4サイクルガソリンエンジンの分解・組立演習

 農業大学校では、総合農学科2年の授業の一環で、4サイクルガソリンエンジンの分解・組立の演習を行っています。本演習では、実際にエンジンの分解作業を通じて、講義で学んだエンジンの構造を確認します。普段は触ることのないピストンやコンロッド、カムシャフトまで分解し、その後元の状態に組み上げていきます。工具や測定器具を適切に使用し、またバルブクリアランス(0.12mm)の調整などを行い、最後にエンジンがかかれば終了となります。
 今回、4,5人のグループに分かれ、1日かけて分解・組立てを行い、最後には無事エンジン始動となりました。講師の先生には、長持ちさせる使い方や無駄な出費を抑える管理方法なども学び、非常に中身の濃い1日となりました。

2022年12月01日