農産園芸コースによる先進農家研修は、新型コロナの影響で昨年度中止されたことから2年ぶりの実施で、前期研修は6月3日まで実施され後期研修は9月に実施される予定です。

総合農学科2年生「スマート農業」

 総合農学科2年生「スマート農業」(講師:愛媛大学農学部大上博基教授)の授業では、リモートセンシング技術を活用した作物の栽培管理について学びます。
 授業では、本校の野菜圃場をNDVI(植生指数)と熱画像カメラを搭載した2台のドローンで作物の生育状況の診断をしました。

ブドウの房整形、キウイの授粉が進んでいます!!(総合農学科1、2年生果樹コース)

 果樹コースの学生23人(総合農学科1年生15人と2年生農大班8人)は、5月に入りブドウ(シャインマスカット、ピオーネ等)の房整形やキウイフルーツの授粉に汗を流しています。
 ブドウは9月、キウイは11月に農大の直売市で販売しますので、ぜひお越しください。

夏野菜(果菜類)の定植作業!

 5月20日、農大野菜班では、露地のキュウリ、ナス、ピーマンの定植作業を実施しました。
 当日は、総合農学科2年生を中心に、あらかじめシルバーマルチを被覆しておいた畝の上に、アーチパイプやキュウリネットを設置した後、定植、かん水作業を行いました。
 収穫した野菜は農大市でも販売しますので、是非、ご賞味ください!

水稲の播種作業

 5月20日、総合農学科1年の野菜コース15名の学生が、水稲の播種作業を行いました。
 品種は、「あきたこまち」と令和2年に県奨励品種となった「ひめの凜」の2品種、80箱を播種しました。作業は今回1回限りの作業のため、とても貴重な作業を行うことができました。
 今後、6月10日頃には田植えを行う予定です。

救急処置等について学びました

 5月16日、総合農学科1年生35名が、日本赤十字社愛媛県支部の職員を講師に、災害対応や心肺蘇生、AEDを用いた救急法について学びました。
 農業大学校では、寮で共同生活をしている学生も多く、また実習時間等も多いことから、万が一の時に、お互いが協力しながら、速やかに、適切な処置ができるように、毎年開催しています。
 今回の講座・実習を通じて、みんなで救急処置等の手順を再確認することができました。

県内の6次産業化事例について学びました

 5月12日、総合農学科2年、アグリビジネス科2年の学生が「6次起業論(講師:松岡秀子先生)」等の講義の一環として、鬼北町でイチゴの生産販売、観光農園等に取り組む株式会社あかまつ農園を訪問し、事例調査を行いました。
 当日は、代表取締役の赤松拓也さんより、法人設立の経緯や栽培のこだわり、販売戦略等、色々な話を聞くことができました。
 赤松さんは、ハウス内の温度や湿度、二酸化炭素濃度など栽培環境のデータをとり数値化するだけでなく、東京の老舗果物店パーラーや県内洋菓子店等への販売、養殖魚の餌として熟れすぎいちごの活用、サイクリスト向けのゲストハウスの開業等、色々なことに挑戦をされていて、学生たちはとてもいい刺激を受けたようです。 
 最後に、学生たちは、あかまつ農園さんのイチゴの観光農園で、いちご狩りを体験させてもらい、レッドパール、あまおとめ、紅い雫、紅ほっぺの4品種の食べ比べを堪能しました。

農業法人との就職マッチング

 5月11日に農業大学校において、本校学生と県内農業法人との就職マッチングを開催しました。
 今回が11回目の開催となり、過去最多、17社の農業法人に出席いただきました。
 まず、各社から6分間の持ち時間で事業概要や求める人材像などをわかりやすく説明していただいた後、後半は、10分間の個別相談を3回実施しました。学生は、それぞれ関心を持った法人ブースを訪問し、各社の担当者からより詳細な話を真剣に聞き、興味を深めていました。
 これをきっかけとして、今後も気になる法人と連絡をとって、見学等を進めたいと話す学生もおり、就職に向けて積極的に活動してほしいところです。

畜産1日実習を行いました

 5月10日、総合農学科1年生35名が、本校の分校でもある畜産研究センター(西予市野村町)において、畜産1日実習を行いました。当日は、畜産研究センターの職員より畜産の概要等について学ぶとともに、午後からは、実際に畜舎等の現地見学をさせてもらいました。
 学生たちは、まもなく専攻コースを選択します。今後、畜産を専攻した学生は、畜産研究センター(西予市野村町)及び養鶏研究所(西条市)で、実習・課業をお世話になります。

果樹研究センターでの実習開始(総合農学科2年果樹コース)

 総合農学科2年生の実習は、卒業論文に係る調査・研究がメインになりますので、希望に応じて試験研究機関と農大に分かれて実習することになります。
 果樹コースは11人の学生が、隣接する果樹研究センターで実習を始めます。農大では経験できない高度で、かつ新しい技術手法等も学んできてください。

果樹コースで実習を開始!!(総合農学科1,2年生)

 総合農学科2年生果樹コースは、4月18日に東野の圃場で接ぎ木実習を行いました。せとかを中間台木に用いて甘平を接ぎ木しました。どれぐらい成功しているか来月が楽しみです。
 1年生は、4月25日~東野の圃場で草刈り実習が始まりました。
 草刈り機を初めて使う人や使い慣れている人など様々ですが、草刈り作業は果樹の基本なので、習得できるよう頑張ってもらいたいです。

アグリビジネス科~農業経営者養成コース~ オーダーメードカリキュラム

 令和4年度からリニューアルしたアグリビジネス科は、必修科目以外の講義は選択制となっており、必要単位数以上であれば、自分が学びたい講義を受講できます。
 インターン実習や講義がない時間もあるので、その時間は就農準備やスキルアップの時間として使っています。
 ある学生は、インターン実習先での農業機械操作のために、空き時間を使ってトラクタ練習をしていました。良い天気で良かったですね。

農林水産研究所での実習がスタート!(農産園芸コース)

 4月21日(木)、農林水産研究所において、農大生実習受入式が開催されました。
 今年度お世話になる学生は、総合農学科2年生7人、アグリビジネス科2年生1人の合計8人です。式では、農林水産研究所長をはじめとする研究所の皆様から温かいお言葉を頂いた後、各学生より自己紹介を行いました。
 式後は、所内やほ場を案内いただいた後、病理昆虫室、作物育種栽培室、野菜育種栽培室に分かれて実習がスタートしました。
 学生の皆さん、目的意識をもって実習やプロジェクト活動に励んでください!

刈払機取扱作業者安全衛生教育講習を実施

 刈払機は農業現場で最も普及している農業機械ですが、最もケガの多い機械でもあります。
 農業大学校では、校内実習や北海道実習などで使用頻度の高い刈払機を安全に使用するため、総合農学科1年を対象に安全衛生教育講習を行いました。講義終了後は体育館に移動し、保護メガネや膝あてなどの安全装備の確認、緊急時の着脱方法や実機を使ってエンジンの始動方法や刈刃の交換を体験し、安全な草刈作業について理解を深めました。
 また、後日、実習時間において実際の草刈作業をするなかで、今回学んだ内容を復習し、今後の安全な草刈作業に役立てていきます。

新たなアグリビジネス科のインターン実習開始

 令和4年度にリニューアルした新たな「アグリビジネス科(1年制)」は、本校と協定を締結した農業法人での実習が中心となります。
 年間を通じた実習で、実践力や経営感覚を備えた農業者を養成することを目的としており、先日7名全員の実習受入が完了しました。
 目的意識をもって実習に臨み、学校や研究機関での実習では得られないたくさんのことを学んでほしいと思います。

放課後のひとこま

 春の旬の食べ物といえば、「タケノコ」。おいしい季節となりました。
 そこで、放課後、女子学生有志たちで、本校の敷地内でタケノコ掘りに挑戦! 初めてタケノコを掘ったという学生も多く、みんなでわきあいあいと楽しみました。
 収穫後は、とれたてのタケノコを大きな鍋でゆがき、週末には「タケノコごはん」等を作って、みんなで美味しくいただいたようです。
 また、ある日の放課後には、イタドリを収穫し、加工をしている姿も見かけました。
 皆さん、農大ライフを楽しんでください!!

学生自治会、新体制がスタートしました!!

 4月13日、令和4年度学生自治会総会を開催し、令和4年度の活動がスタートしました。
 まだまだ、新型コロナウイルスの影響を受けることも多いと思いますが、感染防止対策をしっかり行いながら、皆さんが楽しい学校生活を送れるように、大塚会長を中心に新役員の皆さん、企画・運営をよろしくお願いします。
 また、総会終了後には、各クラブの紹介を行いました。学生の皆さん、仲間と共にスポーツを楽しんでください。

農業大学校天心会新たな体制でスタート

 4月12日(火)、入学式終了後、ご家族で構成する天心会の総会及び理事会を開催しました。
 新たに総合農学科34人、アグリビジネス科7人、計41人の新入生のご家族を会員に迎え、総合農学科2年理事10人、1年理事8人から、会長および副会長3人、監事2人を選任していただき、今年度の新体制をスタートさせました。
 本会は、新型コロナウイルス感染防止対策を踏まえた上で、学校生活や行事の円滑な推進を、側面的に応援してきます。

令和4年度入学式を行いました

 当校では、入学式を4月12日(火)に開催し、新たに総合農学科34人とアグリビジネス科7人の計41人を新入生として迎え入れました。
 今後、総合農学科の学生は2年、アグリビジネス科は1年を農業大学校で学び、次代のえひめ農業の担い手となることが期待されています。

トマトの接ぎ木実習

 農大野菜班では、4月7~8日の2日間、トマトの接ぎ木実習を行いました。
 今回は、穂木に「優美」・「ホーム桃太郎」、台木に「フリーキック」を使用し、呼び接ぎや接木チューブを使って接ぎ木しました。学生たちは、失敗しないよう真剣に取り組んでいました。
 接ぎ木した苗は、育苗ハウスへ移して養生し、呼び接ぎした苗は1週間後に穂木の切り離しを実施する予定にしました。
 上手く接ぎ木ができているか楽しみです。

令和4年度スタートです

 本日から令和4年度が始まります。卒業生も新たなスタートを切ったことと思います。
 本校の桜は今満開です。入学式までは…ちょっと厳しいと思います。他にもあちこちで花が咲き、次の段階に進む準備が着々と進んでいることを実感しています。
 本校も新たな体制となり、新入生を迎える準備を整えています。新入生・在校生の皆さん、元気な笑顔に出会えることを楽しみにしています。