施設園芸先進地視察研修(久万高原町)へ行ってきました

 9月26(月)、総合農学科2年農産園芸コース、アグリビジネス科(1、2年)の24名が、久万高原町内3か所の視察研修に行ってきました。
 まず、1か所めはJA松山市のトマト・ピーマンの選果場で、各品目担当の営農指導員から、部会の概要や選果作業の流れの説明があり、学生は選果場内を順路に沿って歩きながら階級や等級等の自動選別の状況等を観察していました。
 2か所目の久万農業公園では、農業の担い手育成と農村資源を活用した地域振興について説明を受けました。トマトの研修園地では、ほ場内の管理がきちんとできており、生育がそろっていることに感心していました。
 最後は、久万高原農業指導班技術普及グループの実証ほ場の見学です。地域主要品目の技術課題を解決するため、技術普及グループが取り組んでいるトマトの品種比較や微小害虫の侵入抑制効果のある資材の検討など、各種実証試験の内容の説明を受けました。また、トマトの新品種の試食もさせてもらいました。
 学生達は、今回の研修で担い手育成に取組む関係機関の役割や、生産から出荷までのJAの取組、現場の技術課題など様々なことを学ぶよい機会になったと思います。

2022年09月30日