愛媛アルプホルン・クラブ
( 注 アルペンホルンとも言われていますが、正しくはアルプホルンです )
アルプホルンの演奏風景 根曲がり材 自作アルプホルン(キット利用)
自然倍音( 基音Cの場合 )
私達は70年代に当クラブの主宰者が、アルプホルンの素朴で美しい音に魅せられ、独自で活動をしてきましたが、1990年に演奏団体を発足させ、その後現在の名称で、アルプホルンを手作りしその楽器で活動をしているクラブです。
アルプホルンと言う楽器は、木材としてはほとんど利用価値の無い根曲がりの間伐材(写真)特有の形状をそのまま利用した木製の楽器で、心温まる癒し系の音と数本で演奏した時のハーモニーはすばらしく、自然が大変に似合います。
現在は、手作りの物を含め3本を所有し、間伐材の有効利用・環境問題・演奏を通じて人との交流をテーマに少しずつではありますが、演奏活動をしております。
アルプホルンの自作は、根曲がりの間伐材を一から削り出す方法と、キットを利用し自作する方法(写真)があり、キット利用の場合は加工の難しい管の内側を機械で精密加工しており比較的簡単に誰にでも製作が可能となっており、全国各地に数多くの仲間が自分で作った楽器でアルプホルンの演奏を楽しんでおります。
当クラブでは、各イベントへの出張演奏も活動の一環としてやっています。
アルプホルンの音色の魅力と私達の活動を少しでもご理解いただき、皆様が企画されるイベントのお手伝いが出来れば思っております。
2005年に開催された愛知万博“ あい地球博 ”に於ける135本もの手作りアルプホルンでの演奏や、トリノ五輪の開会式でも演奏がありましたので、その美しいハーモニーを聞かれた方もいらっしゃる事でしょう。
アルプホルンは音を変える為のキーやバルブが無い大変にシンプルな楽器なので、出せる音も限られています(
上記 自然倍音のみ
)アマチュアの集団である私達の演奏も未熟で、所有本数も現在のところ市販品も含め3本のためにSolo〜Trioの演奏になります。
演奏時間・場所等の制約もありますが、イベント企画の際には是非一度ご検討いただければと思っております。
県内にはアルプホルンの演奏団体がありませんので、注目を浴びる事は間違い無いでしょう。
クラブメンバーも随時募集しております。前記のように製作も時間をかければ誰にでも自分だけのオリジナルアルプホルンを作る事が出来、演奏も少し練習すれば簡単なアンサンブル曲はすぐに吹けるようになります。興味のある方は何時でもご連絡下さい。