プロフィール&工房設備

1956年  生まれ
1979年  (広島)信和ホビー レザークラフト教室 準講師
       広島県美展 入選
       (福山)はぶ文泉堂 レザークラフト教室 講師
1980年  イタリア 革工芸視察旅行
1981年  (東京)中浜工房<グループあらがわ>
1982年  大田区福祉会館 皮革品製作指導 (成人式用ペントレー5000個製作)
1977年  (松山)クラフトAOKI 
      第35回 愛媛県美展 入選 
1978年 第36回 愛媛県美展 特選
1980年 オフィスYOU
1992年 現在地にてあおき工房
1998年 愛媛新聞社カルチャースクール 革工芸講師
2007年 学校法人河原学園 クラフトデザイン科講師

カバン仕立ての3種の神器と道具

 セイコ-社製TE−6B腕ミシン バッグ機能付き 2代目

 当時クラッチモーターは低速に弱く電動ではなく、足踏みに
 しましたが、現在はサーボ付モーター(自動糸切り付)が主流に
 なっているようです。
 2台目ですが故障も無く元気に活躍中、高級バッグ製作では
 今でも、糸の締まり具合が強いので、2代に渡り使っています。
 足踏み台は製造中止になり、現在は無いようです。

常時使用している道具類
購入時に改良を加え、使用しています。
右上から 革包丁 銀ペン 樫の棒 モデラ ボンド 両面テープ
右下から ハサミ コバ塗り 豆カンナ へり磨き ノギス
5センチ方眼サシ
仕立ての道具です、革包丁は7本、毎日研いでいます一番古い
もので、28年使用しています。黄色は替え刃式ですが、刃が薄く
厚物は切り良いですが、すぐ切れなくなります。


シンガー電動188ミシン直線縫いはきれいです。
内装仕立 合皮 布 ファスナー取り付けなど、重宝な
内装、手紐は楽に縫えます。リッカー足踏みは、小回りが効くので
小さいカーブ縫いに使っています。

革棚です、常時200種類 牛革(ブル、ステアー、キップ、カーフ)
ゴート(ヤギ) シープ ヘビ クロコ
スエード、シープ ラム(スペイン輸入品)などストックしています。
180×90スチール棚 4台合わせて ストックしています。
その他 裏地 芯材 特殊素材など、増えていってます。


セイコウ社の革漉き機26年位使用してますが、ニッピ製が主流で
珍しいそうですが、替え刃は共通のようです。原型はドイツ製で
替え刃もドイツ製が優れているとの事でした。消耗するのは替え刃と
回転砥石で今までで4回換えましたが、どこも故障はありません。
40cm幅なら、べた漉き可能ですが、タンロウ系の皮革はすき跡が
残るので注意が必要です。押え金にテフロンテープを張って使っています。
押え金はいろいろ有り、用途に合わせて作っているようです、最近は
ローラー付きの物も出ています。

JUKI製145上下送りアームミシン(サーボモーター)
5番糸 22番針で5ミリヌメ革もザクザク縫えるミシンです。
バインダー(ラッパ)20ミリ幅前後の革テープの縁巻きも出来ます。
改造して送りがスムーズに行え、アタッチメント事に、張り板 送り歯の交換
が必要です。
総合送りミシンに比べ、小回り(カーブ)が効きますが、送り歯の後が
ヌメ革には、多少残ります。唯一の欠点ですね。

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